【2024年版】韓国越境ECを始める前に知っておきたい韓国のネット通販事情
韓国越境ECに関する情報収集でお悩みではありませんか?
この記事を見ると、こんなことが分かります。
韓国市場の特徴と他の国との違い
韓国EC市場の推移と最新の傾向
日本人が出店できる全ての韓国ECモールとそれぞれの特徴、選び方
出店、販売に必要なもの
韓国で何が売れるのか、法規制による販売制約
韓国市場に対する正しい理解を深め、韓国進出に関する失敗や行き詰まりを防ぎ、正しい判断材料の収集で間違い回避。
商品のカテゴリーやによっては、そもそも販売ができない、インサイトや文化・日本人が使える販路と合わないなんていうことも多々あります。
わたしは万人に韓国進出をオススメしていません。
正しい理解を行ったうえで、韓国販売をやめることも、お金や時間を有効に使う上で素晴らしい経営判断だと考えます。
貴重な資源を無駄にせず、最大限に活用していただくための材料として、是非最後までご覧いただけますと幸いです。
もし少しでも面白かったり、役に立ちましたら、「スキ❤」を押していただけると、無料noteを書くモチベーションになって嬉しいです!
▼本noteの動画版!お聞き流しにどうぞ▼
韓国はどんな国?
国土面積は日本の1/4、人口は半分以下(日本は12位)です。(日本のGDPは4位)
韓国は人口5,156万人と決して多くない上、自国のECモールしか利用されていない状況でありながら、EC化率29.0%(日本の3倍)・モバイル決済比率45.6%(世界2位)と非常にECが普及しています。
国民一人あたりの通販利用金額も、通販大国である中国をおさえ世界3位と消費意欲も盛んです。
EC売上増加率も日本の約2倍のスピードで成長しており、韓国における日本からの輸入額は総額の7.2%におよびます。
さらに2023年には、両国首脳による日韓貿易緩和の表明があり、今後ますますの成長が見込めます。
4年ぶりに輸出手続きが優遇される対象国「グループA(旧ホワイト国)」に韓国を再指定、輸出規制に関する強化措置はすべて解除されました。
1996年より自国にEC発のモール「INTER PARK」が存在し、主要検索エンジンも「NAVER」、チャットアプリは「カカオトーク」と基本ネットインフラがすべて韓国企業によるもので構成されているのが大きな特徴です。
ここから背景となる「国の成り立ち」を少々(興味ない方は飛ばして)
1948年の建国以来、資本主義をたどりましたが、WEB系インフラが国内企業に集中しているという中国・ロシアに近しい状況です。
WEB系サービスの多くは90年代後期以降に誕生しているため、日本でいうJTCのような利権が絡まなくてもグロースできるはずなのに、何故でしょう?
これは政府の方針はもちろん、戦後まもなくアメリカのバックアップによって誕生した、初代大統領、李承晩(イ・スンマン/当時73歳)の独裁政治によって囲われ、優遇された特定企業の急成長に起因します。
それがサムスン・LG・ヒュンダイ・SK・CJなどです。
政府は公的事業を集中的・独占的に委託することで国の基盤をつくりつつ、経済界も政治の意のままにコントロールする利権をつくり、民間では急速に富を拡大させた財閥企業が誕生します。
敗戦による日本の撤退により、韓国最大の百貨店グループである新世界(1930年、三越の京城店として開業)などの日本が残した事業も、これらの大企業が引き継いでいます。
(その後、イ・スンマン政権はクーデター(四月革命)で12年の歴史に幕を閉じ、国外逃亡)
この財閥企業の高い影響力は今もなお続いていますが、
今ある韓国の中~大企業は、基本的にすべてこの財閥系企業から派生した子会社です。
1987年民主化宣言によって軍事独裁の時代が終わり、1988年民主選挙で誕生した初のノ・テウ政権以降、世界の先端を追い求めた経済発展が加速していきます。
2010年には世界7大輸出国へと飛躍を遂げ、2011年か ら2014年まで4年連続で貿易1兆ドルを達成しました。
韓国のECモール発祥と成り立ち
1996年に国内初のECモール「インターパーク」が誕生(プロジェクト発足は1995年)し、1998年には、個人間で中古品を売買できるフリマサイト「オークション」が誕生しました。
IT大国を目指し、国内の企業や産業を守る政府の方針もあって、自国のECモールがIT黎明であった早期に誕生し、国内消費者に根付いていきました。
世界的なEC大企業Amazonに関しても2010年代に進出を試みましたが、国内シェアは16位に留まり、その後撤退しています。(現在は11番街と提携して内部に出店)
日本では1997年に国内初のECモール「楽天市場」が、フリマECは1999年に「Yahoo!オークション(旧ヤフオク)」が誕生し、各1年韓国の方が早いです。
インターパーク事業にてチーム長を務めたク・ヨンべ会長は、2000年にインターパークの子会社としてGマーケットを創立。
(2023年10月のユーザー数でAliExpressに抜かれ、4位に転落)
その後インターパークを抜いて国内トップのECモールに押し上げた後、eBayに売却。
シンガポールに渡り、日本でもメガ割や韓国コスメで有名な「Qoo10」を立ち上げました。
2022年下期よりインターパーク・ティモン・ウィメプなど、再び大手ECモール3社を買収して殴り込みを掛けています。(通称ティメパーク)
「ティメパーク(ティモン+ウィメプ+インターパーク)」連携を構築したQoo10は、自社物流子会社であるQxpress(2022年時点で、全世界17ヶ国に28の支社あり)を活用して海外からの越境ECセラーハックにも乗り出しています。
韓国の検索エンジン
国内初の検索エンジンは「Daum」で1995年設立。1999年NAVER登場まで内資トップでした。
NAVERは1990年代末、Yahoo Koreaと一緒に1位を争い、ITバブルの時期に株価が急上昇し1999年コスダック上場を果たし、 ドットコムバブルが消えて次の株価も同伴暴落し、NAVERに首位を明け渡し古参ユーザーが利用を続けているといった状況です。
1997年にサムスンSDSの社内ベンチャーとして誕生し、1998年にポータルサイトを立ち上げました。
ちなみにNAVERブログはグーグル検索してもヒットしませんが、以下のツール利用で閲覧可能です。
韓国のメッセンジャーアプリ
カカオトークは2010年に誕生し、韓国人の96%が利用していると言われている、国民的モバイルメッセンジャー・アプリです。韓国版のLINEです。
2023年の上半期の1ヶ月あたりの平均ユーザー数は、4,800万人、韓国の人口が5000万人強ですので、ほぼほぼの方が利用。
スマホアプリの月平均ユーザーランキング、総使用回数ともに1位を獲得しています。
「あれ、LINEはどうしたんだ?」「LINEは韓国の会社のはずなのに、何で韓国人はみんなカカオトークを使っているんだ?」
そう思われる方も一定数いらっしゃると思います。
結論、LINEがない時代に先にカカオトークが普及したため、韓国人消費者ですね皆さんカカオトークを使っているというような状況です。
月平均ユーザーランキング
韓国人の使用頻度は以下の通り。
総使用回数ランキング
1ヶ月の平均利用回数は760億回で1位。
ちなみに2位のネイバーは、韓国国内No.1シェアの検索エンジンですが144億回で、600億回以上も多く差をつけて堂々の1位という形になっています。
総利用時間ランキング
動画コンテンツは閲覧するという配信の特性上、YouTubeが1位になってますが、そのYouTubeについで2位ということで、国内アプリでは最多です。
韓国のEC市場
世界における韓国のEC市場
韓国のEC小売流通額は世界5位。
上位5ヶ国で世界の75%・3/4以上を占めます。
韓国はEC主要国の中で最も人口が少ないですが、世界で5位のEC流通金額です。また上位5ヶ国で世界のEC流通額の3/4以上を占めます。
現在2022年段階では韓国が20兆円、日本が21.6兆円と、その差は縮まりつつあります。
日本ではコロナ対応が落ち着いた2021年以降は、EC売上高の成長が鈍化しましたが、韓国は毎年10~38%伸び続けています。
モバイル決済の普及率が中国に次いで世界2位です。
韓国ではあらゆるサービスやインフラ利用で、本人認証が行われ、国内企業の提供するスマホ(SIM)とクレジットがないと生活できません。
銀行口座を含めて日本人がこれかを入手するには、現地法人の設立や90日以上の滞在で外国人登録証を入手する必要があります。
上記は私が算出した「国民一人あたりが年間通販に使う金額」の世界ランキングです。
韓国は3位で1位のイギリスと5万円、2位のアメリカとわずか2.5万円の差です。
平均年収はすでに日本人を上回っており成長中。今後もさらなる消費が見込まれます。
日本から韓国への輸出状況
日本から韓国への輸出額はというと、韓国の総輸入金額の7.2~7.5%で推移しており、アジアでは中国の次に取引金額が多いです。
主にアパレル、飲食物、生活・自転車用品が主要輸出品目となっています。
韓国の主要ECチャネル
ECモール上位2社のEC市場における合計比率は、アメリカでは45%、中国67%、日本が48%で4位以下が2~4%以下数社であるのに対し、韓国は上位2社が47.5%+約4%以上が5社と影響力があるECモールが分散しています。
クーパン・NAVER・新世界・Qoo10・ロッテ・カカオのECグループ6社を筆頭に、570種以上のECモールが乱立しています。
ECグループの中でも一番売上額が大きいのが「coupang(以下クーパン)」(ユーザー数・伸び率ともに)、次いで検索エンジンのNAVER。
NAVERはASPカート「スマートストア」、フリマプラットフォーム「中古国」、電子マネー「NAVERペイ」などの総合値。
SSG.COMは、シェアNo.1の百貨店グループであり、総合モール「SSG.COM」、2019年までトップだった「Gマーケット」韓国初のオークションサイト「AUCTION」を買収して運営しています。
4位の「配信民族」は、韓国版ウーバーイーツ的な出前アプリ。元々韓国で高いシェアを誇っていましたが、フードパンダで日本進出を試みたベルリンの「デリバリーヒーロー」が買収、運営を強固なものにしています。
韓国では地元企業の力が非常に根強く、外資が参入しづらい市場です。
その力はAmazonも撤退を余儀なくされるほどで、近年は国際的な大手企業が韓国企業を買収して足掛かりとして進出する手法が、通例です。(ロレアルのスタイルナンダ買収など)
余談ですが、韓国では2010年代よりモバイル決済の出前が普及していおり、深夜対応なども当たり前です。
5位は2000年代より韓国ECモールの上位として業界を牽引してきた、「11番街」。運営は石油販売・通信キャリアなどを営むグループ企業SK。
主要総合モール
主要総合モールのユーザー数でも「クーパン」が1位。2位の「11番街」の3倍と大差を付けています。
3位のGマーケットは、7位オークションと同様に、日韓併合時代に三越デパートのソウル支店として発足した、百貨店グループ「新世界」が運営。
2010年代よりタイムコマース・メディアコマースなど実験的な施策を数々打ち出していたTMON(以下ティモン)、5位12種の仮想通貨で買物ができる6位の「ウィメプ(We Make Price)」は
それぞれ2022年と2023年にQoo10グループに買収され、韓国初のECモール「インターパーク」も加わって、巨大なECグループを形成しました。
2024年2月現在システム統合中ですが4モールを連携販売できる「インターパーク PLUS」をローンチ準備中。(インターパーク 海外PFチーム総括チョン・ピル氏談)
Qoo10が自社物流会社「Qxpress」を所有しており、4モールと連携、トータル物流システムで、倉庫保管や在庫管理、注文・梱包、配達までの物流に関わる作業をでサポートしています。
8位GS SHOPは、TVショッピングを中心に展開する「LGホームショッピング」が、2021年GSリテールに買収され現在の形態へ。
古くからの消費者を抱える一方、日本人の出店は不可でしたが、ダイソンなどのクライアントに持つCTK E-VISION社のエージェンシーにより2023年末から進出可能へ。
また韓国では、LIVEコマースも浸透しており、すべてのモールが提供しています。
特筆すべきは、2023年5月まで10位ランキング圏外だった、AliExpressがわずか2ヶ月で4位に浮上。
2024年1月末時点でGoogle Playストア上のインストール数ランキング1位は「Temu」2位がAliExpress。中華アパレルの猛威が伺えます。
上記はアプリをインストールした人数のうち、実際に利用しているユーザー数を表したものです。
1位のクーパンはスマホアプロをインストールした95.1%の人が使っている脅威のエンゲージメント率で2位11番街の2倍以上です。
この歴然たる差の意味するところは、かつて1位を争った11番街・Gマーケットの利用者がクーパンに移行しています。
「CJオンスタイル」は、雑貨・コスメ販売の「オリーブヤング」、韓国大手配送会社CJ大韓通運の系列会社で、1995年3月にケーブルテレビが本格放送されて以来初めて開設したTVショッピングチャンネルがECに発展したモールです。(2024年6月現在、PIB経由でのみパワーセラーのみ出店可)
多種多様なECモールがある中、それぞれの消費者が様々なECモールを使い分けている訳ではありません。
例えば1998年に開設したオークションは72.3%が40代以上、90年代よりTVショッピング最大手のCJオンスタイルは81.9%が40代以上を示しており、古参ユーザーは特定のECモールに滞在し続けています。(1996年発のインターパークもほぼ同傾向)
百貨店モールのSSG.COM、ロッテONは、利用者の7割が女性。
各ECモールにはそれぞれ違う消費者がいて被っておらず、リピートされています。
したがって幅広く出店・販売することで、別の消費者にアプローチできる訳です。
専門店モール
韓国には専門店モールがあります。
上記アプリ利用者のTOP10ランキングのうち、7つがアパレルで、残りはコスメ・雑貨・インテリア・食品・ハンドメイドとバラけています。
男女比・年代別ユーザー数は、総合モールと比較して非常にバラけていることが見て取れます。
専門店モールの乱立により、同じアパレルでも女性専用など性別特化は当たり前で、世代やテイスト、アイテムの専門性などで差別化創出にしのぎを削っています。
韓国では2027年頃より、自宅ワンルームマンションをDIYでおしゃれにするブームが盛り上がり、コロナも相まってインテリアECモール「今日の家」が急成長を遂げました。2024年「現在は下火)
フリマモール
韓国では中古ECも盛り上がっており、ご質問を多くいただきますが、2024年2月現在、日本人の出店は不可です。
中古ECモール市場については、「ニンジン」(旧にんじんマーケット)がトップで会員数3,500万人※(2022年時点:月間ユーザー1,800万人(UU:1,200万人))、アクティブユーザー数は11番街・Gマーケットを抜いてます。
誤振込み防止策として、新韓銀行とコラボして生まれた「ニンジンPay」などの支払いインフラも完備されています。
次いで「雷市場」、NAVERのカフェ(コミュニティ形態)である「中古国」が主なモールです。
雷市場は、個人店と専門店から選択して出店でき、独自チャットシステムや連携した配送会社で簡単に発送でき、メリカリに近いシステム。
丸投げ発送すると「検品&出品&発送」任せられ、売れなかった場合、買い取りサービスで100%販売保証をうたった「SELL IT」という中古モールがありましたが、2017年に雷市場が買収済みです。
「中古国」は2003年にカフェとして一般人が立ち上げましたが、その年に加入者No.1のNAVERカフェとなり、現在まで首位をキープ。10年間ボランティアスタッフで運営していましたが、2013年に法人化。
2023年現在、カフェは加入者1,900万人、公式アプリは700万人を超える膨大な会員数を保有。
「ニンジン」「中古国」は、ジモティのような直接受け渡すタイプの取引が基本となっており、取引は地域内の個人間に限定する形式です。(「中古国」はコンビニ配送も可)
規約を無視した地域外参入が横行し、2021年頃よりGPSでのチェックとアカウント停止措置なども講じられるようになりました。
※出典:2023年公式サイト
中華アプリの台頭
日本人が出店できる韓国ECモール
この項目では日本人が出店できる韓国ECモールと、その特徴をスライドにまとめました。
前述の年代・性別統計と商材ターゲットを鑑みてメイン販路を決めます。
韓国ECモールで販売する場合、販売力の観点からクーパンは出店必須といえるでしょう。後述しますが日本人向け販売サポートの仕組みが整っています。
11番街はセールやキャンペーンが多く売れやすいので、手数料が高め(16~18%程度)40代男性がボリューム層ですが商材が合えば出店をおすすめします。(米Amazonがテナント入りしているため、商品選びの際に要考慮)
【2023年版】クーパン(coupang)での韓国輸出の始め方をゼロから超丁寧に解説!【公式パートナー直伝】
LINEオープンチャットにて無料でサポートさせて頂いていますので、お気軽にご参加ください。
Gマーケット・オークションはEMSという同じ販売システムで管理できるため、同時に運用すると良いです。
SSG.COM、GS SHOP、ヒュンダイ・ホームショッピング、CJオンスタイルは、本来日本人が出店できませんが、韓国のEC統合管理ツール「ポッピンボーダー」経由だと出店が可能です。
(Hmallは2024年5~6月頃、出店受け入れ開始予定)※SSG以外は販売実績があるセラーのみ
日系企業が進出していない(我々はショップを持っています)ため、2024年2月現在は出品上限数が無制限です。
【韓国輸出】韓国11ECモール一括管理ツール「popin border(ポッピン・ボーダー)」の秘密【世界18ECモールにも対応】
SSG.COMはスターバックスの公式ショップが出店しており、ロッテON同様に女性比率が高く、利用者に富裕層が多く高単価な商品がよく売れます。
ECモールはキーワード検索流入メインのため、ニーズが顕在化した商品でないと売りづらいです。
D2Cブランドやハンドメイド商品などはNAVERのASPカート「スマートストア」の活用をおすすめします。
ブログ発信やSNSマーケティングでの集客(認知獲得)、カカオトークやカカオトークch(韓国版LINE公式アカウント)などのCRMツールでの接客、NAVERカフェやカカオオープンチャットでの交流やコミュニケーションでファン化を促進、購入に繋げてフォローしていくことが、継続販売に有効です。
消費者との接点や気軽に連絡をいただける環境を作っておくと、リクエストや相談なども頻繁に届き、売上向上やリピート購入、信頼関係の構築に役立ちます。
NAVER Blog(ネイバーブログ)の始め方!開設から執筆まで徹底解説!
【韓国版LINE&LINE公式】「カカオトーク(kakao Talk)&カカオトークch」開設方法|プロの韓国WEBマーケターが完全解説!
Qoo10グループは、2024年1月現在、Qoo10以外は出店を制限中。Qoo10(.com)やQoo10ジャパンから出店する方法が基本ですが、「ポッピンボーダー」経由だと4モールに直接出店が可能になります。
ポイントや配送システムを共有し、連動販売できるシステムを構築中で、今年リリース予定です。
クーパンについて
ここまでクーパンとは、韓国で独走状態であるECプラットフォームであることをご説明させて頂きましたが、2021年段階でAmazonジャパンとほぼ同等である2兆2,600億円の年間売上高でした。
直近4年では、2022年の8%を除いては毎年22~66%の成長を続けており、勢い止まず。
2023年の年間売上高はEcだけで3.1兆円(27兆9,612億ウォン)。
2022年第3四半期に初めて1037億ウォンの黒字を達成した後、2023年第3四半期まで第5四半期連続黒字を続けています。
2021年3月にはニューヨーク証券取引所に上場も果たしています。
10代~50代の各年代別でも買物アプリ利用者数1位。
クーパンのアクティブユーザー数は(2023年に1回でもクパンで商品を購入したことがある顧客数)は初めて2000万人を突破しました。
これは、韓国国民2.5人のうち1人がクーパンを利用しているということです。
Amazonのプライムを模倣したインフラ特典つきメンバーシップを展開しています。
月500円程度で、送料無料・高速配送・OTT(Netflixのような動画配信)のサービスが受けられます。
さらにクーパンキャッシュというポイント還元率の上がるキャンペーンなども実施されています。
また系列サービスには、電子決済「クーパンPay」、生鮮食品EC「ロケットフレッシュ」、業界3位の出前アプリ「クーパンイーツ」などもあります。
日本の販売者向けには、日本語専用のコールセンターやウェビナー(日本語で定期開催)、売筋情報などのサポートメールなど様々な支援プログラムがあります。
Coupang(クーパン)とは?韓国No.1ECモールを販売者目線で徹底解剖【韓国輸出】
販売商品
韓国で売れる日本製品
日本で売れる商品は、主に上記です。
韓国は日本と比べて自国で製造メーカーがかない・主要メーカーが存在しない製品カテゴリーが多くあります。
それらは輸入製品に依存しています。
韓国において日本のブランドや製品はというと大変人気が高く、消費者からの信頼も高いです。
中でも高価格帯のブランドは人気が高く、ステータスの1つもなっています。
(韓国人は借金してでも、メルセデスなど海外製高級車に乗りたがる人が多い)
また不買運動などのイメージが強い方も一定数いらっしゃると思いますが、一部の政治家にプロパガンダ利用(年配票の獲得や大衆扇動、メディア連携など)されていた部分が多く、若年層に関してまったくそういった感覚や抵抗も感じません。
中高年でも日本のアニメや特撮を見て育った方も多く、フィギュア・プラモデル・ロボットなど根強い人気があります。
工具や実用品などのよく売れます。
あくまで韓国国内で売れている物というより、日本から韓国への越境ECで売れる物をご紹介させていただきました。
他にもLG・サムスンなどの国内メーカー機器やLINEフレンズなどの逆輸入商品なども人気があり、「トレンドや熱しやすく冷めやすい国民性」などが1つのキーワードになります。
販売できないもの
販売できないものは以下4つに分類されます。
①法的にNG
②許認可が必要
③禁制品(送れない)
④出品に注意が必要
①法的にNG
食品は代表的なものでいうと動物肉、植物などは検疫通過が必要。
あとは細かく成分で設定されていますが、例えばアメリカではOKでも、韓国ではNGなサプリ(ヨヒンベ、ハーブ、筋トレ系サプリなど)が多いです。
大人気だったこんにゃくゼリーは、2023年8月より輸入禁止品になりました。 (カップ型だけでなく、ポーチ型もすべてNG)
化粧品もすべて販売不可ではなく、成分によって規制があります。
電化製品と子供向け製品は、KC認証という認証手続きを経て認可されないと販売できません。
KC認証は、韓国事業者のみ取得できますので、日系企業様が取得される場合は、保証金約1,000万円を支払い現地法人を設立します。
電化製品の規制は一部で、「電気用品及び生活用品安全管理法」によって規定される照明機器・健康器具・バッテリー・アダプター・コンプレッサー・スイッチ・ケーブルなどです。
子供向け製品はおもちゃ、衣類、レジャー用品、学童用品など一通り規制対象で、許認可がないと販売できません。
医療品はもちろん、生理用品・ガーゼ・包帯・メガネ・マウスウォッシュ・コンタクトレンズ・ニコチン・殺菌剤など非医療品も薬事法により、規制があります。
銃剣はモデルガンのような実物でなくてもNG、畜産・水産物など生鮮商品も不可です。
また他国同様、CITES(ワシントン条約)により、象・ワニなど皮・毛・牙などは許可なしに通関できません。
②許認可が必要
韓国でも日本産ウイスキーや日本酒は人気ですが、酒類は一次問屋以外取扱不可となっています。
そのため、韓国ECモールでは韓国人セラーからもマッコリや焼酎も出品されていません。
①で許認可が必要なものもご紹介しましたが、
幼児用品
酒類
医療品/順医療品
は小規模事業者さんは実質販売不可ですが、
現地法人を設立し許認可を取得する
現地の代理店に依頼する
などで販売することは可能です。
食品・化粧品は成分や状態に注意が必要です。
③禁制品(送れない)
配送会社が引き受けしてくれない製品もあります。
引火の危険がある製品(バッテリー、ライター、スプレー、花火)、香水、電子タバコなどです。
バッテリーは付属品ならOK、例えば郵便局など1梱包にスマホ2台までなど、配送会社により細かな規定がある場合もあります。
ライターは調理用でしたら配送できます。(包丁も調理用なのでOK、銃剣に当たりません。ナイフは調理用であっても。通関士によっては弾かれます。)
④出品に注意が必要
最後にECモールに出品できないもの、出品に注意が必要なものを見ていきましょう。
電化製品は先ほどの法律に該当しないものでしたら配送できますが、電圧の違いに注意しましょう。(日本:通常100V、韓国:220V)
日本製品でも「100-240V」はそのまま韓国で使用できます。100V専用商品を韓国で使うと発熱・発火の原因となり危険なため、販売する際は変圧器を使用する様に消費者に伝えるか、セットで販売します。
またコンセントタイプも違うので、変換プラグもセットで差し上げると良いです。
韓国のコンセントはCタイプとSEタイプがあります。
コンセント穴は一緒なのですが、SEがオススメです。(Cは余裕があり、グラグラする場合があるため)
アダルトは販売できますが、国内では製造できないなどの取り締まりがある位、社会的にタブー視されている部分があります。19禁のため閲覧制限の設定が必要です。(スマートストアは出品不可)
国旗、軍用品、政治関連は、配送可能ですが、クレームになる場合が多いため、ECモール側が出品の制限しています。
またコロナ用品にも敏感ですので、マスク・除菌ティッシュなど日用雑貨的なものも含めて出品しないようにしましょう。(非医療製品にも該当、メガネも)
内外のリコール品、知的財産権(商標権)侵害の恐れがある商品は、専用サイトで確認して抵触に気をつけます。
液体はNGではありませんが、発送できない場合がありますので、以下の規定内であることに注意しましょう。
(※容器は100ミリリットル以下で約20.5センチ×20.5センチ/15センチ×25センチ、1リットル規格の透明なビニールバック内に保管)
有名人の顔など肖像権も侵害しないよう注意しましょう。
韓国EC進出の方法
市場の調査・分析
マクロ市場は、省庁・JETRO、矢野研究所・マッキンゼー・BCGほかコンサルティング会社の公式サイトや、KMAPS NEO・KOSIS(国家統計ポータル)などの韓国機関のサイトでも確認できます。
ミクロは、ネイバーショッピングやアイテムスカウトでジャストアイテムの売れ筋確認、複数あるトレンド・SEO・SNS分析ツールなどで知ることができます。
またNAVERカフェを用いたコミュニティやカカオなどでお客様から、潜在的なものを含めた需要を収集、必要に応じてSNSやZOOMなどでアンケートを行い、さらに深いキャッチアップや解像度を高めていきます。
韓国ECモールの出店に必要な書類
韓国ECモールへの出店には以下4つの書類提出が必要です。
①パスポート
②ビジネスライセンス
③口座の残高証明書
④その他(ECモールによって異なる)
①パスポートは代表者のものです。(期限内)
②ビジネスライセンスは履歴事項全部証明書・開業届です。
クーパンは日本語原本が有効ですが、その他のモールは英訳版と宣誓書をつくり、公証役場に行って認証してもらったものを提出します。
11番街は手書きがNGなため、法人の場合は登記簿謄本なので問題ありませんが、マネーフォワードやfreeeなどでタイプ版を作成したものを提出する必要があります。
④その他各ECモールによって異なる書類は、公式LINEにてご登録者さま全員に、モール別一覧表プレゼントしています
ビジネスライセンスの英訳テンプレートも、公式LINEにて無料配布していますので、良かったらご活用ください。
https://line.me/ti/p/%40776yhbdr
③口座の残高証明書はクーパン以外は、英語版が必要です。銀行口座は海外送金が受け取れるビジネス口座である必要があります。
手数料が安く、口座開設・残高証明書の取り寄せがネット・郵送で済むため、ネット銀行がおすすめです。
手数料が銀行より上がりますが、スマホアプリで管理できるpayoneerも使えます。
利用可能な配送手段
主な配送手段は①発送代行、②クーリエ(国際宅急便)、③郵便局の3つです。
①発送代行
発送代行会社は、仕入先から直接配送会社の倉庫に入庫し(場合によっては梱包)、自社を通さずエンドユーザーまで配送委託できるサービスです。
リソースが限られる小規模事業者様、ワンオペ運営、副業の方などに向いています。
会社によっては梱包や納品伝票の除去、サンクスレターやサービス品の同梱をお願いできたりします。
日本唯一の韓国直行船便のHANIRO LINEが、安くてLINEで日本語サポートしてくれ、使いやすいです。
Qoo10が運営するQxpressは、今後日本でもティメパーク(ウィメプ、TMON、インターパーク)との連携サービスを開始する予定で、こちらはECモールの受注情報に連動したシームレス処理が可能になる予定です。
②クーリエ(国際宅急便)
海外版ヤマト・佐川のような配送会社で、自社ジェットで配送するため、スピードが早いのが特徴です。
集荷制で物量に応じて料金が安くなるため、自社で梱包を行っている事業者様や倉庫をお持ちの場合などにおすすめです。
DHL、FedEx、UPSが大手3社で、ビジネスモデルや原価となる原油価格が同一なため、価格はほぼ変わりません。3社ともはクレジットカード払いが可能。
UPSは個人事業主の初期利用上限が、月間10万円になります。(取引量が増えると上がる仕組み)
スマホアプリもあり、FedExは集荷予約でき、DHL、UPSは配送状況の確認機能に留まります。(DHLは2023年にできた)
一番安い価格帯や地域は異なるため、使い分けがオススメです。(定期的に取引金額に応じた価格改定あり)
※目安をお示したいところですが、料金テーブルは個別契約に基づき、公表不可のため差し控えます
補償はDHLが全額、FedExが1/2~1/3(計算式は複雑なため割愛)で他社より早くて安いですが、軽量ミスが多いです。
UPSは創業からの年数が長く同じくアメリカに根付いており、DHLは配送品質が高め、FedEx早くてアメリカに強い特徴があります。
韓国でしたら総合的に見たオススメはDHLです。(例えばアメリカなら低単価ならFedExなど)
全日空ANAが運営するOCSでも配送できますが、配送国が北米とアジア数ヶ国に限り、基本的にshopifyアプリでしか利用できません。
遠隔地は地元の配送会社に委託するため、約2,500円~プラス料金が掛かります。(例:ソウル⇒通常料金、済州島⇒通常料金+遠隔地料金)
日通、佐川、ヤマト、近鉄なども海外配送サービスをやっていますが、BtoCの小型貨物はクーリエ・郵便局への委託となっています。
③郵便局
一番手軽なのは郵便局。追跡番号が取れ、最も高速であるEMSがおすすめです。最寄りの郵便局に持ち込んで発送可能ですし、1つから集荷もしてくれます。
旅客機に間借りして配送する仕組みのため、コロナや社会情勢などで欠便・減便するとは引受停止・遅延することがあります。
国毎の規定料金制のため、遠隔地でも同じ価格で送れるのが魅力です。
後納契約を結ぶと月末で締めて翌月自動引落しや特別割引が受けられます。
フルフィルメント
AmazonFBAのようなフルフィルメント(配送委託)は、各ECのモールで実装されていますが、2024年現在、日系企業・日本人が利用できるものはありませんが、以下2モールは準備中です。
■クーパン
中国倉庫を利用したCGFがテスト中。
商品に「Rocket Jikguバッジ」が付き、限定プロモーションも利用可になる仕組み。
韓国・アメリカでは以下が実装中。
❶ロケット配送
クーパンが製品を買い上げて全てのオペレーションを行う(CS/返品回収などを含む)
クーパンに在庫リスクがあるため、厳正な審査制。既に海外で売れている製品以外、基本的にマーケチームは興味を持ちません。
❷ロケット・グロース
在庫保管・配送のみをクーパンに委託できます。
❸ロケット直購
アメリカで実装 米国製品をたくさん買い取り、現地倉庫に在庫を置いて、注文後3日までに韓国配送
■Gマーケット
メンバーシップ会員向け高速配送「スマイル配送」を完備。韓国、アメリカ、中国で実装済み。次いで日本とヨーロッパでのローンチ準備中です。(チョン・ソミ海外直購チーム長談)
韓国のSNS
検索エンジンは地元企業であるNAVER・Daumの2強でしたが、以下の通りGoogleが凄まじいスピードで追い上げています。
2017年⇒NAVER:87.3%、Daum:10.6%、Google:0.2%
2021年⇒NAVER:58.1%、Daum:3.4%、Google:36.0%
(出典:毎日経済)
しかしながらNAVERは様々なサービスを通して韓国人の生活インフラに深く入り込んでいるため、NAVERが1位の座から陥落することは今のところ無いと見ています。
例えば地図アプリは「NAVERマップ」が主流ですが、韓国企業はGoogleにあまり情報提供していないため、Googleマップはあまり機能しません。
ブログは「NAVERブログ」・コミュニティは「NAVERカフェ」がスタンダード。
また政府の国内企業を守る方針であることも大きな要因です。
価格比較サイトも大変人気で最大手は「danawa」です。
チャットアプリは「カカオトーク」。家族・友人などクローズドな会話用に「BAND」が使われています。
SNSは一番人気がInstagram。
10年以上前にカカオの提供するカカオストーリーが流行しましたが、現在は衰退しており、40代後半以上の一部の方が使用するに留まっています。
2021年にサービスを開始した動画プラットフォーム「kakao VIEW」。2022年は月100万円の広告収入を個人の登場が話題になるなど、You Tube黎明期を思わせましたが、現在は広告収益が下がってNAVERブログに撤退する人も増え「経過観察期」です。
韓国越境ECに活用できるITツール
韓国にはマクロ・ミクロ分析から、SEO分析、今入れている商品ECの商品ページの改善点をすべて教えてくれるもの、SNSトレンドを教えてくれるものまで、多種多様なWEB分析ツールがあります。
検索エンジン:NAVER、Daum
SEO分析:NAVERデータラボ、NAVERアナリティクス
価格比較サイト:danawa、エヌリ
アイテム分析:アイテムスカウト、セリングハニー
BtoB卸サイト:オーナークラン、ドメメ
AIツール(LLM)
翻訳はNAVERが提供するpapagoが、若干他のツールより韓国語に強いです。(Google翻訳と95%は一致)
またNAVERアカウントで本人認証を済ませれば、韓国版Chat GPT「NAVER CLOVA X」が使えるようになり、こちらも翻訳に役立ちます。(単純翻訳だけでなく意訳や現地用語など)
▼本人認証(NAVERのAI導入)の方法はこちら▼
▼NAVERのアカウント作成方法はこちら▼
▼ブログ版
市場調査ツール
マクロ調査には「KMAPS」や「KOSIS(国家統計ポータル)」を使います。
出典:KMAPS
SEOに関しては、トレンドや流入が一望できる「NAVERデータラボ」「ブラックキウイ」を用いるのが通例です。
売筋の商品分析には「アイテムスカウント」「セリングハニー」という調査ツールが一番使われています。
NAVERデータラボの使い方はこちら。
https://youtu.be/yA9mOLE-i7Y?si=vM5ayNQI7E1KaV02
NAVERデータラボは非常に見づらいため、「セラー空間」が図表で見やすく整理してくれるため、オススメです。
「セラー空間」はNAVERデータラボをはじめとした
NAVERの検索情報・トレンド
関連コンテンツの抽出
ECモールの売筋と検索トレンド
スマートストアの商品ページ添削
レビュー分析
などが1つの画面で見られる優れものです。
弊社は「セラー空間」を提供するShopLinker G&C社(NEMO commerce)と業務提携/正規代理店ををしています。 ※ 親会社は「韓国情報工学株式会社」(KOSDAQ上場/証券コード:039740)
公式LINEにご登録いただくと「セラー空間マニュアル」(日本語版)をプレゼントしています。
すでにご登録いただいている方は、アンケート回答後「マニュアル」と送っていただくと、送付いたします。
■公式LINE
https://line.me/ti/p/%40776yhbdr
より深い分析にご興味のある方は、お勧めの19種類をnote記事にまとめていますので、手に取ってみてださい。
【韓国輸出のプロが選ぶ】韓国WEBマーケターが知っておくべき市場データ・キーワード分析ツール19選【機能と活用方法も解説】
https://note.com/fujit_ecbassman/n/n2a598b36be8b
カカオ・NAVERを中心としたWEB広告は、基本的に日系企業は利用できませんので、現地法人を通して活用するのが通例ですが、 NAVERは審査を通過すれば、例外的に認められる場合があります。
加入審査は、一次的に海外事業者登録証と韓国語または英文で制作されたホームページをURLを提出、事業者情報の記載および一致などを確認されます。
海外事業者は内部基準によって、ショッピング検索広告商品の進行が不可能になることがあります。
その他TOSSのCPC広告などがあります。
クーパンadsや11番街ADなどECモールの広告は、日本人でも手軽に出稿できるため、オススメです。
管理運営について
韓国EC運営は機会損失の最小化目的で、複数モール展開が基本(韓国人セラーの間でもスタンダード)になるため、ルーチン業務や管理の工数が増えがちです。
そこで複数販路のEC運営を一括管理できるSaaSが沢山あります。
出品・価格改定・在庫管理までが受注・配送は韓国事業者しか使えないものでした。
「PIB」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【韓国輸出】韓国11ECモール一括管理ツール「popin border(ポッピン・ボーダー)」の秘密【世界18ECモールにも対応】
6月中のお申込みなら初期費用が50%OFFですので、利用したい方はこの機会にどうぞ。(PR)
各ECモールの出店に関してもすべて代行してくれます。
▼↓<PIBの加入案内窓口>↓
https://popinborder.com/pages/contact
「referral code」にプロモコード「fujita17」を入力すると、 2024年6月まで、【初期手数料50%OFF】(500USD割引)を受けられます。
私共は、韓国の市場調査から事業計画の策定、商材に合わせた販路選定、出店、インフラ構築、管理・運用、マーケティング、分析と改善まで、ECを活用したベンダー様・ブランド様の韓国進出をワンストップでご支援させて頂いております。
運用代行も行っております。
副業で取り組まれる会社員さん・主婦さん、小規模事業者様向けオンラインサロンも運営しております。第二代第三のビジネスとして韓国輸出を展開したい法人様も是非どうぞ。
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韓国越境ECの0→100を体系的に学べる、1年間プログラムの内製化研修スクール『韓国輸出マスター講座「韓BIZ」』も運営しています。
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SEOメディア構築・コンテンツ制作、韓国法人の設立、ロジスティックのシステム構築、日系企業様の韓国進出プロモーション、運用システム開発なども、現地パートナー企業と協力なタッグを組んで、ご支援・ご提供させていただきます。
是非お気軽にご相談頂けますと、幸いです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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