AIでオリジナルMV作成してみた
はじめに
年明けにSNSを見ていたら、「テキストからMV(ミュージックビデオ)が作れるサービスが出た」という投稿を発見。布団から飛び上がり、私も早速やってみました。
auのサービスだった
調べてみると、なにやらauが出しているサービスだそう。auが2024/1/1から新CMを出して、それに連動したサービスらしいですね。CM自体はauお正月新CM「さぁ、何やる?」篇ということで、下記のようなものです。
CMについて:
KDDIと沖縄セルラーが、au「三太郎」シリーズの10年目を記念したお正月新CM「さぁ、何やる?」篇を2024年1月1日から全国で放映開始した
CMのストーリーは、鬼ちゃんが紙芝居で過去の三太郎CMのハイライトシーンを生成AIのイラストで振り返る内容となっている
楽曲について:
CMの楽曲「みんながみんな英雄2024」は、三太郎シリーズ初年度のCMで楽曲を歌ったAIが10年ぶりに担当
歌詞は本CMのメッセージに合わせて新たに制作され、1月1日から音楽配信サービスで配信開始
映像について:
過去の三太郎CM約160本の映像と、イラストレーター松本ぼっくりさんの200枚以上のイラストを学習した生成AIを活用して制作されている
画像生成AIで有名なStable Diffusionの開発元であるStability AI社が監修している
さぁ、何やる?メーカー
CMの連動施策として、生成AIが個人のMVを作れる「さぁ、何やる?メーカー」が提供されていました。今年の目標などを入力すると、歌詞・歌声・イラストを生成AIが製作し、オリジナルのMVを作成できるサービスで、完成したMVはSNSでシェアでき、投稿キャンペーンも実施しています。
実際につくってみた
「2024年、さぁ、何やる?」ということで、私は所属する会社のVisionでもある「人をわくわくさせる」というテーマでMVを作ってみたいと思います。
MVで歌ってくれる声も4種類から選べるようです。楽しい。
画面に従って進めていきます。
利用規約に同意すると、すぐに生成が始まりました!素晴らしいスピード感。5秒くらいでまずオリジナルの歌詞が完成しました。
ミュージックビデオは流石に少し時間がかかるようです。完成まであと約2分の表示。ChatGPTのDALL-E3でも画像生成には20秒ほどかかるので、数枚画像を生成しているのかな。マーケティングの目線では、この待ち時間は離脱の元なので、待ち時間で歌詞を見てもらったり、待ち時間を表示したりと工夫が見られるなという感想。
待つこと3分ほど、動画が完成しました!!
完成した「人をわくわくさせるの歌」MV
完成したMVが下記になります。スクショを一部貼っていきます。
MVがまるまる作れる!というよりも、オリジナルの生成画像がMVの中に5枚差し込まれるという感じでした。紙芝居の絵としてAIの生成した絵が使われているのが工夫されていました。なんだか体験としてはちょっと楽しいですね。動画全体を見てみたい方は下記リンクから見てみてください。
感想
使われている技術はすでにそんなに珍しくもない技術ばかりだと思いますが、このように「手軽に短文テーマからMVが作成できる」のような体験を示しているのは非常に面白いと思いました。
このようにAIを使って新たな体験をつくっていきたいですね。
自分のオリジナルMVを作ってみたくなった方はこちらから↓
終わりです!ではまた!
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