「1人がATを使うと、周りにも伝播して影響を与えられるということに驚きました」グループレッスンご感想7/24
引き続きグループレッスンのご感想です!
・「1人がATを使うと、周りにも伝播して影響を与えられる」ということには驚きました。自分が学んで実行していることで周りの手助けになるのは素敵なことですよね。
・自分にとって楽だった姿勢が一番吹きやすいことに気づけました。「こうしなければいけないのでは?」と悩んでいたことは結局必要なかったと気づけたのはとても印象的でした。
・ヒールの高い靴の時の重心の落とし所を理解した上で演奏したところ、音がさらに充実して良くなって行ったのも印象的でした
・「間違えても大丈夫と思ってみる」「一緒に吹いている人のところまで意識を広げる」のアドバイスでそれを実行したところ、逆にすんなりとタイミングが合って演奏しやすくなったのには驚きました。
・「相手の音を一音も漏らさず意識を集中して演奏」VS「相手の響きを認識する程度でOK」で比べてみたところ、前者ではすごく集中して頑張ったのに途中でテンポがわからなくなってストップ、後者では自然にアンサンブルが成立。音程も特に意識せず合わせられたという結果でした。一生懸命の方向を間違えることでもたらす結果には驚きました。
「今一緒に吹いている相手とはもう二度と一緒に演奏できない、これが最後の演奏だと思って吹いてみる」「この曲はもう一生演奏しないつもりで吹いてみる」を想像してから演奏してみたときの変化には驚きました。
一緒に吹いてくれる共演者の存在がすごくありがたく感じて、曲に対しても愛着が凄く増して、この時間を一緒に大事に演奏したいと感じて吹くことができました。
「この音が合わなかったらどうしよう」とか「この箇所一緒に盛り上げられるかな?」とか考えなくてもお互いどう吹きたいかがピッタリと合って、今までにない素晴らしいアンサンブルができたように感じました。演奏してゾクゾクするような事は体験したことがなかったので感動的で衝撃的でした。
「レッスン室が●●ホール(みんなの吹いてみたいホール)だと思って吹いてみよう」で、参加者全員で合奏してみましたが、本当に響きが素晴らしかったです。素敵なホールでみんなでスポットライトを浴びて最高の演奏をしている光景が思い浮かんで、それが演奏にも現れて楽しくて感動的でした。充実した演奏をしたなぁと感じることができました。
ありがとうございました!この経験を生活や楽団で生かしていただけると嬉しいです。全文はリンク下からご覧ください。
8月グループレッスンのテーマは「楽器の支え方」「基礎練習」です。
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●印象に残ったことがありましたら教えてください。
「AT」
今回は座奏についてのグループレッスンでしたが、私は普段の演奏時に、「自分は足にしっかりと体重をかけられていないのでは?」と思い込んでいました。
普段の練習で、演奏しながら座り直してみたり、重心をいろいろかえてみたりと自分なりに色々試してみたりしていましたが、いまいち感覚が掴めず、わからないままでいたので、今回のグループレッスンはとても興味深かったです。
グループレッスンではいろいろな座り方と、それによって演奏にどのような影響が出るのかを実験のうえ体験していった結果、その中で自分にとって楽だった姿勢が一番吹きやすいことに気づけました。「こうしなければいけないのでは?」と悩んでいたことは結局必要なかったと気づけたのはとても印象的でした。
もちろん人によってベストな姿勢は人それぞれだとは思いますが、今回自分の一番吹きやすい座り方が見つけられて嬉しかったです。
他にも色々な姿勢のパターンとそれによる音の変化を見たり体験したりできましたが、教本に乗っているお手本の姿勢や、昔学校の先輩から強制されて「そういうものだ」と思い込んでいた姿勢が自分にとって正解ではなかった事もわかりました。また、ついついやってしまう姿勢が演奏に与える影響も目の当たりにできました。
その後の「やりたい動きの実践」では、他の方が「ヒールの高い靴の時にどう重心をかけたらよいか」について質問されていましたが、その方がヒールの高い靴の時の重心の落とし所を理解した上で演奏したところ、音がさらに充実して良くなって行ったのも印象的でした。私も本番の時は怖くて、なるべく低いヒールの靴しか履かなかったのですが、今回のレクチャーで少し高いヒールの靴も選択肢に入れられそうだと思えました。
他にも、仕事や演奏で怒られた時のAT的な考え方について質問された方がいましたが、こちらも自分にとってとても有効だと感じました。私も怒っている人が個人に対してでなく、みんなに対して指摘している際に「自分のことだ」と思い込んで縮こまって悩んでしまうことがありますが、その時の頭の切り替えがとても画期的だと感じました。それと、その時に先生が仰った「1人がATを使うと周りにも伝播して影響を与えられる」ということには驚きました。自分が学んで実行していることで周りの手助けになるのは素敵なことですよね。
「CLA」
今回はアンサンブルの技法についてでしたが、今回も驚きあり、感動ありで盛りだくさんでした。
人の組み合わせを変えながら一緒に演奏していくのですが、その都度先生から色々なお題のシチュエーションや注意点をいただき、それらに着目しながら色々実験していきました。今回も参加者の方たちは上手な人ばかりで、その中で上手く吹けるか少々緊張していたため初めはおっかなびっくりで演奏していて、あまり合わせられている実感がありませんでした。「合わせよう」とか「絶対間違えないように吹こう」と思うと逆に合わせにくくなっていってしまって少し焦ってしまいましたが、先生の「間違えても大丈夫と思ってみる」「一緒に吹いている人のところまで意識を広げる」のアドバイスでそれを実行したところ、逆にすんなりとタイミングが合って演奏しやすくなったのには驚きました。
音程に関しても、初めは音程が合わせられなくてそればかりに意識が向いてしまっていましたが、実験で「相手の音に一音も漏らさず意識を集中して演奏」VS「相手の響きを認識する程度でOK」で比べてみたところ、前者ではすごく集中して頑張ったのに途中でテンポがわからなくなってストップ、後者では自然にアンサンブルが成立。音程も特に意識せず合わせられたという結果でした。一生懸命の方向を間違えることでもたらす結果には驚きました。
その他に、別の課題を演奏しているとき、初めは合わせにくかったのですが、先生の提案で、「今一緒に吹いている相手とはもう二度と一緒に演奏できない、これが最後の演奏だと思って吹いてみる」「この曲はもう一生演奏しないつもりで吹いてみる」を想像してから演奏してみたときの変化には驚きました。そのことを考えてもう一度吹いてみようとなったとき、急に演奏に対する意識が変わりました。まず一緒に吹いてくれる共演者の存在がすごくありがたく感じて、曲に対しても愛着が凄く増して、この時間を一緒に大事に演奏したいと感じて吹くことができました。「この音が合わなかったらどうしよう」とか「この箇所一緒に盛り上げられるかな?」とか考えなくてもお互いどう吹きたいかがピッタリと合って今までにない素晴らしいアンサンブルができたように感じました。演奏してゾクゾクするような事は体験したことがなかったので感動的で衝撃的でした。
この経験で、自分が今まであまり共演者や音楽に対しての意識や感謝や喜びが足りていなかったことがわかりました。この事は今後に活かしていこうと思います。
そして最後に、「レッスン室が●●ホール(みんなの吹いてみたいホール)だと思って吹いてみよう」で、参加者全員で合奏してみましたが、本当に響きが素晴らしかったです。素敵なホールでみんなでスポットライトを浴びて最高の演奏をしている光景が思い浮かんで、それが演奏にも現れて楽しくて感動的でした。充実した演奏をしたなぁと感じることができました。
●取り入れていきたいと思ったことがありましたら教えてください。
「AT」今回学べた座り方を普段の合奏でも活かしたいです。自分にぴったりの姿勢が見つかったので「これで良いんだ」と安心感が持てました。
「CLA」演奏時の意識の向け方、演奏できること自体を感謝して楽しんでいこうと思いました。
●その他何かありましたら自由にお書きください。
参加者の一人とLINEをしていたときに、合奏で悩んでいると聞いた際に何気なく「AT使って楽しく演奏できたら良いですよね」と伝えたところすごく喜んでいただけたのが嬉しかったです。
人にそう言いましたが、自分でももっと活用していけるようにこれからも色々勉強していきたいです。
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