Teatro大会(地域発表編)
teatro大会(校内編)の続きです
校内選考で勝ち残った12クラスが、保護者や友達・地域の人に向けて発表する、というシステム。
この行事が児童生徒にとってどのくらいの立ち位置にあるのか、始まる前はさっぱりわからなかったが、
どうやら審査員をするらしい、と知ったsecundariaの生徒たちに「Mio、頼むから俺のクラスに100点をつけてくれ」と言われるくらいには、子供たちは勝ちたいらしかった。
地域発表は、3日間に分けて行われた。
残念ながら勝ち残れなかったクラスは、代表1人がpoesia(詩)を披露する。
このpoesiaがなんとも日本では見たことがない感じで、おそらく子供が作ったオリジナルの詩を身振り手振り、音楽に乗せて舞台上を歩きながら披露する。
1人ミュージカルみたいな感じ?語彙力がなくて言い表せない。ごめんよ、みんな。
テーマも色々で、
地球環境のことだったりジェンダーのことだったり、家族への愛だったり。
例の如く、ほとんど理解はできなかったが、魂は伝わってきた。
そして、勝ち残ったクラスのteatroはというと、2週間前に見ていたものからどのクラスもかなり進化していて少々驚いた。
あるクラスは、キャストが増えていたし、あるクラスは小道具が増えていた。
暗転(というか幕を閉めるんだけど)の時間が大幅に短縮されているクラスもあり、かなり練習を重ねたんだろうなぁとしみじみ😭
そして、この3日間を語るにあたり欠かせないのが、先生たちによる食事の提供である。
ボリビアに来て3ヶ月弱、だんだん分かって来たのだが、ここではイベント時には必ず食事が提供される。
このteatro大会でも、先生たちが食事や飲み物を準備して販売していた。
わしは2日目に料理係を担当した。
この日のメニュー(?)は、
・ご飯
・フライドポテト
・唐揚げ
・ソーセージ焼いたやつ
・いちごジュース
150食分くらいだったのかな、
学校の調理場を使って、4人でわっせわっせと作業すること3時間。笑
準備が終わる頃に、他の先生が車で迎えに来てくれて、料理を乗せて会場へ向かう。(もう劇は始まっている時間!)
車のエンジンがかからないわ、
揺れでいちごジュースがぶち撒かれるわ、
トラブル続出だったが、無事に会場に到着、と休む暇もなく販売開始!
会計係を任されたのだが、これが本当にしんどい!!!!!!!!
全て書くとJICAの規定に反してしまうような気がするので心の中にしまっておきますが...笑
総じて疑問なのは、なぜ大人と子供も「並ぶ」という行為をしないのだろう?ということ。
食べ物を買うのも、飲み物を買うのも、360度の方向から「ちょうだい!」「いくら?」「これ何?」「スプーンある?」「誰にお金渡せばいい?」などという声が飛び、手が伸びてくる。
ボリビア全土でそういう文化なのか、
任地の地域性なのかは分からないが、
そういえば、学校で子供たちからサインをせがまれる時も360度からだなぁと思うなどした。
「待つ」「並ぶ」ということに関して、先生方がどう考えているのかを知りたい。