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【パルス消費】とは流行りモノの衝動買い
こんにちは、富士山@マーケティング×キャリアの人です。このnoteは元ブランドマネージャーで人事担当者の私が【マーケティングとキャリアを掛け算して未来を拓く】をテーマに書いています。
今回は「パルス消費」について、解説します。ラピュタのアレ。ではありません。バルス。
パルス消費とは
パルス消費とは、一時的なブームやトレンドに合わせて消費することです。具体的には、特定の商品やサービスが注目され、人々が一斉にそれを購入したり利用したりする現象です。
パルス消費にはいくつかの特徴があります。まず、一時的な「欲しい」の高まりとともに、一時的な「作らなきゃ」の増加も起こります。商品やサービスの提供者は、この「欲しい」に合わせて作り、ピーク時にもっとも売れようと努力します。
パルス消費の例
事例を用いると「パルス消費」はより分かりやすくなります。
例えば、人気のあるキャラクターグッズやバズっていうファッションアイテムなどは、特定の時期やイベントに合わせて急激に「欲しい」が高まります。そのため、僕らはそのトレンドに乗り遅れないように、一斉に購入する傾向があります。
他にもスマートフォンの新機種が発売されると、多くの人が一斉にその最新モデルを手に入れたいと思う傾向があります。特に、iPhoneで注目される機能が追加された場合には、「欲しい」が急激に高まります。
パルス消費の注意点
しかし、パルス消費にはいくつかの注意点もあります。一つは、「欲しい」が急激に減少することです。トレンドが終わると、「欲しい」は急速に落ち込みます。急激に。です。そのため、一時的な「欲しい」に頼るビジネスモデルでは、事業が続けられなくなる可能性があります。
環境面からも考えてみましょう。一時的なトレンドに合わせて消費することが主体となるため、無駄な資源の使用や環境への負荷が増える可能性があります。そのため、僕らはパルス消費に対して「なぜそれが必要なのか」を考えなおし、必要なものかどうかを判断することが重要です。
まとめ
以上、パルス消費について説明しました。パルス消費は一時的な「欲しい」の変化によって生じる消費の形態であり、僕らとしては「欲しい」のピークや「続けられるか」について考える必要があります。
と、冒頭に戻り。バルスマーケティングなんてものも生まれてもいいですよね。作中では「バルス」はラピュタ語で「閉じよ」という意味とされており、SNSでは「滅びの呪文」という意味でつかわれます。つまりバルス消費は
生産者が意図的に廃番にする行為
みたいに、定義できるかも。面白いね、マーケティング。
ほな、また!