長男の誕生で変わった私の働き方
前回の記事では、転職後の私の生活についてお伝えしました。
転職後には、残業減と休日増で労働時間が激減しました。
男性育休「ワタシノコト」シリーズでは、私に関する細かなことをお伝えしております。
転職前後の働き方を比べてみた
転職前後の私の働き方を数値で比べてみます。
◇通勤を含め、1日あたりの労働にかける時間
転職前:16時間
転職後:12時間45分
差 :3時間15分
◇年間の休日数
転職前:50日
転職後:145日
差 :95日
1日あたりの労働時間と年間の休日数を比べてみると、転職後には労働時間が激減し、休日は激増しています。
感覚的には、1日あたりの仕事量が半分程度になった感じです。
同業種の同職種への転職ですが、与えられる役割や立場は大きく違います。
転職後の職場では大きなトラブルが少なく、トラブルへの対応に割く時間が少なくなりました。
これらの要因により、ストレスが軽減されたことで、仕事量が感覚的に半分程度になったと感じているのだと考えられます。
長男の誕生をきっかけに変化し始めた
私と同業種、同職種の方が、私の職場と同じような環境で働けるわけではありません。
ですので、今の職場の恵まれた環境が、私の働き方に大きく影響していることは間違いありません。
今の職場でも、責任ある立場を担う役割の方々は、業務を終わらせるために、多くの時間をかけざるを得ません。
私と同じような役割を担っている方々には、私より少ない時間で任せられた業務を終わらせる方もいますし、かなりの時間をかけて丁寧に業務に取り組む方もいます。
転職してから長男が誕生するまでの数カ月間は、私も時間をかけて業務に取り組んでいました。
長男の誕生後に、働き方が変化していきました。
これらの状況から考えると、転職により私の働き方が大きく変わったのではなさそうです。
恵まれた職場環境が背景にある中で、長男の誕生をきっかけに私の働き方に対する考え方が変わり始めたのだと考えられます。
もし別の職場を選択していたら
転職を決断した時、家事や育児のことが転職の理由にあったわけではありません。
決断後、転職のための試験をいくつか受け、幸運なことに、内定をいくつかいただきました。
内定をいただいた中から、今の職場に転職する選択をしました。
選択した時には、今の職場なら家事や育児にも時間を割けられるようになるかも、と考え始めていた自分がいたのかもしれません。
もし、内定をいただいた中から、別の職場を選択していたら、育休を取得しようという気持ちにもなれなかったのかもしれません。