
UEFA Champions Leagueが面白すぎる!⑨(チャンピオンズリーグ21/22お笑い試合コレクション 決勝トーナメント編)
さすがにチャンピオンズリーグも決勝トーナメントになるとお笑い試合というのもあまりないのですが、伝統と歴史のあるクラブが落ちていく様の哀しさと、落ちながらももがく人々の軋轢が人間臭くて興味深いな〜ということで2試合…と思ったけど、長くなったのでもう一試合(ユベントス対ビジャレアル)は諦めました。
ドレッシングルームの不和の行方:アトレティコ・マドリードVSマンチェスター・ユナイテッド(Round of 16)
こちらのエントリーで書いた通り、強豪クラブに有り得ないお笑いクオリティなのに、強豪だからこそ勝ち進んでしまった絶不調の2チーム、アトレティコ・マドリードとマンチェスター・ユナイテッドの対戦。
1st legアトレティコホーム、2nd legユナイテッドホームで行われました。
「両方不調すぎて悪い意味でどっちが勝ってもおかしくない」
と言われていた2チームでしたが、終わってみると意外に順当にアトレティコが勝ちました。
アトレティコ推しのわたしとしては、リーグ戦でボロボロだったり会心の勝ちだったりまた酷い負け方したりを繰り返してて、ロナウドも何回もオブラク(アトレティコのGK)にハットトリックしたことあるとかで心配したけど、CLでは意外にアトレティコの面々はピリッとしてたというか、試合巧者だったのと、純粋にマンUが酷すぎた笑
点入れられたけど、エランガってヤングボーイズレベルじゃない?
ヤングボーイズとかエランガって『記念受験』みたいな感じで殺気を感じない。
普通に楽しそうで可愛いけど。
同じことを、アトレティコのホームとユナイテッドのホームの雰囲気の違いにも感じる。
ワンダは試合開始前から鳥肌立つくらいの殺気と気合だけど、ユナイテッドのオールドトラフォードは普通に『大一番で盛り上がってて楽しそう』なレベル。
わたしはプレミアだとエヴァートン好きなんだけど、えばとんのホームのグディソンパークは圧倒的に殺気立っててピリピリする感じが良い。
ニューカッスルとかアストンヴィラもホームの雰囲気良くて(?)好きです。
フットボールスタジアムは現代のコロセウムだと思ってるから、血湧き肉躍る感じが好き。
ウエストハムもガチムチ肉弾戦系だしそんな感じかなと思ったらさすがロンドンのクラブだけあって、ホームは盛り上がってるけど意外と殺気がなくてまったりした感じだった。
ま〜何が言いたいかというと、ユナイテッドの選手はチャンピオンズリーグのノックアウトステージになっても『サッカーの試合』をやってて、アトレティコは普段はグダグダだったけど、さすがにCLになると心を一つにして、
『グラディエーター(観客のために戦う闘士)としてそこにいる』
ということ。
戦場の気合一発で仲間内の不和をぶっ飛ばすアトレティコ。(なのでリーグ戦は最後までgdgdが抜けきらなかった涙)
後は、二戦とも先発から『あの』選手と『あの』選手を外したのがシメオネ名采配だった気がする。
マンチェスター・ユナイテッド、現在進行形の崩壊
ユナイテッドの(一部)選手は『サッカー選手』でいられれば満足
ユナイテッドは勝ちたがってるのがロナウドしかいない時点で詰みでしょ。
「勝ちたい」っていう一心で老体に鞭打って走り回って、腰痛めて休んでたのに、チャンピオンズリーグに間に合わせてハットトリック二回もして調子もあげてくる37歳男性(出戻りレジェンド)。
その生けるレジェンド&模範を目の前にしていても全然やる気も改善の余地もなく、「老害ウゼェ」みたいなメンタリティーなんだな〜
🗞 There was a confrontation between two #mufc players at Carrington like it had been reported - it involved players who are undeniably committed to United. There is a wide age gap between them and both have generated plaudits from supporters this season. [Samuel Luckhurst, MEN]
— UtdDistrict (@UtdDistrict) May 16, 2022
🗞 One of the players is not renowned for his truculence but his dedication and mentality are sound. He is not of the same nationality as his teammate and their mother tongue is not the same, either. [Samuel Luckhurst, MEN]
— UtdDistrict (@UtdDistrict) May 16, 2022
キャリントンの練習場の中で、二人の選手の間に対立がある。その二人のうちの一人はもう一人よりもかなり年長で、チームへの献身とメンタリティーが知られており、外国籍であり、母語も異にする。
(ロ、ロナウド?と誰?)
ユナイテッドの、特に『アカデミー』の選手はサッカー選手でいられればそれでいいから、その試合に勝とうが負けようがあんまり関係ないんだな〜って感じのインフルエンサー()の集まりってイメージがついてしまいました。
An agent of a senior player complained to the club that Cristiano Ronaldo had been given more prominence than their client in promotional campaigns [@MarkOgden_]
— United Zone (@ManUnitedZone_) May 23, 2022
???「ロナウドが来てから、ユナイテッドの広告ビジュアル関係での俺の扱いが悪くなった」
お前は、モデルか!
ラッシュフォードっていう人は、ちょっと辞めた方がいい気がする
広告での自分の扱いが小さくなったのをぼやいているのは、ラッシュフォードかもな〜と勝手に思っています。
この人のプレイあんま見たことないけど、めっちゃやる気ないらしくて、ラッシュフォードの自伝がノンフィクションアウォードを獲ったというツイートの返信欄に「じゃあ、サッカー辞めて作家になれば?」って書いてある笑
Marcus Rashford has won book of the year at the British Book Awards for his non-fiction debut 'You Are A Champion' 📚👏 pic.twitter.com/YEjUfndJ0w
— ESPN UK (@ESPNUK) May 24, 2022
選手なのか上層部なのかわからないけど、フットボールがおろそかになっていることを年上の人物に忠告されても、一向に改善の余地がないらしい。
Senior figures at #mufc attempted to persuade Rashford to sideline his off-field commitments to focus on regaining his form and fitness, but the player instead chose to continue to combine both. [@MarkOgden_]
— The United Stand (@UnitedStandMUFC) May 23, 2022
???「インフルエンサー()ほどほどにして、サッカーに集中した方がいいよ」
ラッシュフォード「ノーセンキュー」
Caption this 😅 pic.twitter.com/Z19RLcaWOZ
— The United Stand (@UnitedStandMUFC) December 11, 2021
その上新監督に、
「スタメンで出られないなら移籍する」
って言ってるらしい。
自分はスターなので引き留めるためにスタメン確約されると思ってるんだろうし、実際ユナイテッドっていうのはそういうクラブみたい( ;´Д`)
ユナイテッドで『ホームグローン枠』が粛清される可能性は今後も0
Erik ten Hag is adamant he can improve players like Jadon Sancho, Marcus Rashford, Scott McTominay and Anthony Elanga #mulive [@sbates_people]
— utdreport (@utdreport) May 14, 2022
テンハーグはサンチョ・ラッシュフォード・マクトミネイ・エランガのパフォーマンスを改善すると主張している
つまり、
「『ホームグローン枠』が粛清される可能性は今後も0」
ということです。
伝統の英国式脳筋フットボールが好きなみなさん、良かったですね♡
来年も元気に迷走が確定でしょ?
わたしのマルシャルとポグバは無事粛清されて新天地で輝きます♡
ホームグローン枠が優遇される理由=英国式フットボール()縛り
こんなこと書くと陰謀論みたいになるけど、外国人監督を招んでも、外国人だからこそ、コーチ陣の内部にフロント(Board)のスパイ?がいるみたい。
ラングニック政権下でもOB(SAFの教え子)が数人スタッフとして入っていて、ロッカールームのいざこざとかは彼ら(+多分リンガード)を通してメディアに流れていたんじゃないかという噂。
Mike Phelan's future at #mufc is said to be very uncertain, particularly as Erik ten Hag is due to add Steve McClaren to his staff #mulive [@TelegraphDucker]
— utdreport (@utdreport) May 20, 2022
ちなみに新スパイはこの方↓
心機一転でエリック・テン・ハーグとかいう、オランダ式超攻めダルマフットボールの化身を招聘するのに、『英国式フットボールの知識を伝授する』ためにマクラーレン氏をお目付役(スパイ)に付けるらしい。
Steve McClaren is mainly involved in #mufc's project because of his knowledge of English football, the contacts with managers, directors and players. Erik ten Hag thinks it is wise that he has someone on his staff who knows the culture of the club #mulive [@MikeVerweij]
— utdreport (@utdreport) May 18, 2022
スティーブ・マクラーレンは英国フットボールの知識や監督とSD、選手間の連絡のためにコーチ陣入りする。エリック・テン・ハーグはクラブの文化に詳しい人がチームにいるのは賢明だと考えている。
実際、断ったら「秘密主義」だの「英国フットボールを理解していない」だの叩かれるのは目に見えてるから、間諜であるとわかっていてもマクラーレン氏を引き込むのは賢明ではあると思う。
ただ、こういう状態だと、変革はなかなか起こらないよね。
ホームグローン枠が優遇される理由=スリー・ライオンズ・ポリシー
マーケティング上も、組織の信条の上でも
SAF aka. Board of mufc「マンチェスターユナイテッドの所属選手がイングランド代表の一定以下を割らないように」
というのがクラブの方針だから、割高でも使えなくても英国産の過大評価気味の選手ばかり集めてるし、第二GKディーン・ヘンダーソンの放出の噂も、多分、彼が今後も英国代表の正GKになることはないという視点からかな〜と思う。
彼がラングニックに干されてる理由は、FAカップのスタメンを外されて、ラングニックに烈火のごとく怒ったのと、
🗞 Ralf Rangnick originally promised Dean Henderson that he would start against Aston Villa in the FA Cup. Rangnick then selected De Gea instead, and on hearing this news Henderson 'stormed' out of the training ground on Sunday. [@WebbyONeill]
— UtdDistrict (@UtdDistrict) January 13, 2022
怒り方が尋常じゃなかったから調べたら2019年だかに彼女を殴って警察沙汰になったのがバレた(?)ので詰んだみたいな感じ。多分。
アーロン・ワン=ビサカも、右SBという同ポジションにリバプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドが居て、
「イングランド代表じゃないならいいや」
っていうフロントの判断と思う。
ご自慢のアカデミーが諸悪の根源
スールシャールに対しては
「プレー原則がなくて戦術的にはちょっと不満だけど、好き♡」
って言っていた選手たちですが、ラングニックには
「あの眼鏡野郎。これで戦術家とか草生える」
って言ってるらしい。
🗞 Ole Gunnar Solskjær’s backroom team scored high on trust among the players, but there was a feeling within the #mufc dressing room that something was missing when it came to the ability to turn principles into performances. [@OliverKay]
— UtdDistrict (@UtdDistrict) May 18, 2022
🗞 Those close to one player referred to Rangnick as 'specs' behind his back. The word was Lingard and Rashford received 'no instructions, no game plan, no position plan'. "They didn't have a fu****g clue what they were doing," a source said. [Samuel Luckhurst, MEN]
— UtdDistrict (@UtdDistrict) May 23, 2022
ナメすぎでしょ。
そりゃ『グラディエーター』になれませんわ。
🗞 Rangnick wondered why various players had been given lucrative contracts and was told the deals were reward for playing well. Fletcher referred to upstairs - it was a strategy implemented by Woodward and Judge, endorsed by Joel Glazer, to protect book value. [@lauriewhitwell]
— UtdDistrict (@UtdDistrict) May 22, 2022
ラングニック「大したプレーしてないのに、こいつら貰いすぎ」
ユナイテッド「フロントの方針です」
某FCプリズンの選手の件にしてもそうだけど、アカデミー()上がりがロクでもないな〜って思いました。
This statement from the father of Mason Greenwood’s girlfriend
— christhered (@christhered5) January 31, 2022
WOW JUST WOW . pic.twitter.com/R9pvwCLl1b
ガールフレンドの父「娘は「スマホがハッキングされた」と言っています。うちの娘はメイソンとは彼がU-21カテゴリーの頃からお付き合いさせて頂いておりました」
ハッキング云々は、
「お前〜〜〜折角ユナイテッドの選手と縁付いたと思ったのになんつうことしてくれるんやァアアア!!!!!」
ってなって怖くて本当のこと言えなかったんだろうね。怖すぎる。
ユースの頃から『ユナイテッドのユース』ってだけで陰キャでもブロンドと付き合えるってなったら、そりゃ人格歪むと思うわ。
一般オタ「殴られてる娘に「黙って殴られ続けろ」って…この父親は理解不能」
???「付き合ってるのにレ○プとか有り得んでしょ。金目当てのくせにヤらせない女が悪い。11番は早く復帰させるべき」
ハァアアアア、民度民度。
アトレティコはシメオネの寵愛がロッカールームの不和の原因に
グリーズマンの帰還
フランス代表の不動のレギュラーアントワーヌ・グリエズマン選手はフランス人だけどスペインのカンテラ育ち(エルナンデス兄弟やベルギーのカラスコもそれ。)。
レアルソシエダ→アトレティコ・マドリードに移籍した後、
あんまり詳しくないんだけど、移籍騒動でクラブと揉めた後にバルセロナに移籍したらしい。
移籍後パッとした活躍ができないままバルセロナの財政問題で去年の夏の移籍市場の締め切りギリギリにアトレティコ・マドリードに押し付けられ、グリーズマン復帰のせいでロッカールームが不和になっていたのではないかという疑惑がシーズン終了後に出てきました。
フランス代表での彼しか知らないけど、グリエズマンって、若い頃はセカンドストライカーって感じのワンタッチゴーラーだったんだけど、今はトップ下のサイドチャンジャーなんだよね。
サイドチェンジのパスやクロス、プレースキック(CK・FK・PK)は職人レベルの上手さだけど、最近の彼はシュートが入らない…。
アトレティコ・マドリードに復帰してもその得点力()の不調は変わらず。得点力がないだけじゃなくて、
シュートを外す=チャンスを潰す
逆チャンスメーカーみたいになっているのに何故かグリエズマン溺愛するシメオネ監督は庇う庇う↓。
⤵️| Simeone understands that if Griezmann does not contribute in goals and assists, he does does so through collective work.
— Atletico Universe (@atletiuniverse) April 22, 2022
There are no doubts that the player wants to stay in Madrid.
[@mundodeportivo]
シメオネ「グリーズマンはゴールもアシストもほとんどないけど、チームプレーの一環として見えない貢献(collective work)をしている!」
確かに、チームの不調の原因は、ディフェンスラインが下がりすぎて衰えたスアレスがロングカウンターに対応できないとかもあって彼だけが悪いっていうのは違う。
でも、ただでさえ移籍でゴタゴタがあり、スポーツ面でも目に見える貢献がなくてファンがブーブー言ってる有様なのにバルセロナの提示する買い取りオプション(事実上の買い戻し)が結構高額でもっと若くてまあまあいい選手一人獲れるくらいの移籍金なのでファンはもう呆れている。
🚨| Griezmann stays.
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 26, 2022
[@MatteMoretto🎖️, @relevo] pic.twitter.com/OgI1ZwTtqk
グリーズマンは残留する
不満をためていたのは、彼だった
グリエズマンの同期の桜。アンヘル・コレアたん(27歳)。
🚨| Ángel Correa has opened the door to a possible departure this summer due to his desire for a higher-ranking role. [MARCA] #Transfers
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 26, 2022
小柄なのはグリエズマンと似てるけど、スアレスみたいなバリバリの闘士タイプのアルゼンチン人。
🚨| Ángel Correa is starting to have doubts about his future at the club. He has even recently informed some of his teammates about it.
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 23, 2022
Correa is currently experiencing a 'mental tug of war' regarding his future in Atleti.
[@PatriciaCazon, AS] #Transfers pic.twitter.com/CplSIHO7EZ
2014年からアトレティコ一筋でシメオネに仕えてきたのに、裏切り者のグリーズマンにスタメンを取られて許せなかったらしい。
🎙| Question: “What is the difference between last year and this year?”
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 23, 2022
🎙| Luis Suárez: “New players arrived to make the squad more competitive and there could be uncertainties among the players.” [@ellarguero]
MC「去年(リーグ優勝)と今年(崩壊笑)の違いはなんですか?」
スアレス「新しい選手が来てチームの中に競争が増えたことで、不安を感じる選手もいた」
記事を見つけました!
「昨季のラ・リーガ優勝は特別だ。練習や試合前の緊張感と言ったら、ね……。僕はバルサで多くのタイトルを勝ち取ったけど、昨季みたいに苦しむことはなかったよ(笑)。バルサではメッシと冗談を言い合っていたが、こっちじゃ笑っている余裕なんてないんだ。アトレティで優勝をつかむ感覚、喜びは特別だった」
今季のアトレティコは昨季とは打って変わって不調に陥り、ラ・リーガ優勝争いに絡むことがなかった。L・スアレスはその要因の一つとして、ディエゴ・シメオネ監督の頻繁な選手交代を挙げている。
「8〜9節が終わった段階でチョロ(シメオネ監督の愛称)と全FWが話をしたんだけど、アタッカーの数が多くて、レギュラーの選手たちは必要なだけの自信を得られていなかった。後方に関してもかなりローテーションをしていたし、チョロも選手だったから分かっていただろうけど、そうした状況は不安を呼び起こしてしまうものなんだ。交代させられれば何かまずかったと思ってしまうし、代わりに入る選手もすぐ使われなくなれば半信半疑になってしまう」
「僕にとって、チームの不調はそういうことだった。年齢とか、決定機を外しまくっていたとか、守備のミスが多過ぎたとか言う人もいるだろうけど、自分がチーム内で感じていたのはそういうことだったんだよ」
なるほど。
頻繁なスタメン交代で全員がなんとなく自信を失ってずるずるディフェンスラインが下がってしまい、結果としてカウンターの距離が長くなって点が取れなくなったと。
シメオネの移り気が怖い
アトレティコのファンはシメオネ信者かドMメンヘラしかいない(かもしれない)んだけど、アトレティコがメンヘラすぎてシメオネの年俸は世界一高いらしい。
1位となったのはアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督で、4050万ユーロ(約48億5000万円)。年俸は2200万ユーロ(約26億3000万円)で、その他パートナーシップ契約などで金銭を得ている。
メンヘラすぎて成績不振に陥ると解任ポエムを作ってくれるらしい。
ここはアトレティコ・デ・マドリーのホームスタジアム、ワンダ・メトロポリターノ。2022年になってもゴール裏からは「オレ! オレ! オレ! チョロ・シメオネ!」のチャントが叫ばれ、それがスタジアム全体に響き渡っている。ただ残りのスタンドがそのチャントに呼応しているかと言われれば、そうでもない。別にディエゴ・シメオネを嫌っているというわけではないだろうし、大枠で捉えるならば彼には感謝しており、愛してやまないはず。しかし今のメトロポリターノには、何だか乗り切れないような雰囲気がある。嫌いになったわけじゃないけれど、もう別れた方がいいのかもしれない――同じベッドで寝ていても孤独を感じ、仕様がない別れを予感する恋人同士のように。
「信じることを決してやめるな」はシメオネとアトレティコの有名なスローガンだが、今はどんなことあっても胸を張れる、信じられるチームと、彼らの熱がそのまま伝わってくるプレースタイルが必要なのではないだろうか。それは決して耽美的なものではなく、泥臭く血と汗にまみれたもの。努力をすれば、必死にもがけば、倒れても立ち上がれば報われることもあるのだ
と、人生にも通じる希望を見出すものだ。
次から次にFWを買って、衰えたグリエズマンを寵愛して、自分の息子をローンに出さずにトップチームに上げて、
📊| Most goal contributions for Atletico Madrid this season (21/22):
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 23, 2022
1️⃣ Angel Correa - 18
2️⃣ João Félix - 15
3️⃣ Luis Suárez - 15
4️⃣ Antoine Griezmann - 15
5️⃣ Yannick Carrasco - 12
6️⃣ Matheus Cunha - 11
7️⃣ Thomas Lemar - 10
8️⃣ Renan Lodi - 8
9️⃣ Rodrigo de Paul - 5
🔟 Koke - 4 pic.twitter.com/BuVcT90AmO
コレアだけじゃなく、ロディやカラスコまで売るの???
🚨🚨| Apart from Renan Lodi, Newcastle are also after Yannick Carrasco.
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 25, 2022
Diego Simeone doesn’t want his departure and the Belgian gave his word to stay at the club, but his new agent is looking for a salary increase, which opens up his future.
[@medinamarca🎖, @marca] #Transfers
アトレティコ新規でシメオネ教に乗り切れてないからかもしれないけど、いい選手いっぱいいるから大事にしてほしいな〜と思います。
ニューカッスルにトリッピアー売った時も安すぎだったし。
Newcastle agree £12m fee with Atletico Madrid for Kieran Trippier. A player who five months ago would’ve cost Manchester United £35m. And I supposed to believe there’s no ‘Manchester United tax’.
— Jamie Ward (@jamie_ward84) January 4, 2022
アトレティコは5ヶ月前にユナイテッドから3500万ポンドでオファーが来たトリッピアーをニューカッスルに1200万ポンドで売った。
日替わりツートップが仇に…
日替わりスタメン、特にツートップの組み合わせは、スタメン予想だけで考えると楽しいんだけど、実際に試合になるとそこまで劇的に得点力上がるとかはなかったと思う。
ただ、後半にツートップを替えた時に劇的に点が取れることがあって、あれはあれで中毒性があった。
(コレアは後半出場で逆転弾とか打ってたイメージ)
わたしの好きなツートップの組み合わせはフェリックス左、クーニャ右かな。
ユナイテッド戦はフェリックス左、グリーズマン右だったよね。(クーニャは膝の怪我)
Griezmann × Félix swapping each other's shirt and then wearing it with back on is coolest thing u will see on the internet.
— Peña Atlética de India (@Atletindia) March 15, 2022
What a Duo , we have. No need for a number 9.
🇵🇹 7 × 8 🇫🇷 pic.twitter.com/t3So8fb6pY
シメオネ監督の脳筋トレーニングとか、選手のセレクトとか戦い方は普通にめっちゃ好きだから、このまま続けてほしいな〜
コレアはぶっちゃけ長すぎた春がってことで本人がシメオネと別れたいなら出てもいいけど、戦う心を持った本当の戦士だよ〜〜〜
ロディとカラスコは売っちゃダメ〜〜〜(ニューカッスルに弱み握られてるの(/ _ ; )?)
花璃。
追記(5/28)
冒頭で、シメオネが『外した』のが奏功した(とわたしが思っている)二人の選手とは、
ルイス・スアレス
アンヘル・コレア
の二人です。
二人とも頼りになる屈強なセンターフォワード(小柄だけど)だけど、走力に難があるっていうか、カウンター向きの選手じゃないんよな〜〜
後半アトレティコがボールを支配するようになってから投入するとゴールに押し込んでくれる、ってイメージです。(特にコレア)
悲報1. コレアはシメオネと別れたい
わたしが邪推した通り、コレアはシメオネのグリーズマン寵愛と彼の残留に激おこで、「もう出て行く」って言ってるらしい。
💣🚨| BREAKING: Ángel Correa has opened the door to his departure from Atlético Madrid. His intention is to continue his career elsewhere.
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 27, 2022
The two legs against Manchester City in the #UCL were key for him to make that decision.
[@medinamarca🎖, @marca] #Transfers
🚨⤵️| Correa is TIRED of being a substitute at key moments.
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 27, 2022
João Félix and Antoine Griezmann being undisputed starters is a scenario that does not seem to change next season.
[@medinamarca🎖, @marca] #Transfers
Correa is TIRED of being a substitute at key moments.
João Félix and Antoine Griezmann being undisputed starters is a scenario that does not seem to change next season.
コレアはスポットの交代要員で使われることにうんざりしている。
スタメンがジョアン・フェリックスとアントワーヌ・グリーズマンという筋書きは来季も変わらないようだ。
びっくりしたのはフェリックスも槍玉に上がっていること。
わたし的には、序盤はフェリックスもそんなに扱いがよくなかったイメージなので(スアレススタメンが多かった)意外でした。
ロッカールームでコレアに嫌味言われてたから、フェリックスはロディとヘディングシュートの居残り練習したりしてたんかなぁ。
コレア「ヘディングもできない軟弱男がスタメンで俺がサブなのは〜〜(おこ)」
フェリックス「ロディ、今日の練習終わったら僕にクロス上げてくれる?」
→マンチェスター・ユナイテッド戦1st legでロディのクロスからヘディングゴールでフェリックスが先制!
本当ね、皆いい選手なのに揉め事になって誰かを失うの辛すぎるよね。
シメオネももっとうまくマネージメント出来なかったんかな。
Deserves more respect. pic.twitter.com/O8xNPsuHrW
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 27, 2022
コレアはもっと尊重されるべき
悲報2. レナン・ロディとヤニック・カラスコの放出は既定路線
左のWBどうすんのよって話ですが。
💣🚨| BREAKING: The players who are most likely to be sold during this transfer window are Yannick Carrasco and Renan Lodi. 🇧🇪🇧🇷
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 28, 2022
[@medinamarca🎖, @marca] #Transfers pic.twitter.com/mEmU0MalMY
ニューカッスル(サウジアラビア〜)に買われていくの。
ドナドナ〜〜
シメオネはトリッピアー放出した時にヴァスっていうデンマーク人の右SBを取ったんだけどすぐ怪我しちゃったんだよね。
しかもそのときのマネージメントが最悪でその後多分一回も試合出てない(白目)
代わりに取った選手がちゃんと機能するかも分からないのに簡単に出し過ぎ。しかもオイルに格安で。
クラブにお金入れる代わりに内部の個人が代理人からの直接のキックバックとかもらってそうで怖いわ。(中東仕草)
セビージャのガチムチエッチなお兄さん(ディエゴ・カルロス)も狙ってたらしいんだけど(欲しかった;;)アストンヴィラ(プレミア14位)に掻っ攫われるし悲惨です。
💣🚨| Le Normand is a player that is liked a lot by Atlético Madrid. Another name on the list was Diego Carlos, but his move to Aston Villa eliminates the possibility.
— Atletico Universe (@atletiuniverse) May 28, 2022
One of Simeone’s wishes is to raise the level of the centre-back position.
[@medinamarca🎖, @marca] #Transfers pic.twitter.com/1FLWCQZyZN
アストンヴィラは好きな方だけどアトレティコの方が好きだからつらいわ。
代案のレアル・ソシエダ・サンセバスチャンのル・ノルマンもイケメンですが、結構高い(30M〜)らしい。
取って取って取って〜〜
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