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防衛戦のルールについて
8月8日(火)の試合が発表されて3週間が経ちました。
「この前チャンピオンになったのにもう試合?」
とよく言われるので、タイトルマッチのルールについてご説明させていただきます。
【目次】
①タイトルマッチの種類
②試合間隔の短さについて
③4大タイトルマッチのその後
④藤田より
①タイトルマッチの種類
タイトルマッチは2種類あります。
【1】タイトルマッチ
チャンピオンvs挑戦者。普通の構図。
【2】王座決定戦
チャンピオンがベルトを返上(※1)して王座が空位になった場合、ランキング上位2名でチャンピオンを決める試合。
(※1)現役引退や世界のベルトを狙うなどの理由で国内での試合をしなくなる場合、チャンピオンはベルトを返上します。
藤田が獲得したベルトは前王者の平岡アンディ選手が返上したことによって王座決定戦となりました。
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返上に伴い当時ランキング1位のアオキクリスチャーノ選手との試合が決定いたします。
![](https://assets.st-note.com/img/1688538273151-IVr9Qn6PVY.jpg?width=1200)
②試合間隔の短さについて
チャンピオンになると、定期的にベルトをかけて試合をしなければいけない防衛期限というものがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1688538704395-JRaIHy9ltF.jpg?width=1200)
"タイトルマッチ"でチャンピオンになった選手は、半年ごとに防衛戦を行わなければいけません。その際チャンピオンは1〜12位の選手から挑戦者を選ぶ権利があります。これを選択防衛戦と言います。自分と相性の良い手堅い対戦相手を選ぶチャンピオンもいれば、選択防衛戦でもランキング上位の強い対戦相手を選ぶイケイケのチャンピオンもいます。
2度目以降の防衛戦に関して、選択防衛戦とは別に1年ごとにランキング1位の最強挑戦者を迎えて防衛戦を行わなければいけません。これを指名防衛戦と言います。チャンピオンvs最強の挑戦者の構図になるため、王座交代の可能性が非常に高く盛り上がります。
また"王座決定戦"でチャンピオンになった選手は、120日以内に指名防衛戦をしなければいけません。
わかりやすく言えば「チャンピオンを倒してベルトを獲ったわけじゃないから、最強の挑戦者からベルト守って強さを証明してね」ということです。
藤田は4月26日に戴冠し、105日後の8月8日に1位の指名挑戦者である大野選手と防衛戦が決まりました。
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③4大タイトルマッチ勝者のその後
![](https://assets.st-note.com/img/1688539897591-KDpitEGDiz.jpg?width=1200)
僕がチャンピオンになった日は4つのタイトルマッチが行われましたが、そのうち3つは王座決定戦でした。
①ライト級"タイトルマッチ"
宇津木選手(王者)vs仲里選手(指名挑戦者)
勝者:仲里選手→防衛戦は未発表(半年以内〆切)
②スーパーライト級"王座決定戦"
アオキ選手(1位)vs藤田(2位)
勝者:藤田→防衛戦は8月8日
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③ウェルター級"王座決定戦"
重田選手(1位)vs坂井選手(2位)
勝者:坂井選手→防衛戦は未発表(8月26日〆切)
④ミニマム級"王座決定戦"
高田選手(1位)vs守里(2位)
勝者:高田選手→防衛戦は7月8日
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④メッセージ
チャンピオンになったその日から狙われる側です。
人生をかけて獲ったベルトも100日ちょっとで失う可能性があります。この試練を超えて国内スーパーライト級の主役になりたいと思います。