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野鳥の恩返し?

母の家に行くとプチトマトを育ててたプランターに見た事ない木が生えてきてた。

この春、母が骨折をして外出出来なかったのでせめて気分転換に植物をと私が勝手に私の好きなプチトマトの苗と母が好きな茄子の苗をプランターに植えて置いた。母は茄子は喜んで食べてくれたんだけどプチトマトはどうも母には好みでなかった様子でプチトマトを食べずにそのままにしてそこに集まってくる野鳥を見て母は楽しんだらしい。。。
甘い種類のプチトマトだったので鳥には大人気で毎日プランターにやってくる野鳥観察は楽しかったと話していた。

私は食いしん坊さんなのでせっかく育てたプチトマトを食べずに「野鳥の餌」と言われた時は一瞬ショックだったけど母が楽しめたのなら最初の気分転換という目的は果たせたのでヨシと思う事にした。
そして母も体調が落ち着いてきたのでプランターのお世話も母に任せた。

秋になってそのプチトマトも茄子も終わり苗も弱りだした頃「プランターに植えた覚えのない木が生えてきたのよ」と言う。久しぶりにプチトマトのプランターを見に行くと小ぶりながらも美しい小さな南天みたいな真っ赤な実をつけた正体不明の木が立派に生えてた。

これ何の花?木なのかな?
母も何の植物か不明と言いながらも「赤い実が綺麗でしょ?」と言ってしばらくこのままプランターに生やして楽しむ事になった。
プチトマトを食べた野鳥が何かの種を持ってきたのかな?

野鳥の恩返し?
生き物が居る所には何らかの変化があって面白い。


花屋にて紫に咲くほととぎす
ハロウィン飾り紅葉の空
安売りのハンドクリーム嫌な香り
外れクジ引く次は当たるさ
パナップのジャムの笑顔が可愛くて
今日は大吉、空は晴れてる
焼き芋を娘と散歩、買いに出る
芋の旨さでやる気が変わる
1日のお日様吸った洗濯は
ひなたの匂い明日の元気
見上げれば空いっぱいの鱗雲
赤く焼けてく夕焼け小焼け
暖かな布団とご飯ある日々を
感謝の気持ちで過ごす毎日
微笑みは代わり映えない毎日に
代わり映えない幸せな日々

生花の花材とかに使われる「ほととぎす」って紫の花を見かけて時期的にハロウィンの黄色いカボチャとの色合いとコントラストが季節感あって可愛いなって思って歌にした。
花の横に書いてあった「ほととぎす」の花言葉は「永遠にあなたのもの」らしい。
歌を読む時に夏目漱石が言う「月が綺麗ですね」と同じようにこの花は取り扱い注意って事も知った。

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