
日本語教員試験を受けてきました
第1回目となる日本語教員試験を受けてきました。合格の確率は限りなく透明に近いです。というより不合格です(^_^;)。
レベル紹介
小生のレベルをまず紹介しますね。
「形容詞って2種類あるんだ」と知ることになったのが先々月の9月。
(まぁ9月から勉強スタートしたのですが)。
それから音便ってあるでしょ。このことはさっぱり理解できず、先週になってあぁこういうことかと分かったくらい、、
それから格助詞と係助詞の違いとか、今朝の電車の中で調べる始末。
それでもなおわからないまま試験に突入。
まぁこんな状況です・・。
みなさんにいっぱい自信をつけさせてしまいそうです💦。
いよいよ会場へ
さて朝の電車の中は日曜日なのに、平日のような混みようでした。
最寄り駅について、会場まではぞろぞろ受験者が歩いているのかと思いきや、それらしき人達は見まわしてもあまり・・・いない。
会場のでかい建物に着くと、試験会場の部屋に行くまでが若干分かりにくいのか、たくさんのスタッフの方が案内してくれていました。
試験会場の部屋に着くと、もう7、8割方、着席して感じ。
部屋は300人も入る大きな部屋で、天井照明などからはイベントや宴会などが、よく開催されていたのだろう!というような雰囲気がありました。
最初入った時はだいぶあたたかく感じ肌着とシャツのみになったのですが、午前の試験が始まった途端、冷房がかかって一気に涼しくなり、前の方にいた女性の何人かは上着を膝に掛けるのを了解してもらっていました。
腕まくりをしていた小生も上げていた袖を伸ばしました。
その後、部屋はよく冷えたのか、約1時間後には冷房も止まりほっとしました。
いよいよ開始・・・とおもいきや・・
試験開始の号令の時に、受験者もスタッフの人も「えっ?」「えっ?」
「いいのぉ?」ってなってしまったちょっとしたハプニングがありました。
(結構大きなハプニングだったかも・・)。
午前の基礎試験は2時間、ほんとに基礎なの?
午前中の基礎試験は10時から丁度2時間、問題の冊子は41ページありました。
最初の方の文法問題は前述のごとく全く分からず、そのせいか気がつくとあと残り1時間でまだ60問近く残っていました(全部で100問)。
後半はダッシュで、終了約15分前までにマークをつけることはできました。
文法の問題はまるでだめ。確実に正解はこれ!という問題はほとんどなく、基礎試験というものの、名ばかりの基礎試験でした。
まぁ小生の実力からみた場合の話です。
JLPTや今まさにやっている日本語教員試験そのものの問題も出てましたね。
なんだこれって思っちゃいましたけど。
お昼
お昼は12時から13時までなのですが、解答用紙・問題用紙の回収確認作業が終わってからなので、実質45~50分くらいでしょうか。
はじめから、きちんとした昼食をとるつもりはなく、朝方コンビニに寄って買ってきた、小さめのアンパンとゼリー飲料を飲んだだけでした。
天気が良かったので、パンをかじりながら、会場周辺を散策しました。
散策とは結構な余裕ですネ。
そういえば大昔、サラリーマンだったころ、仕事帰りに歩きながら
パンをかじっているところを同僚にみられ、「やたら、似合ってる
なぁ」と褒められた?記憶があります。
戻りの道すがら、歩道橋の階段を下りていくと、後ろから同じようなバッグを背負った中年の方に(でも僕よりは若い)「今日は天気がいいですねぇ」と声を掛けられました。
突然だったので、「そうですねぇ」くらいの言葉しか掛けることができなかったのですが、、、きっといい人に違いありません (^^)。
もどってからは応用試験Ⅰ 聴解です。
13:00着席で、13:20開始の14:10分終了。
過去の問題集は一冊も持ってないのですが、教育検定試験の試験Ⅱでは
最初の6問はアクセントという認識でよかったですよね?。
ところがこの試験、問題1は20問もあって、アクセントの問題は2つ、
口腔断面図の問題も2つしかありませんでした。だいぶ検定試験とは形式を変えているようです。
流れてくる音声は、あまりクリアには聞き取れず、スピーカーの音質はあまり良くなかったように思います。
TOEICを何度か受けたことがありますが、事前に音響の確認はします。日本語教員試験は今回が初めてなので仕方がない面もありますが、音響に関してはいまいちの感じがしました。
スピーカーのせいでは全くないのですが、聴解問題は聞き取れないまま、
問題の音声はどんどん流れ進みます。
問題2、3では問題の仕組みが最初わからず、、また別の会話かぁ~とどんどん進み、、、、問題のアナウンスは「休憩を取ります・・」といいながら、やおら次問にいく進行システムには、事前の準備や慣れが必要だと思いました。
聴解問題は自分にとっては非情でした・・・。
そしてまたちょっと休憩
試験の最後は応用問題Ⅱ 読解です
応用問題Ⅱは14:50から16:30です。60問100分です。
同じように問題は分厚い41ページでした。
今度はなるべく遅れないように事前に時間のマーカーをつけました。
解答用紙が15問づつの4ブロックにわかれていたので、ちょうど時間の目安として1ブロックが25分。
14:50(開始) → 15:15 → 15:40 → 16:05 → 16:30(終了)と
目標の時間を設定、、最低でもこれ時間内に進むようにしました。
最後の方は時間を取ってしまいましたが、どこ地点でも10分位前に通過することができました。
基礎試験のような知識・技術的な問題はなく、一般社会的な問題が多かったので、基礎試験よりやりやすかったです。
一番最後に統計の問題も出て、、えっ!こんな問題も出るんだとちょっとびっくり・・。
そして試験も全部終了。
とりあえずの感想はホットしたということでしょうか。
ぜひ問題をもらって確認してみたいものです。それから解答も。。。
9月からスタートして、11月はかなり一生懸命勉強しました。
いろいろ犠牲にしたこともあったので、試験が終わって安堵したという感じです。
前回の記事でも書きましたが、以前より心理学とか言語学とはどういう学問なのかなと思いつつ、なにも手を付けていなかったので、今回、日本語の文法はじめ、未知の分野を勉強するきっかけとなり、良かったと思っています。
次回はどうしようかまだ考えていませんが、また来年の9月頃になったら考えることにしましょう。
他にトライしたい試験もあり、それらの目途がたったら、再度受験してもいいかなと思っています。
せっかくのいい機会になったので、試験勉強とは関係なく、
これから心理学・言語学・社会学なども学んでいこうと思っています。
ありがとうございました。