子どもが4人いるのに片づけをする理由
我が家は中学生2人と小学生2人の計4人の子どもがいます。
「4人も子どもがいるのに、どうして片づけをしてるの!?」と聞かれたこれまで何度かあります。
その答えは簡単です。「子どもが4人いるから」
子どもが4人いる=忙しい、だから片づけに時間を割けないのではなく、4人いるからこそ、子どもにも家事などに協力してもらうために、片づけが必要だからしているだけなのです。
もう中学生になると、赤ちゃんや幼児の時のように、お世話することはだいぶ減ります。しかし中学生になって普段は親も子も、それぞれ違う活動をしていても、たまには時間をとってゆっくり話を聞いてあげたり、相談に乗ったり、励ましたり、アドバイスをしたりする時間は必要です。
だから、家事をもっと効率よくやり、時間を作りたいので自分や家族が必要なモノ、大切なモノを選び、選んだモノを大切に活用するという暮らし方を大切にしています。
例えば、コートを手にしたら、しわにならないようにハンガーに掛けたり、クローゼットに場所を用意したり、ブラシをしたり、クリーニングに出したりという世話という手間が発生します。
それが、大好きなお気に入りのコートで袖を通すたびに幸せな気分になるのであれば世話も苦になりませんが、何年も着ていないコートだったらどうでしょう。
世話自体が無駄な時間です。
簡単にモノが手に入る時代です。油断するとあっという間にモノが増え、それをとりあえず収納しようとする「選ぶ行為の先送り」が始まります。
自分や家族に必要なモノを選ぶ、と言ってもすぐにできないかもしれません。
しかし、暮らしは自分や家族が選んだモノでできている、ということには間違いありません。