開花宣言

外を歩いててふと見上げると一輪の桜が咲いてて「いよいよ開花か？」なんて一瞬思ったんだけど、昨年もこの木の花だけがたいぶん早く咲いちゃってていち早く春を告げてた。
「この木だけ咲く時期の早い桜なのかな？」って思っていたら初夏頃、木にしげる葉の中からひょっこり大きなさくらんぼが鈴なりになりだしたかと思っていたらどんどん実は大きく育って。。。
その実の姿は姫りんごだった。

この木、桜じゃない！？
まじかー。

昨年はその事実に勝手に1人びっくりしたので、今年いち早く咲いたりんごの花に一足早い春を教えてもらった。
その先には今朝まで固いつぼみだった木蓮の花が昼頃にはもうたくさん咲いて白い大輪の花が雲ひとつない青空を賑わしていた。

一雨が降るたび蕾膨らんで
春を待ってる木蓮の花
毎日にふくふく育つ蕾たち
咲く日はまだか？春はすぐそこ
見上げると青空の中一輪の
りんごの花が春を告げてる
暖かな日差しでホロリ花びらが
解けて咲いた木蓮の花
青空に微笑むように満開で
赤子みたいな白い木蓮

毎年に何よりも早く黄砂と花粉が「もうすぐ春が来るよ」って知らせに来るけど心地よくない春の知らせとは違って開花の春の知らせは賑やかでワクワクしちゃう。

季節の移ろいは美しくて命を感じる。

この記事実は少し前の話を書いたもの。
書くのを辞めようかとも思ったんだけど気負わずに思いついたら出す程度で続けてもいいんじゃないか？なんて思ってその程度で書いてこうと思う。