「コートビジョン」

ケンドーコバヤシの小噺。「僕ね、空間把握能力がない女子がダメなんですよ。例えば、コンパしてて奥に座ってた女の子がお手洗い行こうとして背中側を通る時あるでしょ。イケてない女子はハンドバッグ背中にあてていくんですよ。空間把握能力がないんですよ。」というコバヤシに催したシンパシー。

空間把握能力はサバイバルライフに欠かせないナイフだ。例えば経営戦略論のブルーオーシャン戦略。空間を把握できない奴は血みどろの海、レッドオーシャンに飛び込んでしまう。時間と同じで空間も相対的だ。つまり、それは洞察で捉える関係性だ。実績を残した経営者は全員こう答えるそうだ。「赤も青もない。全ての市場はパープルだ」と。

折角なので僕が参考にしている空間把握能力者を紹介しよう。アービン・ジョンソンというバスケットボール選手だ。彼はコート上の空間を把握して自在にゲームを操った。彼のプレーはまるで手品のようで観客は彼を「マジック」と呼んだ。レイカーズの黄金時代「Show time」の幕開けである。「コートビジョン」はチームの指揮官パット・ライリーが彼の特殊能力を賞賛して使った言葉だ。

あなたのコートはどこだろう。どこに線を引くかはあなた次第だ。あなたが選んだコートで見せつけてやろう。It’s Show time!!!

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