「誰かと本当の友達になれるチャンスなんてそうそうないのよ」(スキップとローファー感想7)
今回はScene15「いろいろの夏休み」について!
劇的な回!
みつみちゃん達は夏休みのお泊り会でぐっと距離が近づいて
結月ちゃんが上手くいかなかった中学時代の話とかを聞かせてくれて
たしかにお泊りって「学校じゃ話して来なかったこと話してもいいかな?」っていう気持ちになるもんね
誰かと仲良くなる瞬間って、本当に心の底から気が合うかどうかよりもそういうタイミングの方が大事なこと多いよね
「たまたまその年同じクラスだった」とか
「席が近かった」とかからはじまって、お互いしか知らない秘密(ってほどのことじゃなくても)を共有してより親密になったり
学生だった頃の私は、たまたま同じ地域で同じ学校に入ったから、同じクラスだったから、一人で行動するのが嫌だからっていう理由で誰かと仲良くしようとすることが、なんだかすごく不純なことのように思えて誰とでも少しずつ距離を置いてしまっていた気がするけど、でも今思えば別にぜんぜんそのぐらいの理由で人と仲良くなってもいいし、仲良くなる最初のきっかけなんて本当になんでもよくて、気が合うかどうかなんていうのはそれからの話だよね
当時は「本当に気が合う人を見つけて、その人と仲良くなりたい」と思ってしまっていたけど、それは順番が逆だったのかもしれないなと、みつみちゃん達を見ていて思う
そしてみつみちゃん達は楽しい時間を過ごしていたけど、ミカちゃんは家族で外食ということで先に帰ることに
展示会に向かうナオちゃんと一緒にエレベーターに乗るミカちゃん
速攻でミカちゃんの腹を見抜くナオちゃん、さすがであります…
図星のミカちゃんにナオちゃんは促す
「誰かと本当の友達になれるチャンスなんてそうそうないのよ」って大人のナオちゃんが言うからこそ効く……
本当にそうだよね
そのナオちゃんがミカちゃんの背中を押したおかげでミカちゃんも含めてみつみちゃん達は楽しい時間が過ごせて仲が深まって
すごく良いなと思った
尊い時間