進むべき方向がわからなくなったら。
ふじさわまさのりです。
討議資料をポスティングしています。
町内を歩いているといろんな発見があります。
あんな家、こんな家、静かな家、にぎやかな家。
普段は通らない道、通り過ぎている道、いつも通る道。
毎日が新鮮で歩くというのはとても良いなと感じています。
偶然、知人に会えたり、
庭仕事をしてる人に話しかけてみたり、
とりあえず挨拶したり、
サラリーマン時代の飛び込み営業を思い出します。
どっちに行けば人に会えるかなとか、
家がたくさんあるかなとか、
考えながら歩いていますが、自分の思うようにならないのはいつもの事。
でも、今日はすごい発見をしました。
大磯町役場の木陰で少し休憩しようと訪れた際、
普段は存在さえも気がつかなかった石碑を発見。
そこには、より良いまちづくりへのメッセージが刻まれていました。
「大磯町町民憲章」
わたくしたちは、高麗、鷹取の山なみや、こゆるぎの浜に象徴される美しい自然と、由緒ある歴史、文化に恵まれた大磯の地を愛し、誇りとし、更に住みよいまちづくりを目指して、ここに町民憲章を定めます。
一、 恵まれた自然と伝統を守り、文化の向上に努め、豊かなまちにしましょう。
一、 公徳心と心のふれあいをたかめ、世界に誇れる美しいまちにしましょう。
一、 心とからだをきたえ、健康で働くことを喜びあえる明るいまちにしましょう。
そこには、私たちが目指すべきまちづくりの道標がシンプルで、わかりやすい言葉で記されていたのです。
世界はいま信じがたいスピードで変化しています。
その速さは私たちの思考や制度が追いつかないほどです。
いったいどちらの方向へ進むべきなのかわからなくなります。
でも、先人たちは大磯で暮らす私たちに進むべき方向をしっかりと示してくれていました。
私たちは、この先人たちの思いを保ち、守り、より良い町を次の世代へつなげていく責務があるのではないでしょうか。
皆様の声をぜひお聞かせください。
藤澤 政謙