UEFA Champions Leagueが面白すぎる!最終回(決勝:レアル・マドリード対リバプール)
花璃です。
CL決勝お疲れ様でした〜〜〜
開始が遅れたので(さすがフランス笑)下二人は前半で寝ちゃったけど、旦那と息子と3人で(息子とわたしは最後まで)リアタイすることが出来ました。
まずはリバプールファンの皆様、お疲れ様でした。
エバートンが好きだからってわけじゃ全然ないんだけど、リバプールっていうクラブは大嫌いで、ユニフォームやエンブレム観るのも嫌(クロップの顔観るのはもっと嫌)って感じなんですけど、リバプールの(特に欧州の舞台での)歴史やあの熱心なファンの方は本当に尊敬する!
リバプールのおじいちゃん強オタ
たまたま見かけたんだけど、リバプールのチャンピオンズリーグ(の前身)の初優勝を見届けたおじいちゃんが強オタすぎてびびる↓。
おじいちゃん、今回も参戦↓。
嫌いな上によく知らなかったけど、最近知ったことには、リバプールは昔からカップ戦が強くてプレミアリーグは30年に一回しか獲れないので有名らしい。
いつも勝つわけではなくても、毎回毎回ヨーロッパのどこにでも愛するクラブについていくおじいちゃんとその仲間たち。
頭が下がります。
リバプール against イングランド
一方、あまりに熱心でリバプール至上主義なので他チームファンにdisられもするらしい。
リバプールと対戦するチームはどこであろうと応援するというアンチも多数いる模様。
レアル・マドリード(というかベンゼマ)が好きっていうのもあるけど、リバプールにだけは優勝して欲しくないっていう一念もあるから、めっちゃわかる。
ただ、素晴らしいファンを持つ素晴らしいチームだってことは間違いないよね。嫌いだけど笑
スタジアムに来ていた熱心なファンががっかりされただろうなと思うとお気の毒だとは思うけど、リバプールの選手たちは最後まで立派に戦っていたし、良い試合をされていたので、満足されたことでしょう。
本当にお疲れ様でした!
リバプールの良き戦士たち
精密クロスが売りのトレント・アレクサンダー=アーノルドがペナルティエリア内でデュエル王になってたからびっくりした。
足先だけの軟弱男かと思ったらリース・ジェームスみたいに対人つよつよ系男子だった。
ライン際でヴィニちゃん突き飛ばしたのは許さんぞ!
や〜本当、リバプールの選手って本当、みんないい選手だね!
好きな選手一人もいないけど、ファンダイクさんの顔は好き♡
リオ様とかファンダイクさんとかマルシャルとかアンリとか、カリブ系の顔めっちゃ好きなんだよね…
人生のどのタイミングでもイケメンが保証された顔だと思う。
リオ様とファンダイクさんの夢のコラボ↓
キャプテンだからなのか、一人でユニフォームを被ってずっと号泣してるのは胸に迫るものがあった。
シルバーメダルもらう時はまた綺麗な顔しててそれもさすがだなと思った。
本当、顔が好き♡
レブロン・ジェームズも観戦してたらしい!
世界一アンチの多いバスケットボール選手と言われている(めちゃ気の毒(/ _ ; ))レブロン・ジェームズ選手もスタジアムにいたらしい。
リバプールの試合のたびにユニ着てテレビ観戦してるらしいから、ファンなのは知ってたけど、まさかパリまで来てるとは〜って思ったけど、
実はリバプールの株主でもあるらしい。知らなかった〜〜
CLは残念だったけど、リバプールはそれでも二冠!
おめでとうございました!
決勝点のシーン
こっちのテレビでの解説
スローで観たら確かに、ベンゼマが怪しい動き方してアレクサンダーアーノルドはそっちに気を取られていました。
ヴィニシウスへのパスだと思わず、『枠外シュート』だと思ったからああいう感じになったんだなと納得。
レアルマドリードの皆様、ファンの皆様おめでとうございます。
勝つって思ってたし信じてたからこっちはあんまり感想ないです笑
ぶっちゃけノックアウトの四連戦では1st legのPSGが一番ヤバかったと思うわ。強すぎた笑(これは多くの人が賛同してくれると思う)
持ってるタレントの理不尽さでレアルと張れるのってPSGだけだと思った。
ヨビッチとバジェホがベンチ入りできなかったのが残念だったな〜ってくらい。
二人とも最後だったかもしれないから残念だったけど、ベイルとアザール(特にベイル)も記念出場して欲しかったから仕方ない。
うちの旦那さんはリバプールが微妙に好きらしく、前半はリバプール応援しながら見てたけど、ベンゼマのゴールがオフサイドになった辺りで観るのやめてしまいました。(飽きた?諦めた?)
ベンゼマ、バロンドールごちです!
優勝しなくてもベンゼマでほぼ確だったとは思うけど、ベンゼマに絶対絶対絶対バロンドール獲って欲しかったから超嬉しい!
決勝ゴールはヴィニちゃんだったけど、世界最高CBファンダイクさん率いるリバプールのディフェンス陣を翻弄しながら入れた幻のゴールもあったしね。満足。(リバプールDF陣地味に守備崩壊してたよね)
試合時間の遅れというアドバンテージ
ぶっちゃけ、試合開始が30分も遅れた時点で笑いが止まらなかったと思うアンチェロッティ。
開始前のアップの時に見たらクロップはイライラでアンチェロッティはニッコニコでやっぱり〜って笑ってしまった。
ドイツ語の解説で観てて、クロップがドイツ人だからリバプール推しだったんだけど、開始がずれ込むにつれて解説者二人がイライラで
「こんなに遅れたらコンディションに影響する!」
って怒ってました。
試合から逆算して食べたりするから30分遅れたらお腹すくとか、チアゴが強行出場で鎮痛剤のタイミングとか色々あるらしい。
ドイツ人ってキッチリしてるから、予定が狂うとイライラしやすいよね。
フランス語の実況では
「アンチェロッティは落ち着いています」
ってアンチェロッティの余裕を強調していました。
(多分、内心「クロップざまぁ」と思っている)
追記:ドイツメディアのクロースへの対応
これね。
スクリプト拾ってきたよ。
ZDFはあからさまにリバプール(というかクロップ)応援してたから
「僕たちは偶然勝てました」
って言って欲しかったんかな?
クロースはドイツのメディアと険悪そう。(だから自分でPodcastしてるのかな〜)
ドイツ語そんな出来る方じゃないけど、この辺の言葉は嫌いな人にしか使わない気がする。
アンチェロッティ采配
普通に先制してしまって、ロドリゴとカマヴィンガの出番がなかなかこなかったよね笑
ベンゼマがちょっと不調かな〜って思ったのと、キャマちゃん(カマヴィンガ)がミドルシュートバー越えしてたので、二人とも地元(フランス)だからこそ緊張してるかな〜とは思った。
クロースが一番先に交代するかなと思ったら足が攣ってた?バルベルデがキャマちゃんと交代。モドリッチとセバージョスが交代、アディショナルタイムにヴィニちゃんとロドリゴが交代。ここで一発ベンゼマとベイル、メンディとマルセロが交代して花持たせて欲しいな〜と思ったけど、そこまではしませんでしたね。
(それやったらさすがに天下のリバプール様を舐めすぎではある。)
や〜やっぱりアンチェロッティって偉大な監督なんだな〜と思った。
追記:モドリッチのインタビュー
ゴールが取り消しになったことが、レアルマドリードに有利に働いたとモドリッチの証言。
戦術家監督の限界
『戦術』家の監督って、自分の言うことを聞く、素直な選手を集めないと戦術を遂行できないけど、大一番の決勝とか一発勝負になるとその素直さが仇になったりするのかな〜とは思いました。
ここでシュートするぞって時にちゃんとシュート打つし、クロスって時はちゃんとクロス上げるし、セオリー通りだからこそ読まれやすいのはありそう。
レアル・マドリードの選手はひと癖ある選手(ティボー・畜トワさんとか、トニ・鬼畜ロースさんとか、控訴中のベンゼマとか笑)が多いけど、だからこそ勝負強いのかな〜と思う。
それで行くと、キリアン・ムバッペさんはレアル・マドリードにぴったりすぎる逸材ですね!
カモン、キリア〜〜〜ン笑
クロップはカップ戦三冠(未)で0得点
リバプールはリーグカップ、FAカップ、CLと三つの決勝を戦って、三つとも無得点だったらしい。
ん〜、ただわたし的には、イングランドのチームって決勝(特に決勝PK)で負けるイメージがあるので(スコットランドだけどレンジャーズもELで決勝負け)納得感しかない。
リバプール対チェルシーだとチェルシーの方がイングランド色が強いから負けて、リバプール対レアルマドリードだと、リバプールの方がやっぱりイングランドのチームだから勝負弱かったのかなと。
イングランドのチームがここ一番で勝負弱い理由
性格が素直すぎるというか、意地の悪さがないのかな〜と思います。
ハリー・ケーンの無冠とか移籍失敗とかも本当、性格が良すぎるのが仇になってると思う。
これはベンゼマのゴールが長いVARの後オフサイドで取り消しになったときのリオ様の反応なんだけど、
その頃ジダンは↓
多分ね、イングランドの選手って、ここで怒り狂って後半開始早々退場したりする人が出るのよ。(な〜んか見たことある)
クロップ、決勝苦手説
クロップはヨーロッパのカップ戦の決勝で敗退した個人記録を持ってるらしい。
クロップ"でも"勝てたのがイングランド勢のトッテナムだけっていうのが示唆的です。
ちなみに、ペップ・グアルディオラがバルセロナで勝ったチャンピオンズリーグの決勝は二回ともSAF時代のマンチェスター・ユナイテッドだそうです。
一部では、ペップが勝ったっていうより、イングランド人が決勝に弱すぎるだけって言われてるらしい。
さらに、こんなデータも。
クロップはヘヴィーメタル()っていうけど、普段からインテンシティー高くやってるから、カップ戦の決勝で相手が気合い入れたときに伸び代がないっていうのがかなり大きいんじゃないかな〜
悪い意味で『いつも通り』っていうか。
エバートンとかアトレティコはいい意味で『いつもと全然違う』(普段からもっと真面目にしろ!)だもん。
この比較で見ると、
ペップリバプールの悲惨なところは負けた6回のうち3回がヨーロッパの大会ってことよ。
決勝まで行ってるってこと自体がすごいとは思うけど。
「決勝に負けることができるのは決勝にたどり着いたものだけだ」
チェルシーのマウント選手とか、クロップとか、決勝で惜しくも(今回は別に惜しくなかったとは思うけど)敗れる人(シルバーコレクターという)って、負けて心折れずに次にまた決勝にたどり着いてるだけでめちゃめちゃ尊敬する。
さらに、散々ヨーロッパ中旅して応援して、催涙ガスを浴びたり逆向きのメトロに詰め込まれたりしながらも、失意の選手を支え続けるファン…
勝った方に注目がいきがちだけど、勝っても負けてもチームを支え続けるファンって歴史そのものだよな〜と思う。
アンチェロッティのお言葉
ありがとう、アンチェロッティ!笑
花璃。