UEFA Champions Leagueが面白すぎる!②(バイエルンのゲルマン魂を考える)
前回の記事↓でリオ様のオイルクラブメンタル仮説、
というのをご紹介しましたが、これに
緊縮界の王、バイエルンミュンヘン
緊縮ブンデスリーガの王者バイエルン。
十連覇達成おめでとうございます!
圧倒的な強さで国内リーグを十連覇しながら、スペインリーグでヨーロッパのカップ戦圏外のチームに負けて準々決勝でUCL敗退という大番狂わせ(?)がめちゃめちゃ話題になりました。
ブンデスリーガは2010年の前後5年は本当に強かったと思うんだけど、リーグ全体が緊縮ムード且つ王者総取りで、バイエルンが十連覇してる間に国際競争力を失いつつある疑惑があり、バイエルンがUCLに優勝してレバンドフスキがバロンドール候補筆頭だった2020年にコロナを理由に授与なしになったのはフランス側のそういう思惑もあると思う。(バロンドールに関してはかなり政治が左右するのでレバンドフスキの受賞は今後もないと思います)
バイエルンミュンヘン(と同じく、金満プレミアリーグだけどドイツ出身のユルゲン・クロップ率いるリバプールFC)は、
財政規律>>>>>主力選手
を実行してる数少ないUSL常連のメガクラブ。
という優良経営を貫いています。
今回のUCL敗退は、ミュラーとレバンドフスキの老化とともに、給与UPを渋って主力選手が少しずつ抜けたのが響いたのでは?
ミュラーとレバンドフスキについては貧乏性メンタルの後に詳述します。
オイルクラブメンタルの対義語=バイエルンの貧乏性メンタル
こちらは、スペインのヨーロッパカップ戦圏外のビジャレアルに負けた際の、バイエルンのサポーター様の金言↓です。
頂きました。
これだ〜〜〜〜〜
オイルクラブに欠けているもの!
ゲルマン魂ってやつ!
こういうことですよね↓。
8-2って意味わかんないけど、確かに最後まで手を抜かず攻めている。
7-1の7点目でもゴールパフォーマンスするのキ○ガイかな?と思ってたけど、全力で取り組んでいる証なんだなと思った。
屍体蹴りも全力でやるバイヤンさん。。
バイエルンの虐○ショーはファンサービスだった…?
W杯のホスト国ブラジルの熱狂的な満員のファンの中で虐○ショーする神経は1ミリも理解できないけど、
虐○ショー見てバイエルンファンの人は
「バイエルン、強い!気持ちエェエエエ!!!」
ってなるらしく、勝負が決まっても屍体蹴りを止めないのはファンサービスのようです。
実際、UCLで敗退した後、バイエルンのナーゲルスマン監督はインスタグラムに450通の殺害予告をもらったらしい。
バイヤンが負ける度に殺害予告が来るし、5-backで負けると余計もらうらしい。
怖いわ〜〜〜
ファンがこんな感じだと貧乏性メンタルで屍体蹴りする足を休められないのもわかる気がする。
貧乏性メンタルで最後まで手を抜かない=UCLの週2試合ペースに体がついていけない説
こちらはトーマス・鬼畜・ミュラー様による有名なバルセロナ評。
インテンシティーが高い上に終盤まで落ちないから、付いていけないと最後まで殴られる。それがゲルマン魂。
ただ、そういう高いインテンシティーはブンデスリーガのスケジュールだから毎試合維持出来るというのもあると思う。
ブンデスリーガだけじゃなくて、オーストリアやフィンランド、ノルウェーなんかもそうだと思うんだけど、基本がリーグ戦週1試合しかなく、カップ戦も1部チームはベスト16からだったり、12月は中旬で早々に仕事納めして2月までウインターブレイクだったりと、リーグ戦がかなり激しい戦い方をする代わりに休息時間も長いです。
バイエルンは変わらず強いんだけど、特にゲルマン魂の象徴たるミュラーの加齢によって、週2試合になった時に疲労回復が上手くいかず、ゲルマン魂が炸裂出来なくなったのかなぁと。
2018年W杯、2021年EUROのドイツ代表の不調も、選手権の中2日日程に主力がフィット出来なかった(のでクオリティを維持出来なかった)と考えると納得がいきます。
ドイツ式サッカーは選手生命が短いよ、本当。
婚活女子並に適齢期があっという間に過ぎる笑。
花璃。
海外住み主婦のゆるオタ生活について時々発信します。