NON STYLE
NON STYLEという漫才コンビを知っているだろうか。M-12008チャンピオンであり、白いスーツのボケと黒スーツのツッコミが特徴的なコンビである。
私はこの2人のことが好きすぎるためどこにそんなに魅力を感じているのか書きたいと思う。
まずNON STYLEのプロフィールである。白スーツのボケが石田明(敬称略)。ネタを作っているのも彼である。ネタ作りから最近では舞台の脚本や他のコンビのネタまで書いている。舞台出演やドラマ出演も多い。去年からはNSCの講師もしている。休んで欲しい。最近では三姉妹のパパとしての注目のされ方もしており、Amebaブログでその様子を見ることが出来る。黒スーツのツッコミが井上裕介(敬称略)。最近結婚した。おめでとうございます。めちゃくちゃピュアな人。相方が親バカになるのを見ていたからなのか最近家族に迎えたミックス犬のちょこちゃんで親バカを発揮している。これもAmebaブログで見ることが出来るのでぜひ。
この2人の出会いは地元大阪の中学校・高校であり同級生である。コンビ結成は2000年。なぜか中高生人気ランキング上位常連コンビである。理由は誰にも分からない。最初淀川河川敷でネタ合わせをしていたため、コンビ名の候補に石田さんは「淀川ピーナッツ」をあげた(無事却下)。最初のうちは吉本所属ではなくフリーで三ノ宮駅前でストリート漫才をやっていた。そこから吉本のオーディションに受かり、NSCには通っていないがキングコング・スーパーマラドーナ・ダイアン・ピースなどと同期扱いになっている。他事務所であればオードリー・ナイツなどが同期で黄金期とも呼ばれる。石田さんは二人の関係性を社長と下請けと表現しているが、井上さんのことを操り人形・広告塔とも表現している。
私がこの2人を好きになったきっかけは分からないが、ここまで好きになったのは明確に覚えている。井上さんが起こした5.6年前の胃にいい日である。詳しくは調べて欲しい。その事をきっかけにもうネタを見ることが出来ないかもしれないと焦った私は、YouTubeでネタを漁り始めそこから急速に沼に落ちていった。あの時解散しないでくれてありがとう。復帰してくれてありがとう。今はYouTubeに「NON STYLEチャンネル」というネタ動画をあげる公式チャンネルがあるのでぜひ見てほしい。ちなみに胃にいい日の復帰漫才がそのチャンネルでの再生回数1位である。
そんな経緯で好きになったため私はNON STYLEの2人が漫才をしている姿が1番好きである。もちろんネタが面白いのが第1。中堅漫才師・ベテランと言われる年齢に差し掛かったにも関わらず年に40本は新ネタを作っているため、毎年ツアーで新ネタが見れて、YouTubeに上がってる既存ネタでもちょこちょこ作り替えられるなどいつまで経ってもどんなネタが来るのかと楽しませてくれ、全ネタが面白い。また、2人が漫才中にとても楽しそうなのも好きである。胃にいい日以前は井上さんのやる気がないなどで楽しくなかったそうだが、今ではテレビでもアドリブを入れにいくコンビになった。公式チャンネルでネタ動画を見てもらったら1番わかりやすいと思う。NON STYLEはハイスピード漫才というイメージがあるかもしれないが、最近のネタは(歳のせいか)そこまで速くなく、会話形式のネタが増えている。その元は井上さんにLINEで質問したものから作られていたり、実際2人で言い合いしていたものがネタになっている。長々書いたが結論はネタが面白い上に楽しそうでこっちも嬉しい。好。定期的に劇場出番もあるため、ぜひ生でNON STYLEの漫才を見てほしい。
次に好きなのは2人の関係性である。コンビ仲について、石田明「出会った時からずっとちょっと嫌い。」「仲ええで。」井上裕介「別に普通。」と発言するコンビである。この時点で石田さんの発言に首を捻った人も多いと思うがこの発言の通りとしか言えない。コンビ2人でプライベートに会うことも無く、Twitter相互フォローでもないコンビである(井上→石田はフォローしている)。しかし、石田さんは井上さんのツイートをたまに引用リツイートするしブログの内容に触れていたりもする。一方で井上さんが石田さんのツイートを自ら引用リツイートすることはほぼない。なにかがおかしい。私の中での個人的考えとしては、石田さんは井上さんの観察をすることが多いためそのような構造になっているのでは無いかと思う。しかし、関西ローカルの大阪ほんわかテレビ内の冠コーナー、「町村ぶらぶら」ではコンビだけのロケでとても楽しそうな同級生おじさん2人が見れるし、最近では公式チャンネルでのネタ終わりアフタートーク、たまにやる生配信で2人っきりで話す場面が増えそこでもとても楽しそうな同級生おじさん2人が見れる。私はTwitterでこのYouTubeで好きになった人をたくさん見ているので魅力がとても詰まっていると思う。しかし過去にアフタートーク内で「ファンは2人が声合わせて同じことやってるのが好き」などの発言をしている為、手のひらで踊らされているような気もするが好きなので良い。
終わりに
衝動書きの長々した文章にも関わらず読んでくださってありがとうございました。少しでも気になった方はぜひYouTubeのNON STYLEチャンネルへ。
NON STYLEにはファンクラブもある。入れば単独のチケットが取りやすかったり限定コンテンツがあるのでそちらもぜひ。
ご本人の目に届きませんように。
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