藤村対談

ビッグスター・大泉洋だからこそ、扱いはショボく。水曜どうでしょうとヨーロッパ企画が貫く「大舞台でのくだらなさ」 (7月号対談)

8月号より、月刊マガジン『Wednesday Style』がリニューアルします。毎月月末頃に公開していた対談記事を翌月にわたり公開することで、気になった記事も後から購読しやすくなりました!その他のリニューアル内容についてはこちらをご確認下さい!

また、イベントや記事の感想については #腹を割って話すナイト  をつけてぜひ投稿してください!

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登壇者が困惑するばかりのイベント

T木:
まずは藤村さんと上田誠さんの対談です。D陣のおふたりは、ヨーロッパ企画さんのイベントに出られることも多いですよね。演劇のアフタートークに出られたりとか。

藤村:
ええ。すいません、ちょっと失礼して(缶ビールを空ける)。

藤村:
お酒を飲まれる方は、かんぱ~い。

上田:
これ、どういうイベントなんですか?

会場:(笑)

T木:
登壇者が困惑するばかりというイベント
をやっております。

藤村:
はははは。

T木:
いつもは『note』というメディアの会場で、この「腹を割って話すナイト」というイベントをやらせていただいております。それはこの対談がnoteの記事になるからでして。

皆さんもご存知かもしれませんが、月額マガジンというものをやっております。今日はなんとフライヤーを配らせていただきました。

藤村:
お、そうなのね。

T木:
フライヤーというか、白黒の半ペラを。

藤村:
これをね、QR コードで読んでいただきましたら……。

観客:
今日のイベントのハッシュタグは書いてないんですね。

藤村:
勝手に喋んなよぉ。

上田:
あ、それはダメなんですね……。皆さんけっこう話されてるから、自由に発言していい場なのかと(笑)。

藤村:
それは違います!

T木:
何がOKで何がダメかわからない危険なイベントです。

藤村:
発言が大きい場合は、こっちで注意します。

会場:(笑)

藤村:
noteってめっちゃ儲かるって聞いたんだけど、これがまだ全然儲からない。

T木:
noteの方たちも「マガジンの質と量から考えると、何倍も売れていい」とおっしゃっていました。

藤村:
おかしいだろぉ。

T木:
noteの方も「なぜ?」と。そういう状況もありまして、イベントに来ていただいたお客様には全員入っていただこうと。

藤村:
当たり前だろぉ。入れよぉ。

会場:(笑)

藤村:
本当noteは儲かるって言われてまんまとやってみたけど、ちっとも入ってこないじゃねーかっていうね。ひとまず、愚痴だけ言わせていただきましたけど。

「自分たちから最も遠いもの」という視点で考えた劇団名。

藤村:
上田くんは今日京都に帰らないといけないんでしょ?。

上田:
そうなんです、僕は京都に住んでまして。京都から演劇の公演キャンペーンで東京に来てるんですけど、また稽古が引き続き京都でありますので。

藤村:
もう始めてるの?

上田:
もう始めてますね。

T木:
岸田國士戯曲賞を受賞されて、映画やアニメの脚本なんかも書かれていて、大活躍の上田さんですが、今も京都にお住まいで、ずっと京都で劇団を続けられているじゃないですか。

藤村さんと嬉野さんも、ずっと北海道にいらっしゃって、「地方にいるからこそできることがある」というようなお話をされていますよね。今日、おふたりにはそういうところを聞いてみたいなと思っています。

藤村:
地方でずっとやってるっていうのは、すごく上田くんと話が合うところだよね。でも、最近オレはもう完全に地方っていう意識はなくなってきちゃって。

上田:
あー、そうですか。

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