男性が育休を取って何ができるのか?
前回の記事、妻の仕事復帰で長男にさせてしまった辛い思い。
あの時、父親の私にも何かできることはなかったのでしょうか。
次男にはあんな辛い思いをさせたくない!
そんな気持ちもあって次男の時には男性育休を取得したのかもしれません。
男性が育休を取って何ができると思いますか?
今回は、これから男性育休の取得しようと考えている方、男性育休の取得に疑問をお持ちの方には、ぜひ読んでいただきたい記事です。
自分ができることをすればいい
男性が育休を取ったら、何をすればいいのでしょうか。
私の答えは単純です。
自分ができることをすればいい。
育休取得直後の私は、妻のの代わりになろうとか、妻と同じことをしようと思っていました。
その考え方が、自分を苦しめていました。
パートナーなら、妻ならどうするかを考えると苦しくなる。
自分のできることを、自分のできる方法で、父親としての育児をすればいいと考えるようになりました。
男性育休でもついつい結果に目を向けてしまう
家事育児では、結果が強く求められることはありません。
料理がどれくらいおいしかったか。
洗濯物がどれだけきれいに畳めたか。
掃除機で回収する埃の量の平均100グラムを維持できたか。
子どもの新たに食べられる食材が、一日に何品目増えたか。
お出かけする時の車の燃費が、前回より向上したか。
仕事のように、こんなことを考えながら家事育児に取り組むことはありません。
でも、ついつい目を向けてしまいます。
自分がどんな家事育児をどれだけこなしたかに。
家事育児では、何かをしたからと言って、それがいつも成果につながるわけではありません。
いくつもの家事育児を担ったから、イクメンになれるのではないのです。
家事育児はきっかけでしかない
結局、一緒に過ごす家族がどう感じているか、ということに尽きるのです。
パパの担う家事育児が多いから、家族が幸せな気持ちで生活できるわけではありません。
でも、家事育児を担わなければ、家庭生活にきちんと向き合うことはできません。
お伝えしたいことは、家事育児の数や量、時間で、家族の幸福度が決まるわけではない、ということです。
家事育児はきっかけに過ぎません。
家族と向き合う時間を十分に取ること、取れる環境を整えておくことで、家族の幸福度が高まると思うのです。