シェアディナー参加
8月の終わりにようやく実際の活動の場に参加した。
本当に短い時間だったのでとても役にたったとは思えないが、感謝の言葉を頂いて今後もっと自分にできることを増やしていきたいと思った。
そして今回改めて思ったこと、考えていることを整理したいと思う。
私が児童福祉の仕事をしてきて、直接支援だけでなく相談支援や連携支援等もっと広く深く環境等にも介入できるような働きがしたいと思うようになった頃、当時の先輩に言われたことがあった。
「本気で福祉をやりたいなら自分や家族より支援者を優先する覚悟はあるの?」...と。
もちろんそんな覚悟なんてなかったし、正直その先輩の考え方にモヤモヤした。
私にとって一番大切なのは家族だ。
その価値観は人によってそれぞれだと思うし、状況によって優先順位が変わることだってあるだろう。先輩とは深く話し合わずこの話は終わった。
そんな、もう何年も前の話なのに、いまだにその先輩の言葉が治りきらないカサブタのように心に残りモヤモヤする時がある。
今回堤さんにミッションを頂いてすぐに支援開催日時を全て手帳とカレンダーに書き込んだ。ワクワクしながらその場にいる自分を想像した。それなのに…実際に実行したのは1か月後だった。。。
家族と過ごす時間をなかなかボランティアにかける時間にシフトすることができなかった。それは家族優先といえば聞こえは良いが、そこまで家族に必要とされる時間ではなかったのにただただ家族が家にいることを理由に自分も家にいた時があった。
定期的にボランティアを開催させている方、積極的にボランティアに参加している方は本当にすごいと思う。
あんなに参加する気満々だったのにいざ当日になると出欠連絡不要なだけに簡単に欠席に流れてしまう自分がいた。
でも家に家族がいなければボランティア(支援)に行っただろう自分がいるのも事実で
ボランティア(支援)と家族どちらを優先するのか?
ではなく、
自分がやりたいことと家族のどちらを優先するのか?
なのだと色々考えながらこのノートを書いていて気づくことができた。
過去の先輩の言葉ももしかしたらそんな自分の曖昧な弱さを問うていたのかもしれない。
家族を言い訳にしない生き方を考えるきっかけに感謝です。