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シンポジウム「スマートシティのABC〜限定合理性を超越する行動機会の拡張〜」に参加してきました

こんにちは。デジ室です。
先日、12月13日に、慶應義塾大学日吉キャンパス 藤原洋記念ホールで開催れたシンポジウム、「スマートシティのABC 〜限定合理性を超越する行動機会の拡張〜」に当室の室長が参加してきましたので、ご報告します。

これは、科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業において、令和元年度に共生インタラクションの一環として採択された「限定合理性を超越する共生インタラクション基盤」の5年半にわたる研究成果の発表の場として設けられたものです。

  • ABCプロジェクト

このプロジェクトは、現代では、大量かつ高速に流れるデータが増加している一方で、そのデータを解析したり、情報処理したりして、意思決定に至るまでには合理性の限界、働きかけの限界、視野の限界があるため、人が理解し、行動につなげることには課題があるとしています。
これを解決するため、ABCプロジェクトでは、SNSやモバイルデバイスから得られる情報を活用し、 社会を深く理解する情報の生成、 個人の内面状態に応じた情報伝達、 注意を引き行動を促す技術の開発を行い、人間の限界を超えた行動を引き出すことを目指すとしています。

12月13日に開催されたシンポジウムでは、それぞれの研究領域からの発表とともに、有識者の方々から研究に対する質疑が行われました。

有識者の皆様からは、研究の継続やセキュリティに関する留意事項、今後の展開などについてのコメントがあり、盛会のうちに終了となりました。

また、シンポジウムと並行して、ポスターセッションもあり、各研究成果について、参加された皆様が熱心に議論されていました。

藤沢市でも、市民の声をいかに市政に反映するか、市民の皆様へどのように適切に情報を発信し、行動に繋げていただくかなど、多くの課題があるため、このようなシンポジウムへの参加の機会をいただき、多くの皆様と議論できたことは大変貴重な経験でした。

シンポジウムでいただいた様々な知見を市政に反映できるよう、引き続き、取り組みを進めてまいります。