ワークショッププログラムでWOW!な体験をしてみよう!
こんにちは。デザインセンターの齋藤です。
富士通デザインセンターでは、ワークショッププログラムを通したコミュニケーションデザインも行っています。今回はワークショッププログラムの1つ、Workflow Optimization With design(以下略称 WOW program)についてご紹介をします。
1.なぜワークショップをするの?
たまに「ワークショップに人を集めることが大変」や「過去に社内ヒアリングをしているのでワークショップをする意味はあるのか」という率直なコメントをいただくことがあります。
私が様々なお客様とワークショップをする中で感じるワークショップの良いところは、「デザイナーがファシリテーターとして中立的な立場で入ることで、普段は関係性を考えて言えない本音を言いやすくなり、それが建設的な議論に繋がる」というところと、「将来のありたい姿のような、普段はなかなか時間を割けない、新しい視点について様々な部門が集まり検討を始めるきっかけになる」というところです。
様々な部門の方を集めることがハードルが高いという時は、一度スモールに実施してみて、その後に他の部門に広げていく、という方法もあるので、ぜひ一度体験してみてくださいね!
2.WOW programとは
WOW programは参加する方の検討フェーズに応じて、3つのワークショッププログラムから構成されています。
テーマに対して、これから将来像の検討を始める場合はWOW vision、将来像の実現のために解決すべき方向性がある程度定まっている場合は、WOW experienceを選択する、という形です。
3.ワークショップではどんなことをするの?
今回はWOW visionをテーマに、ワークショップでどんなことをするのかご紹介したいと思います。
①アイスブレイク
ワークショップでは最初に参加者同士で自己紹介したり、カードを使って今の素直な気持ちを共有しながら、これからのワークに向けて参加者同士で意見が伝えやすい関係や雰囲気を作っていきます。
②未来の想像が膨らむインスピレーショントーク
ありたい姿を検討する前に、社会の価値観の変化や先進事例を共有し、参加者が未来に対して想像が膨らむようなインプットをします。聞いた後に参加者同士で気付きを共有することで、少しずつ思考が未来へとシフトしていきます。
②テーマに対する理想の姿、実現アディア
次にワークショップのテーマに対して、理想の姿や実現アイディアを検討していきます。
③発表・フィードバック
最後に検討した内容をまとめ、グループ毎に発表し、他のグループからフィードバックをもらいます。フィードバックからまた議論が盛り上がったり、議論を通してお互いの業務に対する理解が深まったりもします。
4.WOW programに込めた想い
WOWというネーミングは「Workflow Oprimization With design」の頭文字で「ワークフローが複雑化しユーザーの負担が大きくなっている業務をシンプルに最適化しWOW!と感じる変化を企業に創り出す」というコンセプトが込められています。
ワークフローが複雑でユーザーの負担が大きくなっている業務は、みなさんの周りにもたくさんあると思います。
私自身、社内の事務処理の稟議フローがとても複雑で、1つの処理をするために、様々な部門に確認をとったり、そのために時間が掛かってしまったり、マニュアルが分かりずらく手戻りが発生してしまったり、という経験があります。
プログラムを通して、みなさんの業務がより直感的で、シンプルで使いやすく、心が動かされる体験に変わることを目指し、私たちは活動しています。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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