ヒリつく熱戦🔥🔥(コッパイターリア準決勝アタランタVSフィオレンティーナ、ラツィオVSユヴェントス感想)
花璃です。
コッパイターリア準決勝、2nd legを二試合とも観たので(ラツィオVSユヴェントスは途中まで)感想!
終わってるユヴェントスがそれでも勝つ。:ラツィオVSユヴェントス
1st legは観てないけど、ユベントスホームで2-0で敗戦した状態でホームでの2nd legを迎えたラツィオ。
新監督トゥドールの下、既にまとまった良いチームだったラツィオ
CLバイエルン戦以来のラツィオ。
サッリのラストマッチってバイエルン戦だっけ?
新しい監督トゥドールさんになってからは初めて観たかも。
戦術的に整っていて何がしたいのかよく分かる、良いチームでしたよ。
安心・安全のクロアチア産だし、攻守の切り替えも速いし、攻め上がりももたつかず、スムーズで守備ブロックのラインも割と綺麗でした。
ルイス・アルベルトの騒動はものともせず
三冠ラツィオメンバー且つ元キャプテンのネスタがBOBO TVで話してたけど、ラツィオって黄金期ですら運営が終わってたらしい。
ルイス・アルベルトの契約解除騒動へのラツィオのロティート会長のお言葉。
1st legはユヴェントスホームで2-0で負けてたし、こんな風ならさぞお通夜ムードでボコされるのかなと思いきや、めっちゃいい試合してた!
ラツィオ、良い選手いる。
ゴールキーパーがちょっとどうかなと思ったけど(ゴールキックが飛ばない。ユーベはほとんどシュートチャンス無かったのでセーブに関しては見てません)、フィールドプレーヤーに関してはユヴェントスと比べても見劣りしない良い選手いるなって感じでした。
ネームバリューだけちょっと地味かな?
鎌田選手は観られず
キックオフから見出したのでスタメン確認してなくて最初の10分くらい鎌田選手探してたけど、いなかった。怪我?だったみたい。
色んな意味で刺激的な最終兵器ゲンドゥーズィー
戦術的で整ったチームを自由に動き回るゲンドゥーズィーが攻守でスパイスになって良い感じ。
そしてたまに出る赤札ゲンドゥーズィー(爆)。
タイトルへの気持ち見せるラツィオ、ほんと良かった!
チームがまだ腐ってないことを証明してた。
(ユヴェントスは完全にお腐れモードでした)
この↑ロカテッリのニヤついた顔何?
ほんと、フットボールの質では
ラツィオ>>>>>ユヴェントス
でした。
ロカテッリの負け顔笑笑
気持ちが入っていても変に荒れることなく、
『俺たちのサッカー』
を見せてくれていたと思うし、ユヴェントスの脳みそ溶けそうな💩サッカーとは全く次元が違った。
ユーヴェは1点目入れられた時からアッレグリが負け顔で、
選手たちも覇気が全然なくて負けモードだったし、これは勝ったと思っていた。
無冠だけは避けたいユヴェントスの意地
あーこりゃ勝ったと思って寝たらなんかユーヴェが一点返してて泣いた。
ドッピエッタのカステジャーノス、とても良かったです。
あんま知らないけど、アグエロとかスアレスみたいな感じと思う。
ガッツがあって絶対決めるマンタイプの純ストライカー!
こんな終わってるユヴェントスがコッパイターリア優勝したらセリエAは終わりなので、決勝に行くチームは心するように。
さて、次はもう一試合。
10人のフィオレンティーナが魂の勝ち越し!:アタランタVSフィオレンティーナ
わたしは観てないのだけど、1st legをフィオレンティーナが1-0で勝利した状態でベルガモでの2nd leg。
ベロッティがスタメンセンターフォワードだったらしい。
絶好調のアタランタが開始早々からゴン攻め
スカマッカもKICK OFFから絶好調。
スカマッカのアシストから裏抜けしたコープマイネルスが1点
この時点で、開始8分。
セリエAの中でも重たい上にビルドアップがグダグダで後ろの面子も借り出されるフィオレンティーナは、アタランタの足の速さについていけず、コープマイネルスの1点目の時点でこの日は6-0くらいの虐◯スコアで終わりそうな気配がムンムンだった。
15分にアタランタの追加点→取り消しに
虐スコの気配を醸す絶好調アタランタは期待を裏切らず10分と待たずに勝ち越し追加点。
ゴン攻めされ続けるフィオレンティーナは俊足5TOPに振り回されて崩壊寸前だった。
しかし、その追加点が取り消しになった瞬間に風向きが変わる。
フィオレンティーナの捨て身の守備
VARでアタランタのゴールが取り消しになったことで、
「まだ合計スコアは同点だ、可能性がある!」
と自信を取り戻したのか、勢いづいたフィオレンティーナが攻勢を取り戻す。
ヴェントゥーラの暗黒ツートップ(@命名カルチョ2020伊東さん)の片割れ、ベロッティも漢を見せる躍動!
一方で、
「これは勝ち試合」
と余裕ぶっこいていたアタランタは相変わらずスピードで圧倒するものの、なかなか点が決まらず足踏み状態に。
ここで全然焦らないのがガスペリーニ。
攻勢が仇になり、捨て身の守備からミレンコヴィッチが退場。
攻勢に乗り出したことで、ラインを上げざるを得ないフィオレンティーナは、捨て身のスライディングやシュートブロックで何とか凌いでいたものの、ついに後半開始早々の53分にミレンコヴィッチが退場してしまう。
スピードでもサッカーの質でも圧倒されてる上に一人退場してしまったフィオレンティーナ。
そこで萎れずにお互い鼓舞し合いながら全員守備(ヒヤヒヤ)、全員攻撃(グダグダ)でまだまだ頑張る!
それを静かに見守るイタリアーノ。
一人欠けたフィオレンティーナ、魂の勝ち越しゴール!
グダポゼッションのチームかと思いきや、泥臭い守備のチーム(めっちゃSUKI)だったフィオレンティーナ。
一人欠けたところからなんと、65分に勝ち越しゴール!
ガスプ爺、重い腰を上げる。
圧倒してるのに勝ち越されてやっとスイッチが入るアタランタ陣営は、直後にガスペリーニが2枚替え。
スカマッカがここで同点ゴール。
ただ、勢い余ってイエローカードをもらってしまい、次節のユヴェントスとの決勝は累積警告で出場停止に。。
結果、ガスペリーニの采配大当たり🎯
70分に交代で入れた2人がアディショナルタイムに2人とも決めてしっかり勝ち越し。
ガスペリーニの舐めプ采配、ピシャリと当たる。
いいチームを作る能力と采配を当てる能力って、違うようで結局同じだなぁと思うなど。
ちょっと余裕ぶっこきすぎと思ったけど。
フィオレンティーナはいいチームだったよ🪯
脳みそ溶けそうな退屈なイメージだったけど、捨て身の守備と泥臭い闘魂でめっちゃいいチームだった。
さすが俺たちのサヴィッチの古巣だなって思いました。
Respect!
花璃。