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対峙するということ。

随分と長い間、女性ポートレイトを牽引してきた。ナチュラルな空気、作らない世界、リアルな時間に魅力を感じて作品を作ってきた。

思う事があり、男性を被写体にしたいと感じ、プロレスラー潮崎豪との写真展に舵取りした。大きな変化に思われるが実は隣り合わせの同じジャンル。そう、大好きな『人』を写すことに変わりはないのだ。

写真展開催してはや4日。
残すところあと2日となる。

今まで「藤里さんの作品か好き」と言っていた層が、観に来ないのは何故だろうか。女の子が好きなのか!女の子にしか興味がないのか!
なんだか寂しく感じるのだ。

強い漢は、皆優しく色気が溢れている。
それは彼の視線に感じたり、写すだした空気に感じたり、はたまた背中に感じるのだ。

対峙するとは、自身を曝け出して受け止めてもらうこと。じゃなければ、目の前にいてくれる相手を動かすことは出来ないし、相手も曝け出してなんてくれない、と思っている。

プロレスラー潮崎豪と、写真家藤里一郎が対峙した写真展は、「人を写したい人」に観ておいて欲しい。きっとその意味がわかるはず。

迷わずGO!だと思う。

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