#3 いま提供しているサービスは何か。そして、これからどんな人と働きたいか。
こんにちは。
fujitacaリノベーション 阿部です。
久しぶりになりましたが、noteを書いています。
弊社は9月より新年度を迎え、引き続き、リノベーションを通じてお客さまを幸せにできるような居場所づくりに取り組んでいきたいと思っています。
今日は、そもそもfujitacaリノベーションがどんなサービスを提供していて、どんな人たちが働いているのか?
そんなことにフォーカスした記事にしたいと思います。
「どんなサービス」を提供しているのか
fujitacaリノベーションでは、現在は「一般ユーザー向けのマンションリノベーション」がほとんどです。
これまでは法人向けサービスなどが大半を占めていましたが、現在は事業のほとんどが一般ユーザー向けのサービスとなっています。
お客さまは「オシャレで暮らしやすいリノベーションをしたい」「対話をしながら決めたい」という声が多い
顧客層は、30代・40代のご夫婦・パートナー・ファミリーが中心。
テイストはさまざまですが、特に「シンプルだけどちょっとオシャレさが欲しいな」という思いを持たれている方が多いです。
例えば、こんな感じのテイスト。
ただ、おしゃれなリノベーションに取り組んでいるだけではありません。
特にわたしたちが得意としているのは”暮らしに添った対話・ヒアリング”に長けていると思っています。
お客さまが選んだプランを見渡してみると、自然素材ご希望の方も、完全なる無垢材ではなく、部分的に自然素材を使ってお手入れを優先したり。
メーカー製品を選んで使いやすさをチョイスしても、デザインを工夫して暮らしやすさを優先したり。
間取りづくりの時間にほとんど費やして納得のいく間取りが出来上がったり。
対話を重ねて、自分なりの答えを導きだしていきたい!という思いに共感して、一緒にお打ち合わせを重ねてくださります。
わたしたちも、オシャレさと暮らしやすさのちょうどいい場所を見つけられるよう、ともに考えながらプランをつくりあげていきます。
同じようなことを謳っている会社はたくさんあると思いますが、本質的に実践し、強みとしている会社はあまり多くないのでは、と感じています。
さまざまなお客さまと触れ合っているからこそ実現できる「買取再販プロデュース」も
住まいの選択肢はさまざま。
リノベーションで言えば、中古マンションを一般のお客さまが購入して自分好みにリノベーションをすることが主流でした。
近年注目度が高いのは「不動産会社等が所有している物件を、多くの方々が住みやすいようにリノベーションをし、リノベ済物件を購入する」という選択肢も増えてきています。いわゆる”買取再販”です。
買取再販の分野では、不動産購入の資金調達等も必要なので、ある程度資金力のある大手企業を中心にシェアを伸ばしていっていました。
ある意味、画一的でシンプルな間取りをどんどん生産していき、ある程度の需要と供給は満たしているように感じていますが、ライフスタイルへの関心が高まる時代の中で、一般ユーザーの目も肥えてきています。
ましてや、情報社会の中で、ちょっとでもこだわっているものを買いたいという思いも増えてきているように感じています。
そこで考えました。
わたしたちは年間たくさんのお客さまと直接対話して、得られた”生の声”をすぐに買取再販に活かせるのではないか、と。
そんなことをぼんやり考えていたら、いくつかの不動産会社さんから是非プロデュースをお願いしたい!というお声が増えてきています。
そんなこんなで、最近はエンドだけではなく、エンドのノウハウを活かしたマンション買取再販の設計施工サービスも増やしています。
「どんな組織」でサービスを提供しているのか
これまで紹介したサービスをどうやって提供しているのか。
長く付き合いのある業者さんやメーカーさんなどからは、「フジタカさんは、以前より雰囲気が変わりましたよね」とお声掛けいただくこともあります。
おそらく、変わったであろうと思われるポイントは「働き方が変わった」からです。
以前は、設計スタッフが独立してそれぞれのプロジェクトで設計業務を行っていたり、法人向けのサービス(再販物件の設計のみ)に携わっていたり…
一人ひとりの裁量は非常に高い組織形態でもあったのですが、一方で一人ひとりに負荷がかかりやすい状況も生まれていました。
現在のfujitacaリノベーションでは、ひとつのお仕事に対して「全スタッフで取り組む」ようにしています。
組織の中の役割分担が「対話の質を高める」
最初の問い合わせやヒアリング等は、弊社副代表の阿部が行います。
私阿部は、もともとリノベ業界経験者ではなく、コンサル→小売販売→リノベ設計 という流れでfujitacaにジョインしています。
設計が強いというよりは、問いを投げかけながら”暮らし目線”でのヒアリングや提案を行うを中心に、お客さまのマインドセットを整えるイメージです。
弊社にフィットするかどうか、も阿部のほうで対話を行い、お客さまと話し合いを進めていきます。
徐々に、ヒアリング内容が明らかになってくると、いよいよ設計段階の話になっていくので、ここから弊社代表の佐藤がジョインします。
佐藤は、もともとリノベ会社を数社経験しており、一級建築士。
現場がスタートしたら、現場をしっかり見ていくため、大工さんや設計スタッフ、プランニングスタッフ、メーカー担当者など、一番多くの人と接する立場です。
そのため、さまざまな意見を中立的に取りまとめ、調整を行うことを中心に進めていきます。
プランづくりがスタートすると、設計スタッフの田中がジョインします。
田中も、佐藤と同じようにリノベ会社の設計を経験しているため、図面作成や見積準備等の細やかな作業を中心に、役割を担ってくれています。
佐藤や阿部ともしっかりコミュニケーションを取り、お客さまの要望を踏まえ、設計サイドとしての意見を伝えてくれています。
これらの意見が相互に重なり合いながら、お客さまと対話を行うので、普通のリノベーションサービスよりも対話量が多く、たくさんの気付きを得ながら納得のいくリノベーションを提供することができている、というわけです。
これから「どんな人」と働いていきたいか
先日、ミッション・ビジョン・バリューを中心に、これからどんなお客さまと一緒に未来を創っていきたいか、どんなサービスを展開していきたいか、といったお話をさせてもらったと思います。
そして、わたしたちがどんな組織であるか、ということも。
具体的に採用活動をスタートしているわけではありませんが、まずは「サービスの質向上」を目指した活動を拡大していきたいと思います。
現在、接しているお客さまを中心に、より幸せになるようなきっかけを増やしていきたい。
どんな職種でも良いですし、どんな働き方でも良いです。
不動産会社さんが提携するのも良し、業務委託でチャレンジしたいというのも良し、入社したいという気持ちがあるのも良し。
同じ思いで、リノベーションを中心とした暮らしのサポートをお手伝いできる方はどんな形であれ、大歓迎です。
fujitacaリノベーションのスタッフも、ひと昔前までは「もっとお客さまを幸せにできる仕事がしたいなぁ」「どうやったらもっと社会のためになることができるのだろうか」と思いながら、模索し続けてきました。
不器用なりに、前に進んできたと思います。
決して派手な会社でもなく、口下手なときもあるかもしれません。
それでも、なんだか社会のためになるような、誰かの明日の暮らしを照らすような、そんなチャレンジをしてみたいという方は、ぜひお声掛けください。