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箱根激坂王へ

本当は「激坂最速王決定戦2022@箱根ターンパイク」というのが大会名称。

仮想箱根駅伝5区として学生ランナーたちが鎬を削ることで有名なレース。
実は、登りだけでなく、下り、ピストン(登って降りる、つまり往復)、
そしてダブルピストン(2往復!)とウォーキングの5部門が開催されており、(下りとダブルピストンは今年から新設とのこと)色々な人が楽しめる。

今回、大会の協賛をしていたJOODANがこの日のために結成したTEAM JOODANのひとりとして、僕も出場した。

レースのエグさが目につくけれど(僕もそう思っていた)、実際は「箱根ターンパイクを参加者で独占できる」ことが最大の魅力だと思う。

僕は登りの部に出場。

荷物を預ける関係で手ぶらで走ったので写真を撮ることは叶わなかったが、途中に相模湾を一望できる絶景スポットがあり、タイムを競うつもりがなければ景色を楽しみながら走ることができる。

登りの部はシンプルかつメインレースの位置付けだと思うが、フィニッシュ後に下山バスに乗り会場付近(かまぼこの鈴廣さんの大型駐車場にて下車。会場までは徒歩10分〜15分)までの道のりがとても混むこともあってか、だったら走って降りちゃえばいいじゃんということで?今年はピストンの部が一番参加が多かったようだ。


TEAM JOODANはくれいじーかろ君はじめ個性豊かなメンバーが走った。

また、JOODANからのメッセージが道路上にいくつもあったのだけど、早朝から準備していたのを知っているので、気づいた人がいたら嬉しい!

僕は基本的にトレイルレース以外に出ることがあまりないので、今回の激坂王は景色も素晴らしく、個性あふれる感じが程よくとても楽しめた。機会があれば是非来年も走りたい。

余談:レース中に緊急車両が後ろから来たので前にいるランナーに向けて「救急車くるよー、左に寄ってー!」と呼びかけた。その後、スルスルと僕の横に1人のランナーがやってきて声をかけた。「僕、医大生なんです。こうやって走りながらでもできることあるんですね!」と。何気ない行動が誰かのためになるのは嬉しい。僕はこれからも自分のスタンスでレースを走り続けようと改めて思った。


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宮地藤雄(みやちふじお)
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