2022年はスポーツFintechに注目したい!
2017年インド在住時に社会関係資本を換算し、信頼を可視化するブロックチェーンプロジェクトに参画しました。 その当時は企業が独自に発行したトークンを販売することで資金調達をおこなう「ICO」(Initial Coin Offering)が主流でした。
最近では、IEO(Initial Exchange Offering)、トークンの発行者と購入者の間に仮想通貨取引所が入り審査を行いある一定の信用度を確保、または、IDO(Initial DEX Offering)は、分散型取引所が間に入っておこなわれる仮想通貨の資金調達方法が台頭して来ています。
少し目を離しているうちにトークンの発行がどんどんと容易になって来ているのに驚いています。
2022年はスポーツに関するブロックチェーンに注目して行きたいと考えています。
スポーツの中でのブロックチェーンのメリットとは? リーグ、チーム、アスリート、そしてファンの関わり方を再定義します。
例えば
・フォン交流を踏まえたエンゲージメント
・ロイヤルティプログラムによる新しい収益モデル
・新市場の創出インカムシェア契約
・ロイヤリティ報酬を活用したアスリートのクラウドファンディング
・相互運用可能なゲームグッズの開発を促進
1. ファン・トークン
ファン・トークンは、チームにとって新たな収入源を生み出すとともに、エンゲージメントを高めることができる。トークンは、ドル、ポンド、ユーロなどの国際通貨で購入することが可能、グッズや収集品、VIPな「選手との出会い」のような特別な交流と交換することができる。
ファン・トークンでどんなことが起きているか?
・FCバルセロナの130万ドルのファン・トークンの第一弾は、2時間足らずで完売しました。ファンはクラブや選手と交流し、ポイント獲得、割引、仮想エコシステムに参加することが可能。
・サッカー・アルゼンチン代表、リオネル・メッシはパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍金の一部は、Socios.comが提供するファントークンで支給
2. デジタル・トレーディング・カードとコレクティブル(Powered by NFT Technology)
・Non-Fungible トークン(NFT)を利用したデジタル収集品は、通常のデジタル収集品と異なり個別にユニークかつ数量限定で「限定版」コレクターズアイテムをNFTで作成、ブロックチェーン技術を活用することで贋作が出来なくなるので、そのユニークさは常に保たれる。
3. ファンのロイヤリティとエンゲージメント・プラットフォーム
・チームがファンの間でコミュニティと帰属意識を醸成するのを支援する。プラットフォームを通じて、ファンは、クラブのサイトとのやり取り、コンテンツの作成、共有、「いいね!」などの特定の行動を取ることで報酬を得ることが可能、また、報酬やポイントを蓄積して商品、チケット、デジタル収集品に使用し、ロイヤリティプログラムを通じて、報酬を得ることもできる。
ブロックチェーンの透明性と不変性は、ファンとの双方向サービスから収集されたデータの整合性を保証し、スポンサーがより良いROIを生成するのに役立つ。
4. ブロックチェーンベースのチケットシステム
・スポーツにおけるブロックチェーン技術は、チケットの購入、保管、あるいは所有者やイベント間でのチケットの移動をより簡単かつ安全に行う方法として、チケット販売レベルでも応用されている。ブロックチェーンは分散型であるため、仲介者が不要となる。例えば、イベントに参加できなくなったファンは、キャンセル料を払ったり、無駄なお金を失うことなくチケットを切り替えることができ、よりお客様目線でのサービスを体験を実現することが可能となる。
5. 分散型エスポートエコシステム
ブロックチェーンは、従来のスポーツの分野だけでなく、急成長するEsportsの世界でも利用されるている。若い世代に人気が高まっている分野であり、Newzooは、2021年までにEsportsの愛好者の数は5億5700万人に上ると予想。また、Esportsにはゲーム開発者から選手、スポンサー、広告主、チームマネージャー、メディアまで複数の関係者が関わっているため、ブロックチェーンはそれらすべてをまとめる強固な単一プラットフォーム(またはエコシステム)を提供することが可能となる。
Protokolを参照
上記の様にブロックチェーンが仮想通貨のみに関わらず、様々な方法で実用化されて来ている。今後更に加速する動きは間違いなと推測するので、2022年は何らかの形でスポーツを軸としたブロックチェーン事業に取り組んで行きたいと計画しています。
FujiYama Company
#lifeisgood #Sportstech #lifeskills
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