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沖縄危機は国連から

2023/08/30

https://www.youtube.com/watch?v=5gVy80K4iGs&t=164s

中国が沖縄を日本から切り取ろうとしている。独立工作に気づいたのは、数年前のシャープを買収したフォックスコンのテリー・ゴウと、中華統一促進党の張安楽が連携していたことからだ。

その中国統一戦線のフロントヤクザである竹聯幇(ちくれんぱん)と呼ばれる台湾最大の暴力団と、沖縄の旭琉會(きょくりゅうかい)に、かなりのリソースを流し、琉球独立運動がその資金で賄われていると、中国サイドから聞こえてきていた。

6月の半ばから、習近平が琉球と中国は関係があったことを学んだと言っている。人民日報が琉球という国は中国の属国であり、日本に滅ぼされたと解説し訴えた。その後に沖縄の玉城デニー知事が、中国の北京に渡り「琉球国墓地遺址」を訪問したという象徴的な出来事があった。

そこでは日本に支配をされて滅ぼされた琉球王国の人たちが、日本の統治に不満を持って中国に逃れ、助けを求めて陳情しながら亡くなったというストーリーが捏造されている。

沖縄の講演で沖縄の方から色々と教えて頂いたのだが、今の沖縄にとっての危機は、琉球民族は日本人ではなく先住民族だったと、中国が推進していることである。

国連が中国を思って琉球民族を推進し、日本は琉球民族という先住民族を認めよと勧告を5回も出していると教えて頂いた。そこまで来ている事を知った。

沖縄の玉城知事が近く起きそうなイベントで、国連演説をする予定だという。国連の人権理事委員会で演説を検討していて、辺野古への移設は人権問題だと言っている。

国連が持ち出した「先住民族の権利に関する国際連合宣言」に批准していると言いたいわけだ。アメリカとイギリスは反対している。アメリカも先住民族がたくさん居るので、これを批准したらとんでもない事になる。だが日本は批准しているのだ。

国連の第30条が一番の問題である。
(1、関連する公共の利益によって正当化されるか、もしくは当該の先住民族による自由な合意または要請のある場合を除いて、先住民族の土地または領域で軍事活動は行われない)

(2、国家は、彼/彼女らの土地や領域を軍事活動で使用する前に、適切な手続き、特に彼/彼女らの代表機関を通じて、当該民族と効果的な協議を行う)

国連が琉球民族を先住民族と認めてしまえば、基地を辺野古に持って行くのが問題になり人権侵害問題になる。そこを中国が狙っているかが懸念される。日本としては、由々しき問題だ。

IT企業の大企業の社長達と中国統一戦線が連携している謎の構造を見ていた矢先に、沖縄でもやはりこのような動きをしている。

トリガーとなる恐れが台湾有事で、日本の自衛隊が介入することにより、中国はそれを理由に沖縄を取りにくるのではないかと心配される。

沖縄の戦後独立運動の流れを見ると、蒋介石が仕掛けた独立運動が、沖縄の独立運動の一部の中にもある。台湾独立運動を頑張る台湾の方々は、どちらかといえば琉球の独立も応援しようというスタンスのようだ。

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