7/19SHOWROOM配信振り返り・ポイントレースは本当にファンと演者を幸せにしているのか
このnoteは、配信で喋ったことをまとめているというより、配信で話したことでより深まった自分の考えを改めてまとめ直しているという感じなので、配信と喋ったこととは結構全然違うことを書いてます。(今更の説明)
今日の配信で話したこと。バックゼロの課金要素ありのミスiDチアーズのポイントレースで負けたらファンがつぎ込んだ気持ちやお金はどこに行くんだろうか。エントリーした女の子側に何が残るんだろうかという気持ち。
私がそう思うのはライブアイドルの女の子達が疲弊してやめる要因、ファンは演者のためにお金を払ってるのに、それがほとんど本人の手に渡らなかった、ということも多分にあったからなんじゃないかと考えているからで。
あとライブアイドルブームを振り返った時、課金レースもいっぱいあったけど、それが最終的にちゃんと何かになっていたたんだろうか?という気持ち。
一位になってなんらかの副賞を得てはい終わりじゃなくて、「その先」まで考えて課金レース組んでたオーガナイザーやプラットフォームはあの頃ちゃんと存在していたんだろうか。それも結局オーガナイザーやプラットフォームだけ儲かって肝心の作り手や演者にはあまりお金が入らず疲弊していく悪循環の一因になっていなかったか。
「その経験から新しいチャンスを掴めるかどうかは本人の努力次第」はあまりに無責任じゃなかったか。
(そういう意味で雑誌の専属モデルになれるポイントレースとかは一番「その先」が考えられているってことかもしれないね)
そういう話を今日はしたような気がします。でもその上でじゃあどうあるべきなのかについてを考えたり言ったりできてなかったなあということを反省し…。
ポイントレースであっても課金が発生しているなら演者に対して妥当な割合のバックがあってしかるべきだろうということはまずひとつだよね。
もうひとつはそこでバックがあったとして、ミスiDにしてもSHOWROOM(とSHOWROOMでイベントを主催するオーガナイザー)にしても、もっとそこで才能を発揮した人を世の中に届けるためのより強い影響力を持つメディアとしての機能を持てていれば、「賞を取ってそれで終わり」じゃなくて、その先を用意できるってことになるんじゃないのかなという気がする。言うは易し行うは難しかもしれないけど。
だから私もミスiDに出る目的、「生身じゃなくてもいい」という選択肢を広く届けたいということが一つだけど、さらにその先で何をしたいかっていうと、そういう影響力のあるメディアに自分がなりたい、作りたいってことなんだと気づいた。
だから可愛いお洋服を着て「今日着てるお洋服はここのお洋服です」って写真と販売URLを合わせて紹介している今はその小さな一歩だと思うし。
ミスiDで既存のメディアにはまれない人も、VTuberやバーチャルアバターで活動している人も、才があっても出ていける先が少ないみたいなところがかなりあるから、なんか世へ出ていける先のひとつを私が作りたい。しかもクリエイターや演者のみなさんができるだけ潤う形で。それがミスiDの先にある私の大きな目標だと気づいた。