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マグロの皮なめし

今まで鮭、鯉、鯛、ホッケ、サバ、アジ、その他食用魚、いろんな皮をなめして革にしてきました。厚さの割に丈夫なのですが、それでももっと厚みのある魚革を作ってみたくなりました。
ということでマグロの皮に興味が出たのですが、マグロは巷に溢れてるのにマグロの皮はとんと見ない。奴らはどこに?
マグロ漁をしている会社に皮を売って欲しいと相談した所、とても親切に了承頂き皮を売ってくれました。感謝です。

早速届いた皮・・などの写真は壊れたスマホに入ってるため、なめし過程などは後日アップしますが、石灰漬け1日、ワイドハイター漬け数時間、濃縮緑茶漬け4日〜2週間
の予定です。

なめし液から出して絞った薄い部位


薄い部分は4日くらいで十分なめせてる雰囲気を感じたので、試験的に油つけつつ乾燥させました。そのほかは2週間くらいなめす予定です。

乾燥後
乾燥しても柔らかい


別途書きますがマグロの皮はとても変わってて鱗の上にビニールのような表皮がコーティングされています。薄皮→鱗→皮。薄皮と鱗を残して屈強な皮を作るのも面白いかもしれません。

この薄い部位は表皮と鱗を落としてなめしました。小さめなので、ハギレを継いで名刺入れを作ってみよう

薄いので芯材に牛床革を使用

部位によって色んな表情があり面白いです。

と言うわけで完成したのがコチラ
レザークラフトは素人で稚拙なためお恥ずかしいのですが公開します。

外装は細かい鱗の部位、内装は荒々しい部位



ポケットの内側は失敗したマグロ革

さて、厚い部位で何を作ろうか。

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