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【 韓国で非常戒厳宣言!(戒厳令)】 何が起きたのかを超分かりやすく解説

【前置き】
※2024年12月4日5時時点の情報です。状況は刻一刻と変わりますので、最新情報はXをご覧ください。
※全編無料で読めます(決済しても私に寄付されるだけです)

2024年12月3日23時、ユン・ソクヨル大統領は、韓国の国家運営が深刻な危機に直面しているとして、「非常戒厳」を宣言しました。

一言でいうと、メンヘラ大統領が「無能だから辞めろ!」と議員たちにイジめられ過ぎてブチ切れました。
それも「もう議員と話し合わんから、ワシと軍隊だけでやるわ!」と。。

しかも・・・

・反対する勢力は軍が銃で打って殺す!
・国会も停止するかも!

韓国は1987年6月29日まで、40年以上軍事独裁政権が続いた国です。
デモ隊は元より、何の罪もない一般人が軍の砲弾をうけ亡くなったりもしました。

韓国国民からしたら「あの時代に戻してなるものか!」と当然ながら、全議員含めて猛反発。韓国の中枢は一瞬にして大混乱に陥りました。




この事態は、韓国国内だけでなく、国際的にも大きな注目を集めています。(日本のメディアだけ全然報道してない。笑)

【韓国クーデターの流れ】
①前大統領への不満が高まる
②反対派が過半数となり、政権を獲る
③反対派に大統領できそうな人がいない
④とりあえずユン現大統領が選ばれる
⑤ユン大統領は検察官出身で、政治の知識ゼロ
⑥無能すぎて不満が募る
⑦大統領ヨメが、ワイロ受取りや政治口出し、学歴詐称・論文パクリなどのスキャンダル
⑧支持率19%以下へ低下。議員も国民も辞任を要求
⑨「ワシと軍隊だけの国にするわ!」ユン大統領がメンヘラ化し暴走
非常戒厳令
⑪大統領と軍隊以外、全員ブチ切れ
⑫深夜1時に緊急国会を開催190人中190人賛成で、
非常戒厳令無効
⑬大統領が認めていないので完全解除とはならず(軍は突入は停止、しかし撤退はせず待機中←(今ここ)
⑭テレビを通じて、議員が大統領室に立てこもった大統領に解除要請←(今ここ)

発令から2時間半で、一旦非常戒厳令の無効が可決し、最悪の事態は免れた状況です。

韓国の大統領、辞めた後はだいたい逮捕or亡くなるんですが、ユンさんはどうなるのか…
色々と問題や困難はあるかと思いますが、命だけは大切にしていただきたいです。

ウォン・ドル為替レート1440ウォン突破! ユン・ソクヨル大統領が3日非常戒厳を宣言すると、ウォン・ドル為替レートが2年ぶりに最高値に上昇し、米国証券市場に上場した韓国企業株価が急落。

当時、ニューヨークタイムズも緊急報道を続けていました。

現時点で、韓国旅行は取りやめる程ではないのですが、ニュースで状況変化を確認しつつ、人が集まる場所や軍関連施設まわりには近寄らないよう気を付けてください。

ちなみに今韓国の地下鉄と鉄道は、運行率が50%程度で、12月5日と6日にでストライキも予定されています。

新卒の平均月収35万円のところ、25万円かつ国鉄が赤字なので、人手不足ブラック労働になったのが原因です。

渡韓中&予定の方は朝夕の外出は控えていただくのが安全です。
くれぐれもお気を付けください!

緊急連絡先はすぐに呼び出せるようにしておいて下さいね!

今渡韓することを推奨しているわけではありませんが、キャンセルが出たこともあり、片道1万円の日も出ました。
前日予約だともっと安くなります。

「非常戒厳」について、詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
(宣言された直後23時30分頃にまとめたものなので、その後の状況は含まれていません)


1. 非常戒厳とは何?


「非常戒厳」とは、国家が非常事態に直面した際に発動される特別措置のことです。
主に、政府が通常の手段で問題に対応できなくなった場合に施行されます。 これにより、軍が一部の行政権や警察権を引き継ぎ、治安を維持する役割を果たします。
大統領が戒厳を宣言することで、国家全体の統制が強化されます。 韓国では、過去にも戒厳令が発動された歴史がありますが、現代の民主主義国家では極めて異例の措置です。


2. 背景にある問題

ユン大統領が非常戒厳を宣言した理由は、大きく分けて以下の3つです


①国家運営の麻痺


野党が政府の運営に大きく反対し、政府官僚や主要機関の弾劾を繰り返していると非難されています。
この結果、行政と司法が正常に機能しなくなり、国会も「犯罪者集団の巣窟」とまで呼ばれる事態に。
さらに、国会は来年度予算を削減することで、治安維持や国防費など重要な国家機能にも支障をきたしています。

②自由民主主義への脅威


大統領は、野党の行動を「反国家勢力による体制転覆の企て」として批判しました。 彼は、これらの動きは韓国の自由民主主義を根本から揺るがす危険な行為だと論じています。

③北朝鮮の脅威


ユン大統領は、「北朝鮮と結びついた反国家勢力」が韓国国内で影響力を拡大していると指摘。
それに対抗するための措置であるとも述べています。

3. 非常戒厳で何が変わるの?


戒厳令が発動されると、以下のような変化が起こります

①治安維持のための軍の動員


街中に軍が展開し、治安維持活動を行います。
これにより、デモや暴動が厳しく取り締まられる可能性があります。

②一部の自由の制限


国民の日常生活にも影響が出る可能性があります。 例として、移動の制限やメディアの監視強化などが考えられます。

③行政機能の集中化


大統領と軍に大きな権限が集中し、場合によっては通常の議会手続きが停止される場合もあります。

4. 大統領の主張と批判


ユン大統領は、非常戒厳を「自由と安全を守るための避けられない措置」と説明しています。
彼は特に次のように強調しました 「未来世代に正しい国家を譲るための決断だ」 「善良な国民には不便を最小化する努力をする」 一方で、反対派や多くの国民からは、「権力の乱用」「民主主義への脅威」との批判も上がっています。

5. 国民への影響


非常戒厳により、以下の点で国民の生活に影響が及ぶ可能性があります
・自由の制限:デモや集会の禁止など。
・治安の強化:一方で治安が安定する可能性も。
・経済への影響:投資家の不安が増し、経済的混乱が起きる懸念。

6. 国際社会の反応


戒厳令の発動は、他国からの注目を集める重大な出来事です。
韓国が国際社会で信頼を失うリスクもあり、外交関係にも影響を及ぼす可能性があります。

まとめ


今回の非常戒厳宣言は、韓国の歴史においても非常に重要な転換点となる可能性があります。
一方で、その決断が正当化されるかどうかは、今後の状況次第(大統領)で現段階では、何とも言えない状況です。
国民や国際社会がこの動きをどのように受け止めるのか、そして政府がどのようにこの危機を乗り越えるのか、注視する必要があります。

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