私が「note始める」と伝えたら、妻が泣きながら激怒した話
育休8カ月での経験を、いつか本にして出版したいと思っていた私。
あるきっかけから、noteを始めることに。
妻に「noteを始める」と伝えたら・・・
「何で、アメブロじゃないの?」
妻には、育休の経験を本にしたいと伝えてありました。
妻も本の出版を応援してくれている様子でした。
ところが、ある日、私が方向転換したのです。
「本の出版の代わりに、note始めようと思うよ。ブログみたいなものなんだけど、できれば毎日あげていこうかと。」
直後の妻の第一声。
「何で、アメブロじゃないの?」
なるほど、そこが気になりましたか。
妻からすると、ブログと言えばアメブロ。
妻は、芸能人の市川海老蔵さん、小原正子さん、同じ病院で不妊治療を受けた方、掃除や収納系のブログを読んでいます。
初めて聞くnoteは、妻にとって得体のしれないもの。
よく読んでいるアメブロの方が安心なのかも。
さらに、妻は冗談交じりに聞いてきました。
「広告収入、入るの?」
なるほど、次はそこですよね。
残念ながら、noteでは難しい。
というか、私では難しい。
そもそも、本の出版でも収入得るのは難しい。
妻は、続けざまに言いました。
「広告収入たくさん入れば、私、仕事辞められる?」
いや、宝くじを当てなければ、仕事辞めるのは無理でしょ。
そんな心の声が聞こえたのか、妻は、「宝くじがいくら当たったら、辞めても大丈夫かな?」
「1億なら」とまじめに答える私。
「書き直す気がないなら、noteで投稿するのやめて」
心の中で、宝くじ当たるならもっと高額当選がいいなと考えながら、軽い気持ちで初めての原稿を妻のLINEに送りました。
初めての記事は、「#妻が言うには」シリーズ。
妻のことも書かれているので、妻に了解を得るためです。
買い物に出かける車の中で、妻は私の初めての原稿を目にしました。
初めての原稿を読んだ妻は、重いトーンで言いました。
「何がおもしろいの?私への不満が書いてあるだけでしょ。こんなの絶対に知り合いに見られたくない。何のメッセージ性もないし、こんなの誰が読むの?」と妻。
車の中に張り詰める空気。
私は、様々な思いを巡らせましたが、次の言葉を選択しました。
「じゃあ、どうしたらいい?」
そして、再び続く沈黙。
「書き直す気がないなら、noteで投稿するのやめて」と妻。
妻の意向を受け、私は初めての原稿を書き直すことにしました。
「これじゃあ、私、何もしてない妻みたい」
翌朝、書き直した原稿を妻のLINEに再び送りました。
この日は、ホームセンターに向かいました。
私は運転。次男は午前寝。
妻は原稿に目を通していました。
ホームセンターの駐車場に着くとすぐ、妻は言いました。
「本にしたいって聞いて、いつか、こういう日が来ると思ってた。だから、嫌だったんだ、パパと家事の話するの。パパの書いてること、全然違う。これじゃあ、私、何もしてない妻みたい。パパが全部家事してるみたい。そんなのおかしいでしょ!!!」
これまで言いたくても言えずに心にためていた妻の思いが怒りとなって現れました。
妻は泣きながら激怒し、ついに、その思いを私に訴え始めたのです。
ホームセンターの駐車場で1時間ほど、妻の思いを聞きました。
家の庭に花壇を新しく作るために、レンガや土を楽しく選ぶつもりでした。
初めての原稿を読み、泣きながら激怒した妻は、ひとりでレンガと土選びをしました。
その後、妻は修正箇所を細かに指示してきました。
そして、できあがった記事がこれ。
「食器を洗うだけが食器洗いじゃないよ!」
妻が多くの人に伝えてほしいと思っていること
その後、私はどの原稿も妻に見せるようになりました。
妻による原稿の査読???
妻自身の言動の修正を求めたり当時の気持ちをぶつけたりするだけなく、記事の分かりやすさやおもしろさからの観点も含めて。
それでもなお、私の書く原稿が元となり、読んでくださる方々にイメージされる妻。
「noteの中の私は、パパによって作られた私。いつも怒ってる妻。すぐに泣く妻。何かあれば炎上する妻。印象が悪い」と妻。
いやいや、違いますよ、妻さん。そんなことないですよ。
記事では生活のある一場面だけが切り取られているだけですから。
でも、確かに妻の人物像が歪んで伝わっている部分もあるかもしれません。
よく考えてみると、私の友人たちにも、妻はやや鬼嫁?と感じ取られているところがある気がします。
皆様へ
私の妻は決して鬼嫁ではありませーーーーん!!
(と、妻が皆様に伝えてほしいと言っています。)
もしよろしければ「私がnoteを始めたら、妻の笑顔がめちゃめちゃ増えた話」もどうぞ。
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この記事は、amilieさんから、アドバイスを受けて書き始めたものです。
amilieさんは、「パパnoterありがとう祭」企画(Mapleさん主催)で私の記事を紹介していただいた方です。
「パパ力検定®」はsachiさんが運営しています。