ユニバへ派遣に行った話

どうも、藤沢です。

先日、ユニバへ派遣に行きました。
ユニバというのは、大阪にあるユニバーサルスタジオジャパンのことです。

守秘義務がありまして、あまり詳しくは話せないのですが

フライングダイナソーの仕事です。

この画像の通り、かなり素早く動くので、ポケットにスマホや小銭を入れていると落ちてしまいます。
それが下にいる方に当たるとやべえので
「ポケットのものをロッカーに直してください」
と言います。

しかし、それでも入れない方はいるので、金属探知機のようなものでポケットをチェックします。

それが僕の仕事でした。

かなり忙しそうで、あまり研修などを受けずに金属探知機を握り、ポケットをチェックしてたのですが、ポケットになにか入ってたら面白いくらい音がなります。

僕は楽しくなり、調子に乗ってきます。

「ポケットになにか入ってませんか?」
「ポケットにものが入ってるかもです〜!!」
「ポケットに誰かが隠れてるぞ〜😆😆」

分かりやすく調子に乗ってきます。

ユニバに染ってきたところで事件が起きます。

どエロい姉ちゃんが前から来ます。

僕はウキウキで金属探知機を振りかざします。

「ポケット、チェックさせていただきますね😆😆😆😆」

そういいチェックすると、音がなります。

しかしおかしい……

ポケットではなく上にいけばいくほど音が大きくなります。

「(胸ポケットか……?)」

そう思い、胸の方に金属探知機を向けると、かなり音が大きくなってきました。

しかしまだ大きくなっていきます。

「(後ろか?)」
「後ろの方もチェックさせていただきます!」

そう言い、肩甲骨あたりに金属探知機をかざすと
「ピーーーーーーーー!!」
とバカでかい音がなります

チェックメイト、肩甲骨にコインでも挟んでやがるな……!

ん……?

冷静に考えてそんな訳ありません。

昔に肩甲骨でクッキーを割る超人をテレビで見ましたが、このエロい姉ちゃんがそれをできるとは思いません。

どういう事だ……?

そう考えていると姉ちゃんが

「ごめん多分ブラホックだわ!w」

そう言い颯爽とフライングダイナソーに搭乗しました。

そして信じられないスピードで目の前から消えていきました。

伸びに伸びた鼻がフライングダイナソーの突風で引きちぎれました。

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