メルカリにハマってる話
お久しぶりぶりブリオイグレシアス。
休止するつもりはなかったのだが、しばらくネットでの活動を休んでいた。
YouTubeのゲーム実況チャンネルも、歌チャンネルも、Xも、放置しまくって、気づいたら2ヶ月も経つ。
noteに至っては4ヶ月ぶりの投稿である。
娘の受験で心の余裕がなったというのが一番の理由ではあるが、SNS疲れというのもあったかもしれない。
娘も無事志望校に合格し、色々と落ち着いてきたので、またゲーム実況を再開したいなという気持ちがうまれてきた。
しかし、ゲーム実況の動画作成にあてる時間がない。
メルカリにハマってしまったからだ。
メルカリを始めたのは3月の終わりごろ。
娘の受験が終わり、さてゲーム実況でも再開するかと思ったがしかし、最後に投稿していたパリアの続きを編集するも、全く面白いと感じられない。絶対くると信じていたパリアというゲーム。全然人気ないじゃないか。期間が空いてしまったのだから、どうせならここでチャンネルの方向性を転換するのも良いかもしれない。
面白いゲーム実況とは?
面白いゲームとは?
などと考えていたらまったくやる気が起きなくなってしまった。
そんなとき、息子が乗らなくなったキックボードを処分することになり、どうにか売ることはできないか…などと考えていたらメルカリを思い付いた。
これまで何度も頭には浮かんだものの、知らない人とのやりとりや出品のめんどくささなどが億劫で手をつけてこなかったメルカリ。
私なんかに出来るだろうかと不安になる。
そこで経験者の姉に聞いてみた。
すると姉は「めっちゃ簡単やで」と背中を押してくれたのだ。ほなまぁ、やってみるか。
ってことでとりあえず、調べてみるとキックボードは、送料や梱包のハードルが高いことがわかった。
そこで記念すべき初出品は、夫の母から頂いた春物のカットソーにした。
せっかく頂いたけれど、どうにも私に似合わないので新品のままタンスの肥やしとなっていたもの。
写真をとり、説明をかき、シールを貼ってポストに投函するだけでいい匿名配送のゆうゆうパケットポストを選択し、出品した。
数日後、「購入してもよろしいですか?」とコメントがつく。いい。いいに決まっている。なぜ聞いてくる?と思いながらも丁寧に返信し、取り引きを成立させて発送した。
調べてみると、なんとコメントせずに購入(いわゆる『即購入』)すると怒るヤカラがいるらしい。相手の方に失礼があってはいけないので、メルカリルールみたいなやつを検索して自分なりに勉強もした。
後日初出品したカットソーを購入してくれた方から高評価とともにコメントがきた。
「とても良い状態でした。たくさん着たいと思います。ありがとうございました」と。
私は思った。
なんじゃこりゃ?
民度が低く、値切るやつばかりで、面倒なことしかないと噂で聞いていたメルカリ。
全然ちゃうやないか。
その後も息子の履かないままサイズアウトしたスニーカー、サンプルでもらった化粧品、読み終わった本、子どもたちのお下がり服を次々に出品した。
なんもかんも驚くほど簡単に売れてしまう。
ゴミ同然で押し入れの奥に放置されていた物品が宝の山だったと気づかされた。
購入してくれた方からは好意的なコメントしかこない。
「探していたので嬉しいです」
「状態が良く満足です」
「迅速な発送、丁寧な梱包ありがとうございます」
家のなかは片付いていき、暖かいコメントに心は満たされ、さらにお金がもらえるなんて。
こんな世界があったのか…と、48才にしてカルチャーショックを受けた。
家族もこれには協力的で、「これも売れるんちゃう?」などと物品を提供してくれる。「ママすごいな!」と褒めてもくれる。息子には「勝手に売らんといてな」と警告されたが。
メルカリを始めたことで、物の大切さを改めて考えるようになった。ほんとうに必要なものとそうでないものが、「売れるか売れないか」という基準によってうまく線引きできる。
売れそうなものはもう一度使えるか向き合い、売れなさそうなものは未練なく捨てられるようになった。
もっとはやく始めれば良かった。
とりあえず季節が一周するまでは、家のなかのものをメルカリで断捨離しようと思う。
1ヶ月半でこれだけたまったメルカリマネー。
たくさん貯まったら、新しい洗濯機を買おうと思っている。
ゲーム実況チャンネルを再開するのはもう少しあとになりそうだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?