#16 私とチア~Zgirlsになったあと~

こんばんは。Fukaです！
今日はZgirlsについてお話します。
前の#12の記事で私がZgirlsのメンバーになったところまでお話させていただきました。
今ではこんな時しかチャンスがないので、ここぞとばかりに現役時代の楽しそうな自分の写真を載せさせていただきます。笑

このチームに出会って、7年が経ちました。
その間に起きたこと、感じたこと、変わったこと…
本当に書ききれません。

最初はチーム自体ができたばかりだったので、チアももちろん0からのスタート。

小さな会議室で椅子と机を端に寄せて窓に自分たちをうつして練習していた1年目。当然ですがどこに行っても自分たちを知っている人はいませんでしたし、メンバーの中にもチームの中にもバスケのチアについて知っている人はいませんでした。
分からないことだらけでしたが、みんなで振付の担当を分け合い、少しずつ作り上げていった1年目も楽しい思い出がたくさんです。
国内外問わずいろんなチームを見て勉強させていただき、チアリーダー仲間にたくさん話を聞いたりアドバイスをいただいて…。いろいろ試行錯誤しながらZgirlsにしかできないこと、私たちらしさって何だろう？をメンバーと話し合い、ぶつかったり泣いたりしながら少しずつ進んできました。

昔の私を知っている人は分かると思いますが、私がリーダーのような役割を担うことや人前でMCをしていることは信じられないと思いますし、このようなチャレンジを積み重ねるなんて誰も予想していなかったことだと思います。自分でもびっくりですが、東京Zに出会う前の経験が全て活かされて今の私につながっています。

もっと多くの方に応援していただくには？
ホームゲーム会場に来てくださる方だけだとどうしても限られてしまうので、友達onlyでやっていたTwitterも少しずつ動かして、Zgirlsのことや東京Zのことの発信に積極的に取り組みました。その結果SNSを通じて違うチームのブースターの方が会いに来てくださったり、遠方からも励ましの言葉をいただいたり。SNSの力はすごいと感じました。

とにかく挑戦、とにかく前進。
失敗も数えられないくらい経験しました。
山野さんに生意気な意見もたくさん言いました。

ですがどんな時でもZgirlsに関して全てを私に任せてくれたフロントの皆さん。
SNSや会場であたたかい言葉をかけてくださったファンの皆さん。
どんな時もついてきてくれたメンバー達。
周りで支えてくれる全ての方々…

皆様のおかげで充実した現役生活でしたし、人生がガラッと変わりました。
私はたくさんの方に会えるホームゲームがとにかく大好きで、今日はどんな方が来てくださっているのかな、と開場時のお出迎えに出たりコートから客席を見渡すのがいつも楽しみでした。
引退する時にはチームの社員さんがグッズやメモリアルTシャツを企画してくださり、最終戦当日には大きなメッセージボードも作っていただいたり…ファンの方からも持ちきれないほどのアルバムやプレゼント、お花等をいただきました。本当に幸せものです。

なぜ引退を決めたのか。
理由はいくつかありましたが、一番大きかったのは
"このチームを長く続くチームにするためには、私は引退しなければいけない"
ある時ふとそう思いました。Zgirlsをもっと素敵なチアチームにしたいと思えば思うほど、何かを犠牲にしたとしても、私が第一線を退いた方がいいと感じました。私が中にいる限り客観的にメンバーを見てあげられる人はいないですし、できることに限りがでてきてしまいます。

当然のことですが、引退してからの方がパフォーマンスを外から見ることができ、メンバーにはより多くのアドバイスをできるようになりました。同様により高いレベルの要求とプレッシャーも与えてしまうようになりましたが…笑
フロントスタッフとの兼務により、チームの思いやメンバーがどんな風に支えられているのか、様々な学びをメンバーに伝えることもできました。
ベテランメンバーの成長によりルーキーのフォローをしてくれるようになったり、より自分から動いてくれる部分も増え、いつも私を支えてくれています。

そして昨シーズンから発足したZgirlsプラン会員の皆様をはじめ多くの方に応援していただき、Zgirlsは無事に7シーズン目、Zgirls nextは5年目を迎えました。
コロナウイルスの影響により、もしかしたらメンバー数を減らさなければいけないかもしれない。活動すらできないかもしれない。という時期もあり不安でいっぱいでしたが、こうしてチアを存続させてくれたチームとオーディションにトライしてくれた方々に感謝します。

開幕を控えた今、メンバーには日々のレッスンでかなり一気に多くのことを詰め込んでいます。いつもより活動スタートも遅かったのでかなり限られたレッスン回数ですし、例年と違う制限のされたホームゲームが想像できず不安だったり、なぜこんなに次々と課題が出てくるのか…大変に感じているかもしれませんが、メンバー達は必ずこれを乗り越えて、より人を感動させられるようなパフォーマンスができるチアリーダーになれると思います。
チアの経験がないメンバー、まだまだ歴の浅いメンバーも一生懸命に目の前のことに取り組んでいます。
私は大切に彼女達を育ててくださったご両親から、メンバーを、メンバーの人生を預かっています。ここでの経験がこの子達の人生を変える可能性だってある。
余計なお節介だったとしても、私が今まで10年以上活動してきた中で得たこと、もっと前に知りたかったと感じたこと、あの時もっと頑張ればよかったと思うこと…それらをできるだけみんなには伝えたいし、活動する上で感じる悔しさ、うれしさ、もどかしさ…全ての感情を自分を動かす力にプラスに変えて欲しいと思っています。そして人の心を動かすパフォーマンスをしてほしい。メンバーとして合格できた時につかんだ最初のチャンスを、輝く将来につなげてほしいと思っています。

キッズチアスクールの子供達も本当にかわいくて私の原動力。

そんな20-21シーズンメンバー達の初めてのコートでのパフォーマンスがついに明日。
楽しみです✨今出せる全てを出し切ってくれると思います。
みんなの笑顔を見るのは私にとっても心からの幸せ。お楽しみに♫

[9/14更新]【プレシーズンゲーム】9/16 vs 福島ファイヤーボンズ

私自身、また会場で皆様にお会いできるのを楽しみにしています！このような状況ですのでゆっくりお話はできないと思いますが、またみんなで会場でチームの応援をできること、うれしいですね🌐

ということで、引き続きZgirlsが常に進化し続けるチームであれるように、
今シーズンも全力を尽くします！🔥

今日はここまで。
読んでくださってありがとうございます！
Fuka

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