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プロはわかる。

休日。今日はメンテナンスデーにしよう。

アプリによると一日中快晴らしい。
朝から洗濯してマッサージへ。

仕事柄、そしてゲームが趣味なので、どうしても座りっぱなしになってしまうので腰痛&肩こりが友達だ(悪友)

運動するのが1番の対策なのだが寒くなってくると億劫になってしまう。
いかんいかん。

生活改善についてはまた今度考える事にして、予約しておいたマッサージ屋へ向かう。

マッサージ師「今日はどんな感じで?」
俺「まぁ全体的に」

どの店に行っても大体この会話でスタートする。
しかし今回はこの後から少し違った。

マッサージ師「あれ?お客さん、何か運動してます?」

俺「たまに筋トレしてますけど」

マッサージ師「成程。いや、お客さん背中が凄いんで」

背中が凄い、とは?

マッサージ師「私のお客さんに、芸人さんとか講演する人とか所謂、喋る仕事の人が結構いましてね。その人たちと同じような背中なんで」

俺「あぁ、自分喋る仕事です」


…プロにはわかるんだなぁ。


喋りが少しでも楽になるように、揉み返しこない程度に調整してみました、と
マッサージ師さんは終了間際に言った。

体が軽くなったせいか腹が減った。
まだ午前中なので、以前通りかかった時は満員で入れなかった「そのだ」へ向かう。

大衆食堂スタンド そのだ

店内の雰囲気は大衆食堂そのものだ。
壁一面に手書きで書かれたメニュー。店員は白の割烹着。
バイス用のコップは昔のアニメが描かれた子供用のグラスで、なんとも言えないノスタルジー感。

夜勤明けであろうオジサンたちが定食を酒の当てにハイボールをやっている。

そのだ名物「チャーシューエッグ定食」¥880

程よく柔らかいチャーシューに、黄身が半熟の目玉焼き、生野菜にポテサラ、オマケね!と言わんばかりの竜田揚げが一個。
ドレッシングなんて小洒落たもんじゃなくマヨネーズがちょこんと。
柴漬けに味噌汁。ご飯はおかわり出来る。

こういうのでいいんだよ的定食。最高だ。

オジサンたちの巣窟、略してオジ窟(オジクツ)には、こういう最高な飯があるのだ。
この日は予定があったので飲めなかったのが心残りだが、これからもオジ窟を発掘していきたいものだ。

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ナレーター藤原勝也の日々ゆるりゆるりと
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