自宅でPCを使った仕事や副業ではどんな仕事があるの?【経験談を語る】
約6年半の在宅ワークで1,440万円以上稼いだ私が、「自宅で仕事をしたい」「在宅ワークが気になる」方々の質問に答えるシリーズ第4弾。
「自宅で仕事をしたい人の質問に答えます!」のテーマで書いた第2弾は↓
第2弾の回答の詳細を、第3弾から書き進めています。書いた記事は第2弾にリンクを貼っているので、興味がある方は上記リンク先よりご覧くださいませ。
さて本日は第4回目。
テーマは「PCを使った自宅での仕事って、実際にはどんな仕事があるの?」についてです。
在宅ワークにしっかり取り組んでいたのは2年前までなので、現時点とは内容が異なる場合がございます。その点をご了承のうえご覧くいただけますように。
自宅での仕事・自宅での副業はPCを使うものが多い
自宅での仕事や副業にチャレンジする場合、PCを触ったことがある方であればPCを使った業務を探すのではないでしょうか?
仕事の受注、納品、報酬の受取りが全てインターネットを介して行われるため、自宅から一歩も出ることなく完結します。
私が自宅で仕事を始めたときも、パソコンを使った仕事を探しました。自宅で仕事を始める少し前にクラウドソーシングというサービスを知り、ごくたまに利用していたこともクラウドソーシングでの仕事探しを選んだ理由の一つです。
因みに自宅で行う仕事の探し方については、第3弾に詳細を書きましたので興味がある方はご覧ください。
この記事では、私が経験した「クラウドワークスでの仕事」を書いていきます。
WEBライター(ウェブライター)
私が最もたくさん受注した仕事で、なおかつクラウドソーシングで稼いだ1,440万円のほとんどを占めるのがWEBライターという仕事です。
WEBライターの仕事は、文字通りWEB上に公開されるサイト内の文章を書くことです。私が体験したWEBライティングの仕事は以下の通りです。
キュレーションサイトのライティング
キュレーションサイトとは、“特定のテーマやジャンルに沿った情報をインターネット上から収集し、整理して提供するWebサイト”(Google AIによる概要)です。
美容やコスメ、健康、アウトドア、ギフトなど、様々なジャンルでたくさんのサイトがあります。
私がウェブライターを始めたころは、まさにキュレーションサイトの全盛期で、キュレーションサイトのライターも常に大量募集されていました。
初心者可であることが多く、書類選考などはなく、応募すれば誰でもとりあえずテストは受けられる状態でした。
企業サイトのライティング
企業のサイトに文章を書く仕事もあります。こちらは大量募集ではなく、1~3名程度の少人数で運営しているイメージがありました。
キュレーションサイトは記事数が多いため、とりあえず書いて書いて書きまくれ!という感じでしたが、企業サイトのライティングは週に1~2本程度じっくり内容を精査して書くという感じでした。
個人ブログのライティング
企業様だけではなく、個人のクライアントさんからも仕事を受注していました。内容は個人ブログのライティングで、クライアントさんが指定したキーワードを文中に〇回以上入れて書く、と言ったものでした。
単発のライティングもある
数は多くはありませんが、単発=タスク(事前にやり取りせず、募集を見ていきなり作業をして納品する)のライティングも受注したことがあります。
クライアントさんとのやり取りをせずにいきなり仕事に取り掛かれるのは良いですが、非承認(納品したものに納得してもらえず、報酬がもらえない)になった場合はダメージが大きいかも。
WEBライターを受注する際に注意したいポイント
WEBライターの仕事に関しては第6弾で詳しく書く予定なので、仕事選びの注意点についてもそちらで記載します。
データ入力は案件が多いけど報酬額が低い
自宅でPCを使った「副業」で始めやすいのはデータ入力です。専門知識は不要で、文字・数字入力ができればOKですし、ノルマが無い場合もあるので初心者でも始めやすいことが魅力。
ただし、誰でもできる分報酬はかなり低めに設定されています。タイピングに自信がある方でも時給100~200円程度ではないでしょうか。そのため仕事ではなく、隙間時間を活用できて、わずかなお小遣が稼げる副業程度に考えておいた方がいいと思います。
王道のレシート・領収書入力
データ入力で大量募集されている案件で最もメジャーなのが、レシートや領収書の入力だと感じています。
専用のシステムを利用し、表示されたレシートや領収書の画像を見て指定のフォーマットに入力します。基本的には頭を使わずにできる単純作業です。
ただし、画像が見にくいと時間がかかることが難点。レシートの印字が薄い、ぶれて二重になっている、写真を撮るときにボケていて見えにくいなどなど。
また、クライアントさんによっては企業の請求書を扱っている場合があり、その場合はマニュアルにない項目があったりとややこしかったです。単純にレシートを入力するのと比較して、かなり時間がかかりました。
イレギュラーな請求書などもやり方を覚えてしまえばスムーズにこなせるのでしょうが、そこまでしても時給100円程度。私はクラウドソーシングとして続けることはできませんでした。
名刺入力は項目が分割されている!
最近はあまり見かけませんが、10年ほど前は名刺入力の案件がとても多かったです。
名刺は個人情報の塊なので、1人の人が1枚をまるごと入力することはありません。それどころか、名前、電話番号、メールアドレスも半分以上に分割されています。
私はデータ入力が趣味なので(ホントなんですよ、これが……)暇なときに「名刺入力でいくら稼げるかテストしてみよう!」とチャレンジしたことがあります。
結果は!!!時給100円程度にしかなりませんでした。90円だったかな?自分で言うのもなんですが、日本語入力のスピードは普通に事務をこなしている方と同じ程度の速度はあると思っています。
1時間で90円なら、アンケートに答えた方が割がいいかもしれません。でも、データ入力が趣味なのでそれなりに楽しかったです。
リサーチ&データ入力は比較的報酬が高め
データ入力だけではなく、ネットを使ったリサーチ&リサーチ結果をスプレッドシートに入力する案件は、データ入力の中でも比較的報酬が高めです。
私は運よく時給制の案件に採用されたことがあるのですが、そちらは時給手取り1,250円でした。
仕事内容は、指定された企業のサイトから必要事項をピックアップしてスプレッドシートに記入するというもの。ほぼコピペでOKの仕事でした。
1ヶ月以上続けたのですが、一度に大人数で作業に取り掛かると仕事が途中でなくなってしまうことや、ひとつの作業をある程度続けて慣れてきたと思った頃に次の作業に移るため覚え直しが必要だったことなどから1度目の契約満了時点で辞めました。
また、これと同じような作業を固定報酬制(あらかじめ作業数と報酬額が決まっている)で行ったことがあります。
その時は時給換算すると400円程度でした。作業自体は好きなのでそれなりに楽しかったですが、一定量が終ると案件も終了してしまいました。
ECサイトの商品登録(未経験)
私が活動していた時代は名刺入力が王道でしたが、現在スキル不要のデータ入力と言えばバイマの商品登録がメインのようです。
私は経験したことが無いのですが、あまりにも募集が多いので経験者の口コミを調べてみました。やはり報酬は低いようで、私が見た口コミの方は時給換算で200円程度だったとのことでした。
データ入力を受注する際に注意したいポイント
報酬が安いと言っても、データ入力は人気の職種です。色んなデータ入力の案件がありますが、もし私がデータ入力の仕事を探すならここに注意するというポイントを挙げてみます。
支払いまでの最低ノルマが多くないか?
架空の仕事「釣り」ではないか?
「1件当たり慣れれば〇分」が事実か?
支払いまでの最低ノルマとは、「1件10円だけど支払いは500件納品後」などのことです。500件納品未満で辞めると、それまでの仕事がタダ働きになります。
注意点の詳細は、長くなるので第5弾の「クラウドソーシングのサイトって怪しくない?」や第7弾の「クラウドワークスでヤバいクライアントさんの経験はある?」で詳しく書く予定です。しばらくお待ちください。
データの入稿や簡単な画像編集
データの入稿は、ライターさんが書いた文章をブログサービスなどに入力(コピペ)したり必要な文字装飾をしたりして体裁を整え、ネット上にアップできる状態にすることです。
カンタンな画像編集は、ブログやYoutubeのアイキャッチをつくったり、SNSの画像を作ったりする仕事があるようです。
私は「ブログサービスへの入稿」作業と、Canvaを使った簡単な画像編集がセットになった案件を受注したことがあります。
いずれもほとんど頭を使わずにできる単純作業だったので楽しかったのですが、報酬はそこまで高くないのが難点です。
入稿や画像編集を受注する際に注意したいポイント
私の経験から、今後そのような仕事を受注する際に注意したいポイントは以下の通りです。
「慣れれば1件〇分」が事実か?
リサーチ業務が含まれていないか?
AIのリライトが含まれていないか?
これらの詳細も、第6弾の記事に詳細を書く予定です。
カンタンなアンケート
クラウドワークスではお仕事だけではなく、簡単に答えられるアンケートも多数あります。
ポイントサイトのアンケートが良くて1件1円、悪いと1件0.5円程度だと思うと、クラウドワークスは最低でも1円以上(にしか設定できない)ので悪くないのかも?と思います。
アンケートを受注する際に注意したいポイント
クラウドワークスのアンケートは、誰でも簡単に取り組める仕事です。ただ、注意点もあるので気を付けてください。
アンケートの名を謳って記事を書かせる案件もある
アンケートで募集しているのにアンケートじゃない場合もある
出金するには1,000円以上稼がなければならないので注意!
クラウドワークスではタスク(単発の仕事)の「作業を開始する」ボタンを押した後に作業を行わなくても問題ありません。
実際サイトにも「※作業を途中で終了しても、実績への影響や発注者に通知が届くことはありませんので、安心して作業を行ってください。」と記載されています。
そのため非公開(作業を開始するボタンを押すまで、アンケートの内容がわからないもの)のアンケートに答える場合、「作業を開始する」ボタンを押してからアンケートの内容をまずザっと見て、金額と内容が見合っているかどうか、短時間で簡単に終えられるかどうかを確認するのがおすすめです。
「あなたの体験を教えてください」というアンケートを装って、自由記述欄が多く、作業を終えて振り返ると記事が1つ出来上がっていたという構成になっているものもあります。金額に納得できれば良いのですが、ひと記事分書いて20円、30円(しかも20%手数料を引かれる)だと本当に割に合いません。
また、クラウドワークスの報酬は、基本的には1000円を超えなければ出金できません。出金にも最低100円の出金手数料が必要です。
10円もらえるアンケートだと(手数料を考慮しない場合でも)、100回回答しなければいけません。また、出金には期限があるので注意が必要です。
コツコツやれば期限内に出金できると思いますが、自分には無理そうと思われる場合はやめておいた方がいいかもしれませんね。
自宅でPCを使った仕事は色々ある
以上が、私がこれまで経験したことがある自宅での仕事・副業です。
PCを使った仕事のメリットは、とにかく自宅で仕事ができること。人付き合いがちょっとニガテな(笑)HSP気質を持つ私にとって、自宅で仕事が完結するのは本当にありがたい。
それ以上に、自分で休みを調節できるのも本当にありがたい。なんといっても、推し活が我が人生ですから。。。(自分で休みが調節できるかどうかは案件によります)
割に合わないとか、怪しい案件もあるとか色々書きましたが、私自身は外で働いていた時よりも本当に楽に仕事ができていました。
運も良かったのか、仕事の時間は減って収入は増えました。何より自分で仕事の日時を決められるのが良かったです(二回目)。
自宅での仕事や副業に興味がある方は、まずは「お試し」程度に始めて見るのもいいかもしれません。なんでも自分で体験してみなければわかりませんから。。。
次回、第5弾は「クラウドソーシングのサイトって怪しくない?」という話を、体験談やWEBで見かけた話からお伝えしたいと思います!
(余談ですが只今「1年間のnote連続更新」にチャレンジ中です。そのため途中全く違う記事を書くと思うので、第5弾は1週間後くらいに書ければいいなと思っています。お待たせしてすみません。)