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ルックバックの何がいいかおためし言語化

5回くらい見た結果、冒頭や後半の藤野のブースト状態みたいな時が一番好きで一般的に有意義とされることよりも描くこと、上手くなりたい負けたくない気持ちに一心不乱になっている姿に泣ける。
自分より上手いやつがいること、そんなやつが純粋無垢なきもちで褒めてくれて描くことへの支えになってたのが泣ける。
負けたくない気持ちと嬉しい気持ちが共存してるのが泣ける。
描いても何も役に立たないが、お前がいたから描き続けていたのが泣ける。
ライバル以上の存在。
決して京本をおとしめたりしない。あくまで気持ちでは負けてない。自分を諦めてない。
褒められて調子乗る。自分みたい。後ろ姿が一緒だ。
あと藤本タツキ先生が同い年。
それもほんのり悔しいのもあり、尊敬するのもあり、結果終始泣く。


と書き殴ったけれど、どこかで藤野と同じようなフェーズがわたしにもあった。
小学生のとき学年新聞で朝顔の絵が隣同士になった同級生の絵が私と違って柔らかで上手だったときの気持ち。
絶対誰よりも絵が好きなのにぜんぜん入選しないときの気持ち。
1人で黙々と描いてたけど、ある日すごく絵の上手い誰かに凄い勢いで絵を褒められて、照れながら謙遜し、描いてて良かった、まだまだ上手くなるし描けるし!?と思えたときの気持ち。
伴走者はいないけれど、まだまだ私は描けるという祈りみたいな気持ちで描き続ける気持ち。
それを再認識させてくれてありがとう。

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藤巻佐有梨 | atelier fujirooll
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