知識はどのように活用されるのか?
前回は、知識の活用について以下の要素の内、知識を活用するタイミングについて考え、まとめました。
・知識をどんなタイミングで活用するか?
・知識をどのようにして活用するか?
今回はもう一つの、知識をどのように活用するかについてまとめていきたいと思います。
知識を活用するタイミングから考える
前回まとめた、知識を活用するタイミングが以下の通りです。
活用するタイミング
・選択、判断、意思決定
・問題、課題解決
・発信
・実験、研究
選択、判断、意思決定
例として、「ものを買う」「情報を判断する」などがあります。
ここでは既に持っている知識を参照しながら意思決定を行います。
問題、課題解決
例として、「テストで問題を解く」「仕事をこなす」などがあります。
テストなどは基本的に何かを参照することができず、暗記する必要があります。仕事でも、参照できない状況では、記憶から引き出す必要があります。
発信
例として、「ブログ」や「SNS」などがあります。
これらはほとんどの場合、発信する内容を言語化していて、
その際には既に持っている知識を参照しています。
実験、研究
こちらも基本的には、過去の研究や実験、
既に持っている知識を参照しながら実験、研究を進めていきます。
見えてきたこと
知識を活用するタイミングから、
知識をどのように活用しているかを考えてきて分かったのは
「知識は記憶または記録しているものを引き出して活用される」
ということでした。
また、知識を活用する状況によっては、
知識を「参照できる場合」「参照できない場合」があると分かりました。
まとめと最後に
知識がどのように活用されるのかを考えてみた結果、知識は記憶または記録しているものを引き出して活用されると言うものすごく当然のことを確認することとなりました。
しかし、今まですぐに言葉にできていなかったことを考え、言語化することができた点では良かったと思います。
また、知識を活用する状況によっては、知識を「参照できる場合」「参照できない場合」があることから、記憶しておく必要がある知識とそうで無い知識や記憶についてなど今後調べる分野が広がりました。
今後の開発に向けて、このことを参考にしながら、求められる機能について考えていきます。