キッザニア東京に行った話(2)
天皇誕生日の祝日に学校のお友達とキッザニア東京に行きました。今回ははじめて、お友達親子と一緒に参加しました。お友達の存在は大きいとつくづく思えた1日でした。
キッザニアアプリ
存在を知らず今回初めて登録したのですが、これなかなか便利。ページ遷移に不満はありますが、予約可能なパビリオンが一覧できるだけでもJOBの選択が容易になります。子どものJOBカードを読み込むと、今日体験したお仕事を見ることができるのも、ちょっと嬉しい。
KidZania Professional
チラシを入れるだけでなく入会専用ブースまで用意されていた、会員制度。入会金3,300円、年会費7,700円と強気な価格設定ですが、平日第2部に最大6名、または休日第2部に最大4名まで無料で入場できる権利が1回分ついてくるので、それだけでも元を取れるという考え方も、あります。他にも特典満載なので、激熱リピーターさんは入会の検討をしてみるのも良いのでは。
English Wednesday!
祝日と言うことしか頭に無かったのですが当日は水曜日。ということでキッザニアの大半が英語で運営される日でした。こんばんは、ではなくGood Evening!で始まるお仕事、特に大変だったのはピザショップとパフォーマー(時計塔)だったそうです。もう日本語で言ってよー。になったと、終わった後子どもがブーブー文句言っていました。スーパーバイザー(キャスト)の英語は流ちょうで、発音はともかくセリフを完璧に頭に入れているのは、さすがのプロ根性だと感心しました。
とにかくピザ屋!
お友達の第一希望でもあり、うちの子はいつも優先順位が低くて申し込めずにいた、ピザーラのピザ屋さん。今回は入場とともに駆け込みました。9時過ぎの段階で11:40の回が予約でき、さすがの人気です。12時頃にはすべての予約が終了、と看板が出ているのに予約している人がいて、あれれ?と思ってアプリを見ると、ちゃんと13時過ぎの回が予約可能になっていました。掲示を信じず聞いてみること、大切。
丸いピザ生地を延ばすところからトッピングするところまでを体験するお仕事、最後に自分で焼いたピザをもらえるので、3種類あるトッピングの中から好きなものを1つ選ぶところから始まります。トマトベース1種、マヨネーズベース2種だったので、迷わずトマトベースを選択していた二人(二人ともマヨネーズが苦手)。ピザ生地を押し広げ、麺棒で丸くしている様子を観ていましたが、大きな子はそれなりの完成度でも小さいお子さんはほとんど延ばせていない状態。これ、どうするんだろ?と思っていたところ、キャストが1枚ずつ上手にハンドトスして仕上げてくれました。お上手!
生地に空気穴をあけるローラーをコロコロした後は、トッピングエリアに移動。必要なものを必要な量だけ手渡されるので、好きなものを多く載せるということはできません(笑)。苦手なものを省くことは可能なようですが、アレルギーがある場合はコンタミしているのでこのJOBは参加できない、という対応です。
そして救急隊!
ピザショップの予約がかなり先なので、その間に体験できるお仕事を選んだところ、いつも早めに予約できなくなって体験したことの無い救命救急士を選択しました。胸骨圧迫2人、AED2人、アナウンス1人(これは5人中最年少のお子様に割り当てられる模様)で体験しました。うちの子たちは胸骨圧迫する気満々で臨んだので、AED担当になってしまい少し残念そうでした。(しかもパットの位置間違って教えられていたし...)。練習だけでも全員にマネキンさんの胸骨圧迫はさせてあげて欲しかったなぁ。と思いました。
キッザニアのSDGs
救急隊のお仕事が始まるまでの間、スタンプラリーに参加しました。キッザニア独自のSDGsが学べるスタンプラリー。1階にあった分しかやらなかったのですが、これは完全に大人向けの展示でした(難しかった)。時間があればもっとしっかり展示を観たかったところです。
ピザ実食。
隣のソーセージ工房併設のシャウエッセンホットドッグとDONQコラボのバケット+ソーセージのセットを買ってきて、大人はホットドッグ、子どもはビザとバケット、という昼食にしました。ピザ、本当に美味しいんですって。シャウエッセンも美味しかったです。スタッフが少なくて提供に時間がかかったのが残念でした。
ラジオ局
ピザを食べているところで聞こえてきたので、そのすぐ上にあるラジオ局のお仕事をやることに。ピザ屋の横の階段を上がると離れ小島になった2階にたどり着ける、ということも今回初めて知りました。ラジオ局、サッカー、メガネ屋、鉛筆屋があります。次回はサングラスつくるのを第一目標にすることになったので、場所を忘れないようにしなくては。
J-Wave提供パビリオンで、DJ6人に入れたらやるべきお仕事だなぁというのが率直な感想。1番と6番は参加者の中で年長者に割り当てられるので、うちの子たちはそうでない(その他大勢)でセリフが少なくちょっと不満そうでした。本番を収録したCDがもらえます!他の子たちと一緒とはいえ、これはとっても良い記念になりました。J-Wave のジングルがたくさん使われていて、とても「本物っぽい」仕上がりです。
時計塔
最後の時報は絶対にパフォーマーをやるんだ!と決めていたようで、終演30分前に行って無事権利をゲットしてきました。着替えや練習をしている間、親たちは初めて座ってゆっくり休憩。それまで延々立っていたので、石畳で疲れてしまいました。
15時2分前、大音響とともに登場。ポンポン持って踊るキレッキレのダンスを見せてもらいました。It"s 3 o'clock!
そういえば。今朝9時ちょうどの時報を担当したキッズが1人だけ(+キャスト)登場したのですが、曲は同じでもポンポン使わない全く違うダンスでした。15時にも再び登場していて、あの子は何者だ?と話題になっていました。キャストより完成度が高いダンスで、きっと他所でダンスを習っているか、ものすごく才能があるかのどちらかなのだと思います。スーパーキッズ。良いものを見せてもらいました。
お買い物
今日は写真を買わないと決めていたので見ることも無くお買い物ゾーンに直行。「あんなにたくさん撮ったのに買わないの!?」とうちの子は不満げでしたが、お友達が全く興味を示さないのでスルーすることに成功しました。らっきー。
閉園とともに一気にショップになだれ込むので(ショップを通過しないと出られないから)、そりゃあもうぎゅむぎゅむです。これ絶対万引き被害多いだろなぁ。ANAのマイレージも貯めて、ささやかですがミッション完遂。
お買い物その2
キッザニアを出て正面にピンクラテがあります。ワールドの展開するティーンズ女子向けの洋服と雑貨のお店。吸い込まれる二人。おそろいのシャツを買うんだと、汎用性の低い薄手のシャツを買わされました。これ、普段着ないでしょ、いつ着るの、今はまだ寒いし下に何か着ないと着られないよ(すっけすけだから)?と翻意を促すものの、全くいうことを聞かない二人。仕方なくお買い上げしました。
で、買ったばかりのその服を着てプリクラを撮る、までが、彼女たちの今日の計画だった模様です。
15時に閉園したのに、ららぽーとを出たのはほぼ18時。ここで夕飯食べて帰るという選択肢ももちろんあったのですが、がんばって帰ることにしました。明日は学校だもの、早く帰らなくちゃ。
まとめ
ママ友さんとあんなに長い間一緒にいたのも初めてでしたが、子ども同士が仲良く楽しんでいるのを観ながらいろいろお話できて、とても有意義な時間でした。二人とも一人っ子なので、いつもきょうだいで楽しんでいる他の子たちをみて寂しかったんだろうな、とも。今日体験できなかったパビリオンもたくさんあるので、またしばらくしたら「一緒に行く!」と言い出すことでしょう。一応15歳まで体験可能ですが、実際はあと数年だろうと思います。レゴランドも卒業したように、キッザニアも卒業する日がくる。そう思うと、1回1回貴重な時間です。また来ようね。