第5話 新築戸建てはテレビアンテナがなかった
新築あるあるという局所的なあるあるなのだが、新築戸建てにはテレビのアンテナがない。これは家を買ってから知った。不動産屋さんの担当者が教えてくれなかった。たぶん彼にしてみれば周知の事実だと思っていたからだろう。もしくは教えてくれてたけど、私が気にもとめてなかったのかも。
そもそも備え付けのテレビ台が大きすぎて、50インチ程度では見栄えがまったくよくないことがわかった。仕方がないので75インチサイズのテレビを買った。
テレビを買うにあたってはいろんな店に足を運んだ。予算は20万程度。有機ELディスプレイでなく、4K仕様でもなんとか20万円で購入できる。途中、65インチでもいいかもな…と迷ったが、一生にそう何度もテレビは買わないだろうし、どうせならでかいほうがよいと思って75インチを探した。
候補は以下の通り。
①SONY BRAVIA
②TOSHIBA REGZA
①だとPS5やnasneとの親和性が魅力。これまで所有していたBRAVIAのテレビは寝室に置いている。
②はとにかく値段がお手頃な点が魅力。TOSHIBA製のテレビを買ったことがないが、正直見え方はどのモデルも遜色ないと感じた。
というか、でかけりゃよかった。
というわけで、①より安い②を購入したのだった。TOSHIBAというと40代ならサザエさんがよぎると思う。私はサザエさんが嫌いというのが購入にあたってのネックだったが(サザエさんが描く家庭は昨今の日本社会に立ち込めるいやな空気の元凶だ)、たしかTOSHIBAがスポンサーを降りてAmazonに変わったと話題になった気がするのでよしとしよう(Amazonであることもまた問題をはらんでいるが)。
話を戻そう。
テレビアンテナがないということは地上波テレビが見れないということだ。ではどうすれば見れるようになるのか。
①テレビアンテナを設置する
②ケーブルテレビに加入する
①の場合は初期費用はかかるが、アンテナが壊れない限り半永久的にテレビ番組が見れるのがメリット。デメリットとしては「家の景観を壊す」ということだ。
②の場合は月額費用がかかる。しかし、テレビアンテナがないので家の外観に変化はない。
どちらを選ぼうかというときに自分の中にあった軸は「おしゃれである」ということ。ちょっと変わったデザインの戸建てなので、外観を壊したくない。月額費用もひかりテレビであれば微々たるものである。というわけで早速ひかりテレビに加入することにした。
しかし…すぐにテレビが見れるというわけではなかったのだった。
おまる
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