ついったーのタイムラインで世の中を知った気になっていた

この前、授業のグループワークで2人1組でペアになってとにかく会話して相手のことを知ろう!みたいなのがあった。

私のペアはチャラそうな男の子だった。髪の毛は染めてるしパーマだしイヤリングつけてるし。

会話をする時は互いの共通点を見つけるとそこから会話を広げれるのでよよいの良いんだけど、どーーーーんだけ会話してもまーーーーったくその子と共通点がないのね。かろうじてある共通点は互いに人間だねーってことぐらい。

その子はアウトドア派だし休日は出かけるし、本とかアニメとか映画とかあんまり見ないらしいし、聴く音楽はラップらしい。

あまりにも趣味合わなすぎて会話ができないじゃない~!
だから色々聞いてみた。
なんで外出るの好きなのー?休日出かけて何するのー?と聞いたら、「家にいてもすることないから外出かける。出かけたら友達とそこら辺ぶらぶらしてお腹すいたら外食して家帰るー」と。
こんな田舎でブラブラして楽しいところなんてないし、外食するにはお金かかるし私だったらなかなかやらない休日プランだなーと思って、なんかとてもこの休日プランが新鮮に感じた。

他にも「藤城さんっておそらくオタクじゃないですか、俺の周りそういう人まったくいなくて多分何話されてもわからないっす」って。これは別に私が事前にオタクトークをしまくって相手をドン引きさせたとかそういう訳ではなく、まだ何も言ってないのに見た目から判断された完全偏見で「こいつはオタクトークをする」と思い込まれ先に口封じされただけなんですけど、……そんなことはさておき、この「まわりにオタクがいない」というのが私からするとめちゃくちゃ珍しく感じた。

そして気づいた。あれ、なんで私世の中はオタクがいっぱいだと思い込んでるんだろう。もともとオタクってどちらかといえば少数派(いまはオタクは一般的に受け入れられてるから多いかもしれないけど)なのに、なぜ私はどいつもこいつもオタクばかりだと思い込んでるんだ…?!と思って考えてみたの。それで気づいたの。
なんでオタクばっかりだと思い込んでんのかというと、私がそういう似た趣味の人たちばかりと一緒にいたからで、そうでないチャラチャラしててウェイウェイしてる人たちは無意識に避けてたからで、Twitterから見る世界でも、そもそもTwitterをやってる人間がオタクばっかりで、チャラチャラしてるオタクじゃないやつらはTwitterやんないから視野に入らなくて、、、、!!!つまり何がいいたいのかと言うと!!
私は普段自分の都合のいい一部しか見てなくて、興味無い情報は無意識に遮断してたんだなーって気づいたよーってこと!!

Twitterのタイムラインで世の中を知った気になってたけど、世の中にはTwitterやってない人間だっているんだから、あんなもの世界の一部の一部の一部にすぎないってワケ…。


このチャラ男くんと会話して、Twitterのタイムラインで世の中を知った気になっていた自分の視野の狭さに気付かされてしまったな…。しかもタイムラインなんて基本自分の興味ある物しか流れてこないから尚更視野狭し。
そうだよねーー、世の中にはオタクじゃない人間もいるし外出が好きな人間もいるよね(当たり前)

あーーー世界は広いんです。知ってましたか?タイムラインとか世界の1部ですよ。タイムラインに大量に流れてくる神絵。あれらを見ると「あーーーこんなに絵上手い人たちいっぱいいるのに私はなんでこんなに…」としょぼしょぼしちゃうけど、あれは世界の1部のスゴイ人たちを自分で寄り集めて見てるから世の中は神絵師ばっかりだっっ!って思うけど、実際絵が描ける人って多分そんなにいないし、あんな神絵師達はホント少数派だし、世界規模で見ると「絵を描くのが好きー!」という人間ももしかしたら少数派なのかもしれない。

ながながと当たり前のことを書いてしまったけど!世界は広いし色んな人がいるんだなーっ!!!!!!ってことが!!!!!言いたかった!!!!!!!!!おわり!!!!!!!!!

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