縁起物も考え物である
もう11月、年末に向けセールも始まり、今年の前半家にいることが多かった私たちにとって、買い物が楽しい時期になります。
年末が近づくたびに思い出すのが、干支の置物の話。
年末にスーパーに行ったら来年の干支の置物プレゼントイベント
をしていました。
確かに干支の置物は縁起がいいって聞くけど、さあどうする?
もし、もらって自分の趣味に合わなかったらどうする??
縁起物と言われると簡単に捨てられないし・・・
仮に飾ったとしても、1年が終わったら?次の干支が回ってくるまで収納し、11年後にサッと取り出せるのか??
そう考えると、安易にいただくのもいかがなものかと考えてしまいました。
やはり、自分の家にいれるものは自分で選ばなくては。
そう、自分の暮らしに必要なモノは自分で選ぶ。自分が選んだモノに囲まれることで、自分の暮らしが少しずつ作られ来ます。
何年も前に出会った、片づけレッスンの生徒さんが言っていました。
「レッスンを受けて、安易にモノを手にしなくなりました。本当によく考えずに、買い物をしたりすることがなくなりました。
自分に必要なモノは、なんだろう?と考えるようになると、家の中に存在するものが少しずつ変わってきたました。やっと、生活が自分のものになった気がします」
自分や家族のモノは世間ではなく、自分たちで選ぶ。
シンプルだけど、モノがあふれている今は難しいことなのかもしれません。でも、これからはモノを所有して喜ぶより、価値観を大切にする時代、
ただでもらえるから、ついでだから、と手に入るモノではなく、自分はどうしたいか?と自分の感情に素直に従ったモノ選びが大事になってくると感じています。