福岡ソフトバンクホークス2024年ドラフト1位指名考察
各webメディアにてnote内でも2024年の各球団のドラフト予想盛り上がっております、ファンからすると応援する球団の足りない要素を上げていきどこと競合するからどの選手が良いなど年々考察している方が増え加熱しているように思えます。わたしもその一人であり、ホークスに今必要な選手からポジションから将来から期待で一杯でございます。
今回ドラフト1位の考察を題材に挙げた理由としては、ホークスは12球団で一番ドラフト1位の指名・選手に対して風当たりが強いと感じており誰もが納得する程独自路線すぎると言うか予想しても中々当たらない点や意図が分かりにくいのも事実。
2023年のドラフトを振り返ると武内夏暉投手(西武)、古謝投手(楽天)、常廣投手(広島)など大学生投手が豊作と言われており大学生野手に関しては上田希由翔選手(ロッテ)進藤勇也捕手(日ハム)廣瀬隆太選手(福岡)など話題に挙がっておりましたね。
残念ながら我がホークスは本命であり相思相愛と言われていた武内投手を外してしまい、大阪桐蔭のエース前田投手を獲得しました。武内投手がホークスにいたら結果論ですが今シーズン100勝いっていたのではないでしょうか?将来性も踏まえ前田投手の野球へのスタンスはここ最近のドラフト1位の中で非常に納得いく結果となりました。(個人的見解)
まず考察の前にこれまでのドラフト一位の選手を振り返っていきたいと思います。
第59回ドラフト2023:前田悠伍投手(大阪桐蔭)
第58回ドラフト2022:イヒネ・イツア選手(誉:ほまれ)
第57回ドラフト2021:風間球打投手(ノースアジア大学明桜)
第56回ドラフト2020:井上朋也選手(花咲徳栄)
第55回ドラフト2019:佐藤直樹選手(JR西日本)
第54回ドラフト2018:甲斐野央投手(東洋大学)
第53回ドラフト2017:吉住晴斗投手(鶴岡東)
第52回ドラフト2016:田中正義投手(創価大学)
2016年は5球団競合の末田中正義投手を獲得、2017年は清宮選手(日ハム)・安田選手(ロッテ)・馬場投手(阪神➡巨人)の外れ×3より吉住投手を獲得、2018年は小園選手(広島)・辰己選手(楽天)を外したのち甲斐野投手を指名、2019年は東邦の石川選手(中日)を3球団競合の末外し社会人の佐藤直樹選手を獲得。2020年は佐藤輝明選手(阪神)を外し井上選手を獲得。2021年は風間球打投手を一本釣りに成功、2022年もイヒネ選手を一本釣り獲得。
まとめるとメディアにて度々非難が多いものの、意外にミーハーというか各年代注目選手を指名しており欲している選手とポジションや年代など加味した指名となっている様子。東京六大学をはじめ東都から関西大学リーグ界隈も網羅しており、過去8年振り返ると高校性5名・社会人1名・大学生2名といきなり活躍し脚光を浴びる選手は少ないはず。
これらのドラフト指名プロセスを見ているとやはり大学生偏重のドラフトにならざるおえない中、競合しすぎると大きく思惑と異なる結果になるが故に将来性に長けた選手を指名するのは当然だと言えるでしょう。
結果的には運とまとめると面白くないが、各球団の予想を踏まえプランBやCが重要になると考察します。今年で言えば金丸投手は非常に魅力的な投手で、中村投手も然り競合してでも指名したい投手。そんな中各年代や役割を担う直近の世代の戦力を見ていきましょう。
現況を見てみると油が乗って来る27歳以降はレギュラーメンバー、25,26歳までにウエスタンにて主戦力になる必要が有ることが分かる。若年層にて圧倒的に不足している人員は本来であれば捕手のポジションで出場しているはずの石塚・吉田選手が1stとDH主戦場の為若い実践型キャッチャーが欲しいところ。しかしながら1位で指名する可能性は低く中位指名する可能性が高いだろう。去年福岡は大濠の高校生捕手を獲得していたが3軍でも途中出場の機会が多く未だ未知数である。
投手陣の分布で見てみると以前より左腕が増えた印象で、さらに若い前田侑吾悠伍投手、大野投手らが在籍するも2年に1人スターター候補がいると万全かと思える為左腕の指名は有りである。
外野手の分布を見ると笹川選手あたりの年代は少ないものの、今年頭角を現した正木選手に加えアベレージヒッターの柳町選手、リストとパンチ力の川村選手、守備小技特化型の緒方選手が君臨しており優先度はそこまで高くないかと思える。
1,3塁はホークスの歴代でもパワーヒッターが多く、山川選手、栗原選手、ユーキリティ1名に中村晃選手。ウエスタンでは井上選手がクリーンナップ、リチャードも最近調子が良い。石塚選手、吉田選手が今後どのような使われ方をするかがカギとなる。コンバートが多いホークスでは未だ問題無いかと。
直近のジーターの獲得は年代ごとに補強する方針を考えると意図がはっきりしている、次世代のショートストッパーが不足しており神童今宮選手が君臨するも川原田選手は今年怪我がち、イヒネ選手は未だ頭角を現しておらず仲田選手がレギュラーになるとシンデレラストーリーそのものである。
セカンドは牧原大成選手・三森選手・廣瀬選手と役者が揃っている為当面は補強しない方針かと考察する。
まとめると左腕とショートは年代的にも補強したいところ、左腕とショートストッパーにソートしドラフト1位予想を発表したいと思います。
ドラフト1位
西川史礁選手(青山学院大学)
外れた際⇩
柴田 獅子投手(福岡大大濠)
が有力かと思います。金丸投手が4球団以上競合するのは確実と見られ、中村優斗投手は2-3球団競合、法政の投手陣は獲得した経緯がデータ的に無く宗山選手も要注目ですが思ったより評価が高くない結果になるとみてます。小久保監督同様青山大学、強打のスタンス、フィジカルも良好、今年長打が出にくいボールと言われておりましたがおそらく軟投派よりフィジカル路線を挟む指針になるのではないかと考察します。
西川選手はオリックスや日ハムが指名する可能性があります、シンプルにオリックスは外野陣が手薄であり補強する流れに・・・日ハムは投手陣が優秀
ですが去年外国人外野手を2枚獲得した背景がありレイエス選手の去就も加味すると指名はあり得るかと。セリーグは一旦置いときましたが、サトテルでは無いですがまた阪神とバッティングする予感がします。そこで万が一外してしまった場合・・・
高校生枠柴田投手を指名する流れに・・・
山下舜平大投手がオリックスに行ってしまいましたが、ご近所さんからライバル球団に流失してしまう件は非常に地元民からするとがっかりです。
そこで柴田投手にシフトし次世代フィジカル投手を指名するシナリオはあるかと。現状のウエスタンリーグの若鷹投手を見てみると今年華やかな成績を収めている投手は支配下に、育成投手を見るとまだまだくすぶっている点も事実ございます。
まとめ
丁寧に現況を踏まえながら世代やポジションを考察しつつ考えましたが、いろんなシナリオは有ったものの西川選手を指名結果になりました。外れ1位は高校生右腕の柴田投手に・・・あくまで個人的考察が前提ですがもし当たった場合褒めて頂きたいところです。2024年ドラフト会議は10月24日(木)16:50より開始とのこと、楽しみに我がホークスの指名選手を見守っていきましょう!!