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【ECバブル崩壊】韓国EC&Webマーケティング最新動向と2023年の展望【SEO鎖国時代が終幕、進化する次世代コマース】

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こんにちは、韓国ECモールcoupang公式SPNパートナーの藤田です。

今回のテーマは、韓国のECやWebマーケティングの2022年~最新動向と2023年の未来予測~勝ち方について、お伝えしていきます。

このマガジンを読んでいただくと、読者様の2023年韓国マーケティングをより有利な立ち回りに導けると自負しております。

内容としては以下3点にまとめられます。

  • ECプラットフォームの動向

  • SEOの動向

  • 2023年予測と取るべき戦略


2022年、韓国も各国の例に漏れず、世界的な経済的の悪影響を受けました。

  • ロシアのウクライナ侵攻におけるエネルギー危機

  • 金利上昇と不動産価格

  • 米国IT企業をはじめとする株式および暗号通貨市場の暴落


それでは早速行ってみましょう。

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1.ECプラットフォームのメンバーシップ動向

ECプラットフォームにおける主なトピックは以下3つでした。

  • クーパンの黒字転換

  • Qoo10のTMON買収

  • GマーケットとSSGのメンバーシップ統合(買収)

クーパン黒字転換については、1項で詳しく解説します。

Gマーケットのメンバーシップ「スマイルクラブ」はSSGとサービス統合し、月3,900ウォン、年会費3万ウォンという安価戦略でシェアを奪おうとしている。(Amazonプライムみたいなサービス)

ネイバー、クパン、11番街など既存のECプラットフォームが無料返品、コンテンツ連携など強力な特典で、すでに会員経済圏を構築しただけに、昨年リリースされたSSG.COM統合メンバーシップがどれだけ多くの加入者を獲得できたのか注目が集まっています。

【韓国ECプラットフォームのメンバーシップTOP4】
■ロケットワウ会員(クーパン)
会費:月4,990ウォン
会員数:900万人超

■ネイバープラス(NAVER)
会費:月4,900ウォン
会員数:700万人超

■スマイルクラブ(SSG/Gマーケット/AUCTION)
会費:月3,900ウォン
会員数:300万人超

■宇宙パス(11番街)
会費:
・mini…月4,900ウォン
・all…月9,900ウォン
会員数:不明

※会員数は2021年末時点


統合以前にGマーケット&AUCTIONにて運営されていた「スマイルクラブ」は2021年末時点で、すでに300万人以上の会員が在籍しています。

Gマーケット/AUCTIONからの加入により、年3万ウォンへ割引される仕組みです。

SSG経由でも加入では、1万5千ウォン以上ご注文時に使用できる送料無料、5千ウォンの割引クーポンの贈呈などがあります。

強豪であるクーパン・NAVERの有料メンバーシップに比べ1千ウォンほど安い会員費になります。

特典は以下の通り。

  • 明け方配送

  • SSG MONEY5%進呈

  • 10%クーポン1枚

  • 5%クーポン3枚

  • Gマーケット・オークション最大12%割引クーポン 4枚

  • スマイル配送無料(Amazonのプライム配送みたいなサービス)

  • スタバのドリンクサイズUP月2回

  • スタバのオリジナルグッズ購入権の獲得

  • YouTubeプレミアム3ヶ月無料イベント

そこそこ気合い入っています。笑

スターバックスの公式ショップが、SSG.COMに出店している関係で、コーヒーのサイズアップなどの特典も付与しています。

出典:SSG.COM(emart mall)

SSG.COM関係者によると、「3つの内、あるプラットフォームに加入すれば、SSG.COM、Gマーケット、AUCTIONで無料配送・割引、キャッシュバックなどを享受できる買い物に最適化された構成でメンバーシップを設計した」と話し、「すでに完成したサービスではなく、"引き続き進化する「拡張型サービス」に発展する計画」と説明しました。


業界トップかつメンバーシップ会員数も最多である、クーパンの「ロケットワウ会員」は月額4.990ウォンで、

  • 送料無料

  • 高速配送

  • クーパン・プレー(NetflixみたいなOTT)

などのサービスが受けられます。

Gマーケットは運営元のeBay koreaがSSG(新世界)とNAVERがに買収されたことにより、サービス統合が進められています。

オープンマーケット事業も統合され、SSG.COMは停止。海外セラーの受付および販売も終了しました。

昨今急成長していたスタートアップベンチャーが、収益の悪化により回収にかかるなど

韓国Eコマースのバブル的成長曲線は終わりを告げ、次フェーズの成長と「生き残り期」に突入した模様です。

さらに2023年韓国ECにおける核トレンドは、どの様なものになるのか見ていきましょう。

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