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じかんの表現
最近更新されない自分の中の知識だけでは
心も動かないまま絵を描くだけでは
辛いと思うようになってきました。
フィンランドに留学していた時は
見るもの全てが新しく、風景も文化も輝いて見えて
死ぬほど描きたいことがあってたまらなかったことを思い出したからです。
今は積極的に何か心の刺激を求めてインプットをしています。
すごく好きな漫画があるので紹介します
黄色い本/高野文子
本を読む時間を漫画で経験するっというすごい経験をしました。
私は漫画素人、批評素人、何もかも素人なのですが
ただただここで書けることは、漫画で時間を感じることの凄みを知ったのです。
私も時間を描きたい、空気を描きたい
コマで描いてみたいと思うようになったのもこの本を手に取ったのがきっかけです。
雨を描いた絵
ひとつ、コマを足して
途端に何か動きが見えるようになる気がしたのです。
どこを切り取って繋げようか
おもしろいなぁ、おもしろいなぁ
とワクワクして描きました。
わたしにはひとつ
(とは言えず恥ずかしながらたくさんありますが)
ちょっとした欲望があります。
今まで描いた絵には、必ず背景に物語があると思っていて
その前後で短編のアニメーションを作ってみたいという欲望です。
なのでこの絵一枚とりあげてみて
この人が日常で、どの瞬間に雨にきづいたのか
なぜ見上げるのかその時の心は何を感じているのか
時間を加えて物語を描きたくなったのでした。
fujirooll
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