見出し画像

MITATERU for miro × 生成AIでアイデアを出しまくろう!

こんにちは、フジワラです。私たちが作った、無償でだれもが使えるアイディエーションカード”MITATERU”は、当初はカードを引いた人自身が考える事を加速させるものとして制作しましたが、時代は刻々と進化しています。ChatGPTに代表されるような生成AIを使ってアイデアを出せないかな?と思ったら、なかなか良いアイデアが作れることがわかったので、その方法をシェアします。ぜひ、あなたのアイデア出しやワークショップで活用してみてくださいね。

生成AIを使うときの注意事項ですが、「いうまでもありませんが、秘密情報は入れないように」してくださいね、特に無料で誰もが使えるようなものであれば、そのへん意識して使ってくださいね。
そして、生成AIと一緒に使うMITATERUの詳細は ↓↓↓ の記事をご覧ください。

※生成AIと一緒に使うMITATERUは、オンラインホワイトボードアプリの「miro」のなかで利用します。「miro」利用には無料のアカウント登録が必要です。


生成AIを初めて使う人はこちらを見てね

生成AIは割と気軽に無料で使えるのをご存じでしょうか、Googleアカウントがあれば、以下の2つを使えます。

GeminiはGoogleの生成AIです

ここにプロンプトを入力してください、の欄に要件を記入してEnterキーを押すだけ

ChatGPTはOpenAIの生成AIです

https://chatgpt.com/

↑↑↑↑ ChatGPTの利用画面のリンクです

ChatGPTにメッセージを送信する、の欄に要件を記入してEnterキーを押すだけ

さらに詳しく使い方を知りたい方は、”ChatGPT 使い方”とか”Gemini 使い方"で検索してみてください。

生成AIでアイデアを出すときの課題とは…

現在、さまざまな生成AIがリリースされています、生成AIに何かをやってもらう際には、プロンプトと呼ばれる質問文や依頼文を記述する必要があります。

例えば、このようなプロンプトを記述して、生成AIからのアイデアを出す事は可能です。ぜひやってみてください。(下記画像のグレーの部分がプロンプトです)今回は誰もが使える一般的なChatGPTを使ってみましょう。

誰もがアクセスできるChatGPTで作ったアイデア

いかがでしょう、きちんとアイデアは出てきます。しかも満足の分量で、なんとなくMECE感もあります。
でも、わたしなら「んー…いいけど、フツーだよね、どこかでやってそうだし、全部ね…」って言ってしまいます。これが最大の課題です。

…って書いてて、自分でハードル上げてるなあ…って思いますが。MITATERU for miroと無料で使えるChatGPTを合わせ技でアイデアを作ってみましょう。

MITATERU for miro でユニークさを作る

では、やってみましょう、お題は、先ほどと同じにしましょう。
-お題-
日本のスーパーマーケットチェーンが、環境にサステナブルかつ、社会問題に貢献するためにとるべきDXの施策とは?

MITATERU for miroで直観的に引いたカード

すべてのカードは一切仕込みがなく、miro上でその場で引いてみました。

プロンプトは、このように記述、書き損ねなどがあり、3回目のプロンプトです。カードの記載内容や、それぞれのカードが持つ意味をAIに伝えていますが、質問内容は一緒です
カードの内容を加味して出てきたアイデア

最初のアイデアは、もれなくダブりなく…MECEの一般論が出てきましたが、カードを使ったアイデアは、より具体的でユニークなものになっていると思います。そのような意味では両方ともにメリットデメリットはありますが、アイデアを出すときに参考にしたり、出てきたアイデアをベースに、現在つかっている既存の仕組みとの組み合わせなども考える事ができるのではないでしょうか。

出来上がったアイデアは、テキストや画面キャプチャで、miroに貼っておきましょう、忘れずに!

まとめ

いかがでしょう、今回は1つだけ例を取って試してみましたが、出来上がったテキストをmiroに張り付けていくと、複数のアイデアを比較検討できます。生成AIは、日進月歩で進化していっています。アウトプットの出し方も結構差がありますので、AIのアウトプットの違いも楽しんでみてください。
生成AIを使ってアイデアを出す事は決して邪道ではありません。そのままで使える事はまれだと思いますので、アイデア出しのきっかけに使うのがよい使い方だと思います。アイデアを出す事は偉業でも何でもありません。それを実現する事が偉業なのです。ぜひ偉業の最初の一歩、やってみてくださいね。