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次は、7月21日と27日

『夜明けに、月の手触りを』から、展
へ向かって、小さく一歩ずつ歩いています。
20代後半女性の手触りを残すべく10年前に上演された演劇作品
『夜明けに、月の手触りを』をきっかけに、
人が集い、対話したり、台詞を声に出したりする場をひらきながら、
有志の参加者で、(何らかの形で)『夜明けに、月の手触りを』の上演を目指しています。

形もメンバーも決まっていない船出はひとことで説明するのが難しく、
「演劇なんですか?」「展示なんですか?」「誰でも参加できるんですか?」
と、様々質問を受けます。
(現在、わたし一人からはじめているので、説明が不十分かもしれず、客観的に真ん中に置く言葉を考える必要がある……!と感じ、色んな方に相談しているところです……)

今回の企画を説明するとき、いつもこのようなイメージ絵を描いて説明しています。

『夜明けに、月の手触りを』を起点に、広く人が集える場を用意し、
頻度や関わり方は問わず、“誰と出会うか”を羅針盤にして、進んでいく。
種(台本)だけ撒いて、どんな風が吹くか、どんな天気になるか、どんな虫がやってくるかをただ、見つめる。わたしは状況を見ながら水をやったり土を耕したりする係かな、と思います。名前のない生き物がいきいき育つように。。

決めるー作るー見せる のプロセスではなく、
待つーなるー待つ―なるの繰り返しのはてに、ひらき、立ち会う人がいる。
今回の企画の在り方は、その、試みです。

最終的に重ねた時間は、
10月の13日~15日、会場を終日無料開放してひらきます。
所謂“展示”になるのかはわかりませんが、
昼公演、夜公演、だけ入ることができる劇場、という形ではなく、
何か軌跡や記録に触れられる場を設けひらきっぱなしにしておき、
その場で会期中のどこかのタイミングで上演を行う、という暫定イメージでです。(会場レンタル代がかかるので、上演は有料予定です。)
でも、集った人によって、これもどれくらい変更になるかは分かりません。

ただ、やり始めて気づきましたが(遅い)、
この形でやる企画の純度を上げるためには、もっともっと長い時間をかけて長い目で見守るのが良いんだろうな、と思います。
とはいえ、初の試みの今回。
期限は決めて取り組むので、その条件も含めて、一番、しなやかで、今ひらくべき形を模索していこうと思っています。
(『夜明けに、月の手触りを』は、初演が2013年の10月中旬だったので、それもあって、今回の期限は決めたかった、のでした。)

企画をはじめるにあたって、
7月はまず、“場をひらいて誰かと出会う”ところから。
ということで、犀の角さんの協力でカフェの一角にスペースを作っていただき、台本を置いて、ただただ訪れる人を待つ、という場を、設けています。
名前は、『ここに、台本がある』という場です。(そのまんま!)

犀の角、カフェの一角にひらいている『ここに、台本がある』
茣蓙スペースなのでゆっくりできます。
7月14日初回

7月は4回ひらくことにし、
すでに14日・15日と終えました。
どんな様子だったかは、こちらから。
記録は10月まで随時更新していくので、是非のぞいてみてください。

『ここに、台本がある』
7月はあと2回。
7月21日(金)と7月27日(木)です。
どちらも16:00過ぎ~21:30頃まで犀の角で場をひらいています。
いつ来ていつ帰ってもOKです◎
どういう時間にするかは、集った人の顔ぶれで決まります。
一人で本を読みたい、というのでも大歓迎です。
※参加費は無料ですが、カフェで、1ドリンクのご注文だけお願いします
『夜明けに、月の手触りを』台本はサンプルもありますし、販売もしています。(500円)ネット注文はこちら

・言葉と身体を見つめること
・フィクションを通して身体で考えること
・誰かと対話を重ねること
・女性や性別について考えること
・公に場をひらくこと

などに、関心がある人は、是非遊びにいらしてください。
8月も形は同じくするかはまだ考え中ですが、何かしらの場をひらきます。


問い合わせ:yoakenitukinotezawariwo@gmail.com

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