「基礎からのIT担当者リテラシー」読みました!
これまで「情シス」「コーポレートエンジニア」に関わっていながら、SFA/CRMしか触れてこなかったので、自分の知識をもう一度整理し直すために手にとってみました。
結論からすると社内システムに関わっている人には、エンジニアはもちろん、システム企画職やマネジメント層な方にも「ぜひ一度読んでもらいたい!」という気持ちになりました。この一冊を読んでいるかどうかで、共通知識が整理されて、コミュケーションの質が段違いに向上し、より業務効率の向上を進められるのではないか、と思いました。
自分の場合「SFA/CRM」に特化した「情シス」として動いてきていたので、インフラ、セキュリティ周りとなってくると、とたんに手が進まない、どう考えていいかわからない、というのがここ最近の業務上のネックに感じられていたのですが、社内インフラ/セキュリティの章が用語もわかりやすく整理されていて、イメージ図も把握しやすかったです。
個人的に、VPNとか電話回線などに触れることは業務の中ではほとんどなかったので、なんだこの使いにくさ・・・と思うことはしばしばあったのですが、仕組みを理解すると、確かにこれはボトルネックになるけど、じゃあどうやったら良いんだろう・・・と考えを変えられるようになりましたね!
逆に「業務システム」「開発の外部委託」などはスッと入ってきて、そうそうこれこれ!という感じで読めたり、マネジメント職の人たちへの伝え方を考えることができたり、自分の知識を周囲にどう広めるか、というところの参考にできそうだなーという気持ちになりました。
上司がエンジニアじゃないのでどうやって伝えるか悩ましいところもあったのですが、「この本をまずは一度読んでほしい!」でコミュニケーションコストを削減できそうだな!と思いました。
このシリーズで「業務システム」をもっと深堀りした本が出てくれると、うれしいなーと思ったりもしましたねw
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